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冬のわくわくセットやります


『はじめての入院日記』オンライン販売スタート

先日、日記祭にておひろめした『はじめての入院日記』(委託していた部数は完売していました!手にとってくださったみなさまありがとうございました!)を15日21時より個人オンラインストア「この星スーベニアショップ」にて販売開始します。よろしくおねがいします!
他店でのお取り扱いはありませんが、2024年1月14日の文学フリマ京都にも持ってゆきます!

中身についての記事はこちらです。


無いより、在る方がいい

入院日記後も引き続き療養が続いているので、今年は年越しで「公園」をひらくことを諦めました。一応年越しの予定も出来たのですが、年末年始がおそろしかったときの気持ちを忘れてはいなくて、届けられるものを作ることにしました。

12月30日、31日、年を越して1月1日、2日、3日の5日間、毎日ひらく手紙です。

「5日間への手紙」
紙製のファイルに入れてお届けします。表紙に箔押しシール付き。
中の封筒の色やデザインは変更の可能性あります。

あたたかい年末年始、たのしい年越し、もあるのだと思います。それでも、寄る辺ない年末年始もかならずどこかにあります。一年で唯一「人それぞれだよね」とは言えない、割り切れない気持ちになってしまう年末年始に対して、やっぱり今年も何もしないままではいられませんでした。
どこで誰といるとしても、ひとりでいるとしても、遠くへ行くとしても、5通の手紙なら非日常が去るまであなたの傍にいられる。ほんとうに必要な人にだけ届いたらいい。無いより、在る方がいい。
あなたのためではなく、私がそうせずにいられなかったことにお代金をいただくことはおかしいかもしれない。ごめんなさい。だったらいっそまばゆい年末年始をお届けしたい!!という気持ちで手紙以外もいろいろ入っている全部盛りとしました。ぴかぴかのキーホルダーと新春ことほぎくじもお届けします。
もちろん、年末年始をたのしくすごすぞ!という方にも手にとってもらえたらうれしいです。私の今年最後の務めです。

「ぴかぴかお守り」
全5種の言葉、全4種の光の中からおひとつランダムでお届けします。
あたらしい一年のための言祝ぎ。文字には金色の箔押しを施しています。
「新春ことほぎくじ」
短い言祝とラッキーヒントが書かれています。


これまで年末年始や「公園」について書いたもの、置いておきます。


ぴかぴかセレクトと新春ことほぎくじ

冬のわくわくセットは全部盛りと、「5日間の手紙」が入っていないセットもあります。キーホルダーと新春ことほぎくじだけのセット、その名も「ぴかぴかセレクト」!あたらしい年のお供にしていただけたらうれしいです。
目下ひらいていただいている「アドベントお手紙」の12月14日のお手紙としてお届けしたものと同じサイズのキーホルダーです。そうです…自分の分が欲しくてもう一度作ることに決めました…!!箔押しの文字が透明のアクリルの向こうできらきらするのがたまらなかったのです…。

言葉の面の紙は大好きな折り鶴再生紙「おりひめ」を使用しています。

言葉とデザインは「アドベントお手紙」のものから一新しています。あたらしい一年のために言祝ぎました。

「新春ことほぎくじ」も別売りであります。
こちらはひとまず28日で販売を締切りますが、年明けの発送とさせてもらって再び販売スタートするかもしれません。


2023最後の務め

また今年を振り返る記事の中で書こうと思うのですが、今年はほんとうにたくさん作りました!!!実は「アドベントお手紙」発送後、燃え尽きていたのですが、一週間ほど休んだ後やっぱり年末年始に届けられるものを作りたいと火が熾りました。「5日間の手紙」を手に取る方がひとりもいなくても、こうして「あります!」と言えたことが今の自分には大事でした。もしほんとうにそんな事態になったら来年はもっと手に取りやすいものを作ったり、早めにお知らせしたり、何か工夫できるかもしれない。いつかはこんな足掻きをしなくなるのかもしれない。それは私自身が過去を乗り越えたことになるんだろうか。わからないけれど、こころみることをやめたくないなって今は思います。

大丈夫はどこからやってくるのだろう。
あなたも私も、ただここにいるだけでいい。
「公園」をひらくことはできなくても、思いはいつでもあります。一緒にいることは、存在を抱きしめることは、いろんなやり方でできる。会わないままに、触れないままに、知り得ないままに、私はあなたへ「大丈夫」と伝えたい。いろんな言葉で伝えるから、きっといつかそんな気がしたらいいな。

いつもありがとうございます。
年の瀬のごあいさつはまたあらためて。


#年末年始の過ごし方

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