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至福の時間✧♡

 朝、温泉から上がると、旦那と顔を見合わせる。
「今日も最高だったな」

 朝の7時半から9時まで、温泉で、禊払いを済ませて家に帰る。

 帰ると、旦那はブランチの準備、私は洗濯機を回し、サラダを準備する。レモンをレモン絞りにはさんでぎゅううううと汁をサラダにかける。

 準備が出来て、頂きます。

 まず、一番初めに熱い味噌汁を啜る。
 味噌汁とは、命のスープだ。
 わかめとか、小松菜とか、大根とか、ネギとか、なめことか、豆腐とか、その時々の具から、出汁が浸みだして、ふくよかな味の味噌汁である。

 うみゃい!

 そして私は先ほどレモンを絞って、マヨネーズかドレッシングをかけたサラダを食べる。野菜は取るに越したことは無い。食べれば食べる程、痩せるのが野菜という不思議な食べ物。しかも、野菜には独特の噛み応えがあって、しゃりしゃりと咀嚼回数を増やせる。私は人参とか、きゅうり、カイワレ、レタス、ベビーリーフ等、その時々の新鮮だったり、安い野菜を組み合わせてサラダを作る。1年間を通して生野菜を食べれたのは正解だった。
 旦那が焼いたベーコンやハムがサラダに彩を添える。共に食べるのにピッタリだ。

 そして卵焼き。
 ネギが入っていたり、えびが入っていたり、目玉焼きだったり、スクランブルエッグだったり、少しずつ違う。
 ご飯と共に海苔にまいて、食べる。

 うみゃい!

 のりたま、のりたまといいながら、海苔と卵とご飯のコラボを楽しむ。
 さて、いよいよ最後は、大御所、納豆の登場だ。
 私は110回かき回すことにした。小口ネギに、たれとからしで納豆を混ぜる。よく粘りが出たら、ご飯にかける。

 そして、ご飯と、よく混ぜる。

 それを海苔で巻いて口に運ぶ。

 うみゃい!

 途中で、五戸の道の駅で買ってきた南蛮味噌をご飯に投入、すこし味変する。旦那が一足先にご馳走様をして、立って、ちゃわんを水につける。私はちょっと遅ればせながら、納豆ご飯を楽しむ。
 いよいよ食べ終わり、ご馳走様でした、と感謝。

 毎日、ほぼ、変わらないメニューながら至福の時である。
 すごく美味しい。

 毎日、美味しい味噌汁や卵焼きやハム炒めを作ってくれる旦那に、ありがとうと言う。旦那も、俺は本当に偉いなといって、お米を研いで準備したり、いつもごはん支度をしている。いやはや本当に有難うだ。
 感謝の念にたえない。
 いつの間にか旦那が料理担当で、私が掃除担当になった。

 働いている時は、夜ご飯しか一緒に食べなかったが、今は、ブランチと晩酌、2度、2人で食べる。

 この時間がなんとも、至福の時だ。
 地球最後の日がやってきても、最後の晩餐は、納豆ご飯と味噌汁、と決めている。

 淡々と、いつも通り、食べる✧♡



 1人の時間、大切にしている時間、至福の時間。
 どの時間も、書くのが楽しかったです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
 虎吉さんの温かいコメントが頂けるのが嬉しく、3回、参加させていただきました。有難うございます(⋈◍>◡<◍)。✧♡💖