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じゃあ、わたしがやりたいことって一体。

はて、わたしの本当にやりたいことって何だったっけ。

目の前のことにいっぱいいっぱいで、そういえばわたしは何のために今何をしているのか、よく分からなくなっていた。
何かやりたい気がするし、とりあえず動かなきゃいけない気がするし。でもそれって、どこで、誰と、一体何を…?

産まれたばかりの我が子のお世話をしていたら一瞬で時間が溶ける日々。果たしてこれで良いのだろうか。気が付けば何もしないままあっという間に育休の1年が終わってしまいそうなのが怖くて。このまま同じ場所に立ち止まっていることになんだか焦りを感じて、とりあえず何か動きたくて、久しぶりにオンラインのイベントに参加した。

書くこと、言葉を仕事にしている伊佐知美さん、夏生さえりさん、あかしゆかさんの3人の、SHElikesのイベント。
日曜日の午前中の約2時間。ぐずぐずしている生後2ヶ月の我が子を膝の上であやしながらの参加だったけれど、こんなに充実した時間を過ごしたのは久しぶりかもしれない。ものすごく満足度の高い時間を過ごせたなぁと思っている。

参加しただけで終わり、「良い時間だったなぁ」って思っただけで終わりにするのはすごくもったいないので、このイベントに参加してわたしが思ったことや考えたことをここに書き残しておく。


結局は、どれだけ行動できるのか

今回登壇されていたお三方は、皆さん言葉を仕事にしている人。自分がこうしたい!と思ったことをどんどん実現されていて、そのための手段として言葉を扱っている方々。
理想の暮らしや、働き方、あり方。それをそれぞれに試行錯誤しながら、たくさんのことを考えながら着実に実現されていた。

周りから見たら「才能があるからこんなことが出来たんだろう」だとか「もともとの素養がちがう」とか「人脈があるから」とか、そんなことを思ってしまってもおかしくない。
でも、そうじゃない。このお三方に共通していたのは、地道にコツコツと出来ることを続けていたこと。憧れを憧れで終わらせるのではなく「今の自分には何ができるのだろう?」と考え、そして行動し続けていたこと。

やりたいことを叶えて、華やかで楽しそうな人生に見える人であったとしても、その裏にはたくさんの挑戦と失敗がある。やってみて初めて「これは向いてなかったな」「これはちがったな」ってことに気づける。何が自分に向いているのかわからないから、どっちに一歩踏み出したらいいのかわからないから、ずっと同じ場所に立ち止まっていたら、結局何も変わらない。
今の自分を変えたいとか、新しい挑戦をしてみたいとか、そう思った時は、とりあえず行動してみること。完璧な一歩を踏み出すのではなく、とりあえず半歩だけ、みたいな感じで進んでみたら意外と思っていたよりも怖くなかったりする。
そんな小さなやってみたの繰り返しを続けていると、「これは嫌だったな」とか「これなら出来そうだな」みたいなのが分かってくる。

今はすごく見える人たちでも、みんなそうした地道な挑戦を繰り返し繰り返し行動してきたから、今があるんだなって思うと、なんだかちょっとだけ勇気が湧いてきた。


じゃあわたしは一体何がしたいのか?

何が向いているのか、どういう自分なら自分が納得するのか。わたしがやりたいことって、結局、何?

今まで色んなことをやってきた。会社員として働きながら、Twitterを頑張った時期があったり、ラジオで音声配信をしてみたり、動画を作ってYouTubeを始めてみたり、noteで毎日更新してみたり、オンラインコミュニティに参加してみたり、シェアハウスに住んでみたり、ライブハウスを借りて自分たちだけでライブを作ってみたり、カメラを始めてオンライン写真展をしたりZINEを作ったり。

色んなことをやってきた中で、一番強く思ったのは、「書くことを仕事にしたい」だった。
noteの毎日更新を始めた時は「ライターになれたらいいな」って思っていた。そう思って書く練習もかねて毎日更新を続けた。実績も何もないのなら自分で作れば良いと思って、このnoteを自分のポートフォリオにして「執筆実績はないですが、個人のnoteで毎日文章を書いています」とアピールして、ライターの仕事をもらった。
ネットオークションのやり方とか興味のない映画についての考察とかの文章を、頭をひねりながら書いた。そして、ちょっとだけ違和感を覚えた。あれ、わたしがやりたいことって、こんなんだっけ。
他にも小説を書くお仕事とか、とある企業の公式noteの執筆とか、色々書かせていただいて、気づいた。

わたしが書きたいのは、エッセイだった。
わたしがなりたいのは、エッセイストだ。

色々行動して、実際にやってみたから気づいた。とりあえずnoteを書いてみるという一歩を踏み出してみたところから、色んなものにつながって、ああでもないこうでもないってたくさん心の中で葛藤して。この数年たくさんもがきながら行動したからこそ、気が付いた。

本を出版したい。自分のエッセイ本を。

そのやりたいことに向かって、わたしに出来ることと言えば、やっぱり毎日noteを書くことだと思う。毎日こうして自分が思っていることや考えていることを書き続ける。わたしの何でもない毎日を発信し続ける。

この先どうなるかなんてわからないけれど、鮮明に思い描くことが出来れば現実に近づく気がする。そのために、今のわたしが出来る、これから行動する具体的なことはこの2つ。

・「これがわたしの代表作です!」って言えるようなnoteを書いて、その記事を自分のアカウントの1番上に固定する
・某サイトに自分が書いたエッセイを送ってみる

叶えたいものがあるのなら、やりたいことがあるのなら、行動するしかない。行動してみないと何も始まらない。それが楽しいと思えるものなのか、それとも辛いものなのかも、やってみないと何もわからない。

だから、出来るところから、躊躇せずにやってみようと思った。
勝手に言い訳をたくさん並べて、二の足を踏みまくって同じところに留まるんじゃなくて、とりあえず半歩でもいいから、軽い気持ちでもいいから、踏み出してみよう。


たった2時間ほどのオンラインイベントだったけれど、そこから学んだものは大きかった。気づいたものは大きかった。

頑張ろうという気持ちになれたから、本当に参加して良かった。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。


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