~鬼滅の刃からの学び⑩~考えても仕方のないことは考えるな
~お読みになる前に~
基本的にテレビアニメ立志編と劇場版無限列車編を観た上での、個人的な学びや感想、気づきを書いています。
ネタバレがあることと、知識が充分でないことをあらかじめご了承ください。
前回の⑨からなんと、
1ヶ月経過してしまいました・・・
今回も劇場版無限列車編から、
400億の男、煉獄杏寿郎さんからの学びを
お話していきます。 個人的には、
煉獄さんって人は神の領域です❗
両親以外で尊敬する人BEST5に入りそうなくらいです。
実在する人物じゃないのに😳
劇場版や原作をご覧になった方なら
既知の話になりますが、煉獄さんの名言というのは数知れずあります。
「俺は決して挫けない!」
「俺は俺の責務を全うする!」
「燃えるような情熱を胸に、頑張ろう!」
自分を奮い立たせたり、
励ましたりする言葉。
強い煉獄さんを象徴する感じですよね。
まじめさ、責任感、仕事への情熱、
諦めない心、明確な目的意識。
そして煉獄さんが強いのには
理由があります。
いろいろな要素があって、煉獄杏寿郎という人は強いんだと思います。
自分一人で強くなったわけじゃない、
周りの人のおかげ。
なので、
煉獄さんは感謝の気持ちや人を信じることも持ち合わせています。
「俺のほうこそ、あなたのような人に生んでもらえて光栄だった」
「お前には兄がいる 兄は弟を信じている」
「俺は信じる、君たちを信じる」
人への感謝や信じる気持ち。
心で思っていても、恥ずかしかったり、
「自分なんかが」と自己卑下したりして、
口に出せないことってありますよね。
でも煉獄さんは、
それをシンプルに素直に言葉に表します。
言葉に表すから、
相手にも明確に気持ちが伝わります。
至ってシンプルで、
あるべきコミュニケーションスキルです。
(牛鍋弁当?を食べて、
シンプルに「うまい!」も連発)
確かに、言われたら嬉しいですよね。
自分が言われて嬉しいことは、
少しずつでも相手にもしてあげたい。
職場でも家族にも、私も「ありがとう」って必ず口に出すようにしてます。
それで相手が笑顔になってくれると
尚嬉しい❗
あと・・・面倒見のよい煉獄さん。
お節介にならないのは
ひとりひとりをよく見て、
相手を尊重しているからだと思います。
「老いることも、死ぬことも、
人間という儚い生き物の美しさだ」
死を美化しているわけではありません。
若くして亡くなった母、
同志である柱たちゃ鬼殺隊の仲間、
柱までなったのに今はふさぎ込んでいる父、
色々な人を見て、
限りあるそれぞれの人生での懸命な生き方をすることがいかに大切かを煉獄さんはわかっているから、こういう言葉が出てくる。
年齢を理由にして自分を制限したり言いわけにしたりすることは、
意味がないかもしれないって感じます。
煉獄さんの中では懸命に生きることが大切なのであって、年齢は関係ない。
「胸を張って生きろ」
「(弟の千寿郎には)自分の心のまま正しいと思う道を進むよう伝えて欲しい」
煉獄さんは、なにかを成し遂げる時、
地道な努力が必要なこと、
その積み重ねが大切なことも話しています。
「常中ができるのは感心だ。
それは柱への第一歩だからな」
「昨日の自分より確実に強い自分になれる」
よく本のタイトルやWEB広告で
「1週間で●●になる」「3日で●●!」
のような、短期間で事を成し遂げられるような誘い文句が多いですが、
実際に短期間で達成するのは難しいし、
それを継続するのも大変です。
だから人は、
挫折したり諦めたりしてしまう。
柱への道は1万歩あるかもしれないけど、
一歩一歩積み重ねていくことが大事で、
その積み重ねの結果、やる前の自分とは比べ物にならない自分に到達することができる。
そして、
一歩一歩踏み出すたびに、
そのことを称賛する。
私たちも実際そうやって生きていますよね。
仕事や生活で「当たり前」にやっていることの多くは、最初からできていたわけじゃなかったはずです。
そして、やる前は
「こんなの無理」
「自分にできそうもない」
って言ってるけど、
やり続けていていたら、
知らない間に出来るようになっていた。
物事ってそういうもんだと思います。
だから、
出来るのは「当たり前」じゃなくて、
出来ることや経緯が素晴らしいし、
その一歩一歩は自分で自分をほめていい❗
そこを再認識させられたような気がします。
そして・・・
私の中で特に響いた言葉が二つあります。
「考えても仕方がないことは
考えるな」
魘夢により眠らされて見た夢の中で、
弟の千寿郎くんを目の前に
煉獄さんが心の中で自分に言った言葉です。
私は時々、考えても仕方のないことで悩んで立ち止まります。
まだ未確定のことなのに、
相手に確認していないのに、
やってみなければわからないことなのに、
余計なことを考えて悩んで落ち込み、
ひどいと抑うつに至ってしまいます(メンタル不全なので)。
でも、元気になって思い返すと高い確率で、思い過ごし、思い込み、取り越し苦労だったことなんです。
だから、
考えても仕方のないことだったのです。
行動によって起こってしまったことではなく、起こる前のことなのに。
映画を観てから、煉獄さんの言葉を時々心の中で唱えるようにしています。
そうすると、狭い部分にしか行かなかった視野が開けてきて、気持ちが楽になるんです。
そして。
「君が足を止めてうずくまっても
時間の流れは止まってくれない
共に寄り添って悲しんではくれない」
いつまでも悔いてしまうような過去。
時々、ひょんなことで思い出して
自分を苦しめてしまうことがあります。
それでも時間が過ぎていく。
でもしばらくその苦しみに停滞してしまう。
過去を変えることはできないのに。
どんなに苦しくても、打ちひしがれても、
命あるかぎりは生きていかなきゃいけない。前に進むしかないんです、やっぱり。
そしてどうせ前に進むなら、
その苦しいままじゃ嫌だもん。
嫌な過去は変えられないけど、
印象は変えられる。
そこから前に進む気づきを得ればいい。
一歩一歩でもいいから、
成長していきたいって思う。
煉獄さんには、
自分の人生を、自分らしく、誠実に懸命に、 生きていくためのエッセンスをいっぱいもらった気がして。
鬼滅の刃に出会って、煉獄さんを知れて、
本当に良かった。
ということで。
一旦「鬼滅の刃からの学び」は
お休みしたいと思います🛌
10月からスタートする遊郭編も、
いっぱい気づきを得るでしょうから、
またいつか続きをお話しますね。
ありがとうございました。
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