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なんかスキ

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よくわからないけど、スキだと直観的に感じた記事を集めてみた。  何がスキなのかは、集めているうちに気が付くかもしれない大笑。
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2023年12月の記事一覧

【雑記】12/1 私の最愛海外文学十選

最近面白そうな企画を拝見したので、触発されてやってみようと思います。 あれこれ考えすぎて選べなくなりそうなので次の方針を決めました。 ・「私の好きな海外文学」と聞いて条件反射で頭に浮かんだものから選ぶ。 ・ぱあっと浮かんだものが10を超えたので、テーマごとに「自分の人生やその後の考え方の基礎となったもの」という観点で選ぶ その結果がこちら。 ストーリー・ガール L.M.モンゴメリ 著 新潮文庫 おちゃめなふたご エニド・ブライトン 著 ポプラ社文庫 風にのってきたメ

自分からフォローしなくていい

やくさひろです。 ガラケーからスマホに変える時期も遅かったし、仕事でしかSNS活用をしたことないし、個人アカウントなんてもってないし。 元よりSNS全般が苦手です。 やくさ鍼灸院の症例事例としてInstagramフィード投稿を継続的に発信しておりますが、鍼灸院をしていなかったら絶対やっていない。 流れてくるストーリーやフィードは 「きれい、かわいい、羨ましい、素敵、憧れ、金持ち、スタイルいい 私、俺仕事頑張ってます+ビジネスコンサル系投稿」 が凝縮された人間の欲を思いっ

乳母猫と生まれ変はり

或る人から、妻とのことで質問を受けた。 ちょっと話がエグイから、こっちで返事しようっと。 妻との出会ひが、一種のシンクロニシティなんぢゃないかといふ件。 シンクロニシティのことはよくわからなんですが、ちょっと気になってることはあります。 乳母猫が亡くなった年と妻が生れた年は近いか、重なってて。 これ、割合、最近気づいた。 さうなると、わたしは、乳母猫と結婚しちゃってることになります。 エディプス・コンプレックス(知らずに実の母親と結婚したオイディプスがお父さんを殺しち

乳母猫

 わたしは人間としてまったくダメな人間だ。  これは辛い。人生は失敗の連続だった。もう歳だから、挽回のしようがない。  妻に慰めてもらはうと思って 「ぼくの人生は失敗だった」と言ふと 「さうね」 とあっさり肯定する。  そのままではあまりに寂しいので、なんとか少しでもウソでもいいから「そんなことはないでせう」と言ってもらふために、 「誰にも好かれない。一人も友達がゐない」 と言ってみた。  すぐに、 「さうね、ゐないわね、友達」 と返答された。  さうだった。わたしには、友達

八戸グルメの衝撃

先日、初めて青森の八戸(はちのへ)に行ってきた。 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」と川端康成は言うていたが、トンネルの向こう側が雪国なのは何も湯沢ばかりではない。 暖冬といわれる関東を背に、しんとした静けさを抱く東北の地へ。 八戸駅に降りたつとレンタカーを借りた。ここでは車種以前に「4WD」がいいか「2WD」がいいかを訊かれる。もちろん前者だ。慣れない雪道を前にケチることはできない。 はじめに訪れたのは蕪島(かぶしま)神社。地元の人が大切にしている場所をま

父の背中は越えられない。

◾️思春期に手が掛からなかった。 ・昔、母は私にこう言った「子どもたちの中で、あなた(サイゴン山本)が一番手が掛からなかった」と。 ・親に歯向かうことなく思春期を終え、仕事や遊び等で真夜中に帰る日々が続き、母親に小言を言われる事が多くなった。 ◾️お母さんごめんなさい。 ・ある日私は母の小言に我慢できず、母が傷つくような言葉を選び、母を罵った事があった。母は黙っていた。 ・隣にいた父が口を開くが私を叱るわけでもなく、いつものような穏やかな口調と言葉遣いで、私にこう言った、「

50歳からは、アナザーラウンドでもうひと舞いを。

50歳になった。というわけで、それなりに「しっかりとおじさん」になったらすぐにしようと思って計画していたことがいくつかある。そのひとつは若い頃に気に入って買ったものの、自分の年齢じゃ身の丈に合わないと思って使っていなかった腕時計をつけ始めること。もう一つは、映画『アナザーラウンド』を観ること、である。長い目でみれば当然ほかにもいろいろと計画らしきものや指針はあるのだが、とにかく具体的で現実的、誕生日を迎えるとともに間をおかずすぐにやってみようと思ったのはこんなことであった。