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【映画12】ナイト&デイ(2010)

ふとアクション映画を観たくなる時ってありませんか?

銃を撃ちまくったり、上手く危険を回避しながら闘ったり、スリルを味わったり。
そんなアクション映画でしか解消できないストレスがありますよね?

この作品を観たのも、ちょうどそんな時でした。

「何も考えずに、銃でドンパチするアクション映画観たいな~」

この作品はそんな私にピッタリでした。
同じような気分の方にもぜひオススメしたいです。


※この記録にはネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。



◆あらすじ

どこにでもいる普通の女性、ジューン・ヘイブンス(キャメロン・ディアス)は妹の結婚祝いの準備のため飛行機でボストンへ向かっていた。その途中、空港でロイ・ミラー(トム・クルーズ)と名乗るハンサムな男性に一目惚れしてしまう。惹かれるジューンだが、実はロイは最近までCIA所属のスパイだった!
一度は関わらないと決めたジューンだったが、意思とは裏腹にロイと共に陰謀の嵐に巻き込まれていく。


単純にアクションを楽しめる!

冒頭にも書きましたが、私がこの作品を観たのは何も考えずにアクションを楽しみたかったからです。
スパイが作品のテーマの中に入ってると、意外にストーリーが難して無駄に頭使ったりするんですよね。でも、この作品は全然そんなことありませんでした。スパイ映画好きの方々には物足りないかもしれませんが、アクションを楽しむだけなら十分です!
アクション映画に求めているカーチェイスもあれば、機関銃乱射を切り抜けるシーンだってあります。まぁ、やはり一番の見どころはバイクの二人乗りで銃を撃つシーンですよね。
こういうアクション映画でのバディもの、結構好きです。今回のように男女だと『Mr.&Mrs.スミス』や『ツーリスト』(どちらもアンジェリーナ・ジョリーですね)、男同士だと『コードネームU.N.C.L.E.』や『シャーロック・ホームズ』が思い浮かびます。女同士のバディものは何かあったかな・・・?

主演の二人がやっぱり良い!

ストーリーが結構さっぱりとしていた分、主演のトム・クルーズとキャメロン・ディアスのお二人が良い味を出していました。
まず何よりトム・クルーズがカッコいい!一目惚れする気持ちも分かります。アクション映画を多数こなしているだけあって、安定感がありますよね。ロイはかなり有能なスパイなのに、最後ジューンに連れ去られてしまうんですよね。こういうギャップ良くないです(良い意味で)
キャメロン・ディアスはラブコメのイメージが強かったので、アクション映画に出ていたのが意外でした。でも、おかげで少しコメディの要素が混じっていて良い感じ。ジューンはどこにでもいる普通の女性という設定だったと思いますが、そんな彼女がロイに影響を受けてだんだんと強くなっていく様子が良かったです。

ラストが結構好き!

最初はロイに振り回されっぱなしのジューン。私も観ながら「いくらカッコよくてもこういうのはダメだなぁ」と思っていたのですが、後半は逆に振り回していきます。悪い奴らに捕まってしまったり、無自覚に誘惑したり(笑)
こういうやられっぱなしではなく、やり返すってところが良かったですね。
途中、ジューンが眠っている間に知らないところにロイに連れ去られるシーンがありました。そして、ラストでは同じことをジューンがロイにやって自分がやりたかった車での旅に出かける、というオチだったのですがこれが結構好きでした。

◆総評

全体を通して、とてもライトなアクション映画でした。
重いストーリーがあるわけでもなく、大きく不幸になる人がいるわけでもなく、難しくも無いので、ほんとうにさらっと観ることができます。
映画レビューサイトでは「中身がない」などとあまり評価は高くなかったのですが、このくらいの作品も正直必要です。大作や名作になると構えて観ないといけない気持ちになりますが、そうでなければより気軽な気持ちで観ることができるので。
デメリットとしては、あまり記憶に残らないので観たことを忘れてしまいそうなこと。でも、今回鑑賞記録を書いたのできっと大丈夫なはず!笑
もし忘れてしまったら、新鮮な気持ちでまたもう一度観てみることにします。

ちなみに、タイトルの『ナイト&デイ』のナイトは”夜”ではなく”騎士”のほうのKnightなのだとか。ロイの両親とみられる人たちの名前もナイトでした。そこと掛けてあるようです。
ピッタリな見出し画像があったので使わせていただきました。




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