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Best Part......その1シーンを切り取って。感じることに慣れてない人へ。

いま、自律神経系の柔軟性を取り戻すSomatic Experiencing(トラウマ療法とも言う)を勉強中だ。やっと3年目に突入し、いままさに5つめの合宿受講中。いつもは三浦半島のホテルにこもって合宿をしているのだが、今回はコロナのことがあって....なんと家からZOOMで参加。「オンライン・画面越しでこんなに繊細なことが勉強できるのか?」という不安と、「知らない経験してみたい」という好奇心。2つのビミョーな思いの中、重い腰をあげて参加した。

いま書いていてふと思ったのだが、私の通常のパターンとしては....、いいとか悪いとか、好きとか嫌いとかかなりはっきりしていて、物事を決断する時は、基本あんまり時間をかけない。そして決めたら猪突猛進。迷うことに使うエナジーよりも、そのことに集中して行動することにエナジーを使いたい。だから、今回のように相反するような2つの感情?思考?を持って、しかも長くその状態にいることは稀だ。だから正直、うろたえた。

さて..............これを神経系の状態で言い換えてみると....いつもの私のパターンは、Fight or Flight(闘争or 逃走)の交感神経優位で決断&実行するパターン。だから明確に二者択一。誰かに相談する間もない。そして選択したあとは、ネガティブな情報を無意識にシャットダウンして、自分の選択した方に100パーセントのエナジーを注いで猪突猛進する。自分で選択したことだから責任取らなくちゃ、絶対成果出したい!仲間の期待に応えたい!というこれもまた自分で作り出している無意識のプレッシャーを増幅させて、疾走して、さらに交感神経優位になって.....そして疲れ果てる時期がくる。1日16時間以上寝たりする。これが.....私の背側迷走神経がオンになり深めのゾーンに突入するということだ。 背側迷走神経とは副交感神経の1つで、消化や休息をつかさどるが、休息が深くなりすぎると何がおこるかというと....生理学上の話をすれば、呼吸が少なくなり、心拍が下がり、ただ生きることだけに必要なエナジーにすべてを集約する...ということは、限りなく死に近づくシャットダウン(凍りつき状態)=ものすごい疲労の状態だ。

 そして後者.......今回の私の神経パターンはどうなのか? Fight or Flightの交感神経がもちろんはじめは働くが、今回は迷いに迷って、1週間前になってまでいちばん信頼できるカウンセラーにまで相談した。これは腹側迷走神経という、人とつながることで生まれる副交感神経の1つを使ったことになる。哺乳類特有の迷走神経だ。カウンセリングは、敏腕カウンセラーのおかげで、相反するかのようなふたつの感情のうちの後者「知らないことしてみたい」の好奇心の幅が広げられた。ということで今にいたる。(ほんとに彼女はすごい)

という....私のいつもと違う神経系のパターンを使っての参加だ。だからまだ結果はわからない。どうなるんだろ。

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さて、話は変わるのだが、このSomatic Experiencingで、とても役立っていることがある。 私が日々行なっているボディチューニングはカラダを「感じる」ということに主軸を置いている。本当のこと言うと、動かすことよりも。しかし、はじめは、いや人によっては「感じる」ということが難しい、苦手、慣れてない方がいる。当然だと思う。私もこの「感じる」ということが、どういうことなのか、そして様々なアプローチを知りたくて、このSomatic Exprienching ということを勉強してみたいと思ったのだった。(いま、思い出した。Thanks!)

イメージを使って「感じる」ということを具体化する。たとえば、これはい心地いい・安心できる・Good Feeling♪なイメージ。

1)例えば.....この1週間にあった、楽しかった、興味を持てた、嬉しかった、Sweetな場面を思い出して、それをパシャっと心のカメラのシャッターにおさめる。写真に。
2)そしてその瞬間写真を眺めて、いま感じる自分のカラダの感覚を感じてみる。カラダのどこかの部分に起こるかもしれない、あるかもしれない何か、センセーション、色、形、動き、方向性、質感、重さ、イメージ、音、なんでもなんでも...

どんなに微細なものでも、探してみる。興味を持ってみる。あるかもしれないし......ないかもしれない.....。そうそう!忘れてはいけないのは、感覚がないっていうのも感覚だから。それは立派な無感覚というやつです。いいのいいの💓

でも、この感じることにstruggleしている方は、無感覚だからstruggleしているような気がしない。どちらかというとやり方に戸惑っているという方が多い気がする。感覚はものすごい早いものだし、瞬間移動だから、どこをどう拾っていいかわからない。だから言葉なんかにできない。なんて言っていいかわからないという方も多いだろう。そんな時はこの「心のカメラで瞬間写真」方式はとてもおすすめだ。止まる。留まる。私もどちらかというと、感覚がざざざざーっとものすごい速さで動いていくタイプなので(ということは頭の中も)、この方式がとても役になって気に入っている。これをやると、自分がマッハで通り過ぎていった瞬間たちも、もう一度、味わい直すことができる。その身体感覚を感じて寄り添い続けていると.......その時に気づかなかったこと........感覚から発生する感情とか思考とか、予想だにしなかったことに気付かされることもある。ない時もあるw

私は「いま」に止まることはけっこう得意だ。(まあ、それが仕事だからなあ)。そのはずなのに!ちゃんと味わってこなかった過去(シーン)もけっこうあることに気づいてしまった。や、不思議。そんな矛盾があるのか?「いま」をちゃんと味わっていたら、それは通り過ぎていったとしても、過去というファイルにちゃんと積み重ねられるはずだから........私は自分が思っている以上に、その時の「いま」を味わっていない時もあったのかもしれない。

見たくないこと、

聞きたくないこと.....

触れたくない、通り過ぎたい、知りたくない、かかわらない、なかったことにしたい.......人生を映画に例えるならば、そういうBitterなシーンだって当然登場する。その時の私にとっては、必死な生存戦略だったんだと思うとなんだかかわいそうだ。Good Jobだよ。そしてそれも私の人生の1シーン。なかったことにしたら、私の人生じゃなくなっちゃうのかな...とか微かに思ったりする。まだ微かにだけど。

Anyway..........

これを書いていたら、この曲を思い出した。

いやああああああああー、こんな素敵な人生の💋BEST PART💋だったら、一枚の写真なんかよりも連続写真、動画に!映画に!いや、シーズンものにしたいよねーーー。少しでも長く、甘美に、続いて〜〜〜〜。                  英語と日本語の歌詞の字幕が出るのでこのVIDEO貼り付けちゃいますが....

手持ちカップにきゅんとくる☕️

I know you are a  star 🌟🌟🌟🌟🌟

すきっ歯さえも🤎

ありがとう。

あの時言えなかったから、いま。

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