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大阪での文学フリマ、再び

今月一番のビッグイベント、文学フリマ大阪12が、無事に終了しました。

文学フリマ初出店だった去年の文学フリマ大阪11から1年。他の地域開催の文学フリマにも出店して経験値を積んで、大阪会場に戻ってきた今日。

1年前とは比べものにならないほどたくさんの方にお越しいただき、たくさんのわたしの本が旅立っていきました。去年の倍以上の冊数が売れ、それだけ自分の本が誰かの手に渡って行った事実が、本当に嬉しくてたまりません。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。

正直、今回の文学フリマは、モチベーションがそこまで高く保てていなくって。新刊を作成しているわけでもないから、今回の出店に向けて特別何か準備することもなく、そのため事前の告知にもなかなか身が入らず、文学フリマ当日である今日の朝になっても、当日であるという実感がなかなか湧かず。会場に到着して、設営を終えて、開場され、「まぁ、そこそこ頑張りますか~」くらいの気持ちでいたところ、会場や周囲の出店者さんの熱気に圧倒され、気が付けばわたしの気持ちもむくむくと湧きあがり。

「年に一度の大阪で手売りできるチャンス、逃してはいけない!!!」

という気持ちに火が点いて、いつの間にやらめちゃくちゃやる気になっていた。ブースに来てくださった方には積極的にお声をかけ、たくさんお話もし、「この本はこういう想いで作って~」と、今まで以上にいっぱい思いを込めて作った本のことを紹介した。

地元の大阪開催だからわたしの性に合っていたのか、話が弾む人が多く、本当に楽しませてもらった。

「この本が欲しくて今日来ました」と、わたしのブースを目的に文学フリマに来てくださった方。
「どっちもください」と、迷った挙句、全て買ってくださった方。
「新刊楽しみにしてたんです」と、一直線に買いに来てくださった方。
「前回買ったのが良かったので、友人の分を買いに」と、再訪してくださった方。
「ここに出てるの全部持ってるけど、挨拶だけでも」と、顔を出してくださったリピーターの方。
通りすがりでわたしのブースに目を止めてくださった方。
WEBカタログでリサーチして来てくださった方。
Xでの宣伝ツイートを見て来てくださった方。
Instagramのフォロワーさん。
noteを見て来てくださった方。

とってもたくさんの方にお会いして、その1人ひとりの顔を見ながら本を両手でお渡しし、「ありがとうございました」を面と向かって言える機会って本当に貴重で。

楽しくて、ありがたくて、充実した1日になりました。

今日があまりにも楽しくって、最近少ししぼみ気味だった新しい本の製作に対するやる気がむくむくと湧きあがりました。また、頑張っていいものを作るんだ!という気持ちになれたのも、多くの人に「頑張ってください!」「応援してます!」「これからも楽しみにしてます!」と、ポジティブな声掛けをしてもらえたからかな、と。

今回わたしのブースに来てくださった皆様、今日は来れなかったけれど見守ってくれていた皆様、本当に本当にありがとうございました。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。



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