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長男の苦悩と母の見守り〜前編〜

2024.4.5 note


こんにちは。

昨年1月から12月まで、『サカママWeb』でライターをしていたときの記事をこちらに載せ終え…

新しい記事として、なかなか今の想いを
書き記せないでいました。

これからはこちらで
ぽろぽろと。

わたしのペースで綴っていきます♫


①長男(6年生)に立ちはだかった壁

サカママでの記事には、昨年夏にサッカーと次男(と私達両親)に訪れた一連の出来事を綴っています…。

それもわたしたちには乗り越える必要のある
かなり大きな出来事 だったのですが…

長男も、
5年生終わり〜昨年度6年生いっぱいにかけて、

本当に辛く分厚く高く大きな壁 が立ちはだかっていました…


ポジションは前でも後ろでもサイドが多かったです


うちの長男は、以前の記事 でも書きましたが…

典型的な長男タイプ。

外ではあまり強くは言わないけど、
内には熱い思いを色々秘めていて
「あーしよう こーしたい こー試合を組み立たい」と展望をもってる。

6年生後半になってくると、
瞬間的に頭を使って攻撃を組み立てたり…
得意の足を活かした駆け上がりと
ワンツーを駆使し、
裏抜けの仕方をマスターして、

一時期ググッとチカラを伸ばしました!
(…ように母には見えました。親バカ…!?)

家のことや、次男の送迎もバタバタするので
いつもはなかなか難しいのだけど、

練習をしっかり最後まで見に行けた日には
『あれれ???何か上手くなったな???』
『あれは本当にうちの子かしら????』
と頭が混乱することもあったくらいです。

学校の宿題も鬼のように毎日あり、
(TOTAL1.5時間は軽くかかる)

長男の性格的にそちらも決して
手を抜いたりサボったりせず…
『全て完璧に仕上げないと気が済まない』
目が開かないほど疲れているのに鉛筆を離さない
日も数え切れないくらいありました。


好不調の波はあったものの…

練習でも速さとキレを活かしたプレーが出来た
大事な公式戦でスタメンに選んでもらうことも
増えました。

兄弟が4年間で得た二重跳び大会のメダルたち
(学年170人のなかで…!)


思春期の不安定なココロ。
学校で冬期間行われる「耐久二重跳び大会」。
(息子たち200回超えの記録の持ち主なのです…
 日々練習するので筋肉痛とのバランスが大変)
練習内で起こりうるケガ。

そして緊張…。

なかなか大事な試合当日に、
心身ともに
「今日は出来るぞ!やってやるぞ!」と
100%で臨めることがなく…

どこかしら不安要素を持ちながらの
試合への送り出しが続きました。
6年生はとにかく公式戦が多かった!!

春から始まったリーグ戦に加えて、

ありがたいことに…別の公式戦でも
地区予選→県大会予選
→県大会決勝トーナメント進出

と進み、
県大会優勝が2回!
1年間を通してチームとしてたくさん試合の機会がありました。

それらの試合に対して。何度も何度も。

長男を
いち「選手」として臨ませることが
母の使命でした。

②その時の母…葛藤とサポートと見守り


もっといい写真を撮ってあげたいけど
試合中はとにかく祈っていて…これが精一杯。


母としては、
『自己肯定感が低めの長男にどうにか自信を』
『達成感が伴った成功体験を』

味あわせてあげたくて…

家の外では
表情や態度になかなか現れづらい息子

どうにか誤解されなくて済むように…

「ヤル気がない」「勝つ気がない」
「試合に出る気がない」と
思われなくて済むように…

何とかしようと。
余計な言動に決してならないように
極限気をつけながら…
見守るしかありませんでした💧

結果、
自分らしい、自分の武器を活かした
プレーが出来ずに交代。
ミスが続き厳しい言葉をかけられる。
なかなか試合に出してもらえない。

チームメイトへもちょっとしたことから不信感が生まれ、
(わずかなことに敏感になって、心を閉ざしてしまった様子)

悪循環が起こり、
長男はどんどん…どんどん…
自信をなくしていきました。

ストレスを感じている(疲れている)状態の時は、周りへの気遣いも優しい言葉選びも
なかなか出来にくくなってる。

これは大人でも同じ。

わたし自分がツラいのは、どうでもいいけど…

ツラそうなひとを傍らで見守るのは
100万倍ツラい。

③6年生の終わり=ジュニア世代の終わり と卒団式と…


気持ちもコンディションも上がらないまま。
チームへのモヤモヤを抱えたまま。

長男は卒団式を迎えました。


一人ひとりに向けて書いたメッセージを
集めて母たちから手作り色紙を渡しました

仲間への寄せ書きとコーチへのメッセージ。

この苦しいときに、何て書くのだろうと思っていたら…

チームメイトへはしっかり、
一人ひとりの特徴を踏まえて、想い出や
リスペクトしていること
普段言えなかったこと

うーん?なんて言いながら
丁寧に書いていました。

もう嫌だしんどい… と口では言いながらも

猛暑日にも雨の日も風の日も
激寒でしんどい日にも
ゲリラ豪雨にも負けず

一緒に4年間闘ってきた仲間。

漢字や言い回しが間違ってたらいけないと
国語辞典片手に長い時間かけて
書いている姿を見て、

我が息子ながらに関心しました…

卒団式では下級生のママさんが想い出いっぱいの
メモリームービーを作ってくれて。

「これからはそれぞれ違う道になるけれど」

「ずっと仲間だよ」

「ありがとう」って。

自分の心にシャッターを下ろしがちだった長男も、
刺さるものがあったようです。

6年生最後の公式戦を3月に終えて、
精一杯チカラを発揮できなかったこと
自分のONLY ONEな武器と特長を出せなかったこと……。

ショックと悔しさと自己嫌悪で沈み込んでいた
長男。

卒団式はひとつ
チームでの締めくくりと切り替えの
きっかけになりました。

④新しい土地で、新しい生活

そんなわけで、

今後の息子たち2人の将来と学校の進路を考えて

4年住んだ土地を離れて新しい土地で
新しい生活をすることに決めました。

その辺は…

後半編としてまたまとめます。

わたしたち親子の話を
読んでくださりありがとうございました!

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