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5人のKing&Princeと過ごす、最後の年末《2023.1》

5人の決断を知ってからもうすぐ2か月 ───
この年末にかけて感じた私の感情を振り返る。


クリスマスや年末年始の特大音楽番組。
5人で挑む、最後の華やかなステージたち。
そこには、今までと変わらない
"アイドル"する彼らがいた。

12月23日。
最後のクリスマスのMステ。
海ちゃん初センターの、大好きな「彩り」を
初めて大勢の観客の前で披露。

自分で脱退する道を選んだのに、
切ない泣きそうな顔をする紫耀ちゃん。
メンバー大好き!って顔をする海ちゃん。
いつもみたいに海ちゃんを優しく見守る4人。
いつものそんな姿を見て
あまりにも「大好き」が溢れた。
「大好き」が溢れすぎて、この幸せに期限があることが
あまりにも残酷だった。

それ以外の歌番組では
ゴリゴリのダンスナンバーを披露し続けた。
「ichiban」「ツキヨミ」とか
彼らが魂を込めて創り上げてきた作品が
魂を削りながら積み重ねてきたものたちが
3人の手から離れてしまう未来が来るのかと、
胸が締め付けられて勝手に涙がこぼれた。

もちろん簡単な決断ではないと思うけど
彼らの今までの努力や想いも知ってたからこそ
やり切れない悔しい気持ちだった。

12月24日。
4か月連続リリースが発表された。
何とも言えない気持ちになった。
もちろん嬉しかった。
でも同時に終わりを感じて苦しかった。

大好きで愛しくてたまらない自担たちだから喜んであげたいのに、
喜んでほしいはずなのに、
喜んであげられない自分は最低だなって感じて
嫌でたまらなかった。

12月31日。紅白。
今までに披露したichibanの中で
ダントツで胸に込み上げるものがあった。

声出しとか表情とか目合わせとか
最高に気持ちよさそうにみんな踊るし
そんな全ての要素から
「俺らって最高だよな!!」ってまるで聞こえてくるようで
海ちゃんが最後に突き上げた「No. 1」も
最後まで長いお辞儀をする彼らも
本当に最高だった。

「いつかこの舞台に戻ってこようね、海ちゃん」っていう思いも重なって
23年の人生で1番熱狂して見た
紅白の、たったの一曲だった。

カウコンも、ギリギリまで行こうか悩んだ。
5人で最後のカウコン。
もう来年、その12月31日の大晦日に
3人の姿は永遠にない。
もう5人でのライブもないかもしれない、
"5人"には会えないかもしれない。
どれだけお金をかけてもいいから
無性に行きたくてたまらなかった。
5人での姿を目に焼き付けたかった。

でもたとえ行っても行かなくても
後悔するってわかってた。
だから
「行かない後悔」を選んだ。
来年も海ちゃんと廉ちゃんに会えると信じて
応援し続けていくために
今回は行くのを諦めた。

キンプリのSNSなんてめっきり投稿が減った。
「終わるってこういう事か、まあしょうがないよね。」
そう思ってたけど、
「ああ今までならここでストーリー出してたのにな」とか
「去年ならインスタライブあったのにな」とか、
そんな幸せが当たり前になって
欲張りになってたから
キンプリが遠くに離れていくように感じて
寂しくてしょうがなかった。

でも
すこしだけ大人になれてた私は
この2か月の間で
「決断に後悔なんてしないで」
「ファンに『ごめんね』なんて思ってほしくない」
そう強く思った

だって、いつもファンファーストを貫いてくれた彼らに
そんな風に思わせる資格はないって思ったから。
そして何より、彼らの人生の舵は
彼らが自分で取るものだから

正確に言うと、
悲しみばかりだったこの時間を過ごす中で
葛藤する毎日の中で
そう思えるまで回復した、のかな。
何より
紫耀ちゃんの変わらない大好きな優しさに触れて
そう思うことができた。

やっぱり私は、
悲しくたってつらくたって寂しくたって
どうしようもなく5人が大好きなんだって
嫌いになることなんてできないって
そう気づいた。

彼らは、
周りに「続けること」を願われているなんて
わかっていたはず。
ファンを悲しませるってわかってた。

それでも3人は、この決断をした。

所詮アイドルとファン。
当たり前に話したことなんて一度もないけど
今までに見て、感じてきた彼らは
ずっと理想の「King & Prince」を裏切らなかった。

そんな彼らが離れる決断をしたんだから。
ファンの私がたとえ苦しかったって、
「なんでこんな決断をしたんだ」って
怒りの感情さえ溢れてしまっても

そんな風に「自分たちのわがまま」だなんて
思ってほしくなかった。
思わせたくなかった。

ファンの自分中心な気持ちなんて置き去りにして、
自分の進みたい道を
我慢をせずに進んでほしいし
一度きりの人生の、貴重な時間を
"無駄な時間"にしてほしくない。

私は最後まで
彼らの背中を押し続けられる、
そんなファンでいたい。

彼らに今までもらってきたものが
あまりにも大きすぎたから、
感謝を死ぬほどしているから。

今こそ5人の背中を、
今まで彼がそうしてきてくれたように
"トントン"してあげたい。

そんな風に思っている。

まあ、こんな風にかっこよく言ってても
ほんと毎日のように泣いてるんだけど。笑

キンプリが活躍なんてしてくれなくても
そこにいるだけで、
わたしは彼らのことが無条件に大好きだよ

だからどうか。5人がそれぞれの道の先で
好きなように伸び伸びと
大きく羽ばたいてほしいな

優しさと思いやりに溢れた彼らがどうか、
自分以外の「誰か」のためじゃなくて
「自分」のために
自由に進みたい道に進んでほしいな

どうか5月22日まで、
5人の日々が楽しい思い出として
彼らに刻み込まれていきますように。

求めあうんじゃなくて、与え合う関係でいたいな。
海ちゃんが前にそう伝えてくれてたように。

大好きなきんぷりちゃんに、とびっきりの愛をこめて。
届くといいな、想いが。

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