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結婚式を延期することにしました

結婚式を延期にすることに決めました。

本当なら、今月の20日が待ちに待った式の予定だった。

衣装を決めて、招待状を送って、お酒の手配をして、引き出物やプチギフトを選んで、披露宴で流すBGMを悩んで悩んで決定させて、ヘアメイクリハーサルも終えて、プロフィールムービーも作って、プランナーさんとの最終の打ち合わせも終了していた。

あとは、当日を待つのみ、だった。


今この状況で、結婚式を敢行すべきなのか、すごくすごく悩んだ。

例年より暖かい今年の冬は、きっと桜が早く咲く。京都の立派な神社で式をして、国指定名勝の日本庭園が見える会場で披露宴をするから、綺麗な桜の元で特別な日を過ごせるかもしれない。

ふたりで決めたこの日に、結婚式をしたかった。

私と彼の間で、意見がかなり割れた。もう1ヶ月を切ったこの時点で延期をすると、キャンセル料はいくらかかるのだろうとか、延期をするのならいつにするのが最適なのかとか、そもそも人数の少ない親族婚なのだから延期なんてしなくていいのでは、とか。


そんな中、ふたりで出した決断は「結婚式を延期する」だった。

多くのイベントが中止や延期になり、学校は休校になり、不要不急の外出は控えましょうと言われている今。冠婚葬祭は別だったとしても、この状況でひとつの不安もなく、全員を式に呼ぶことなんて、出来ない。

例え少人数だとしても。例え各自がどれだけ対策をしていたとしても。

遠方から飛行機に乗って京都に来ないと行けないおばあちゃんに、手放しで「来て欲しい」なんて言えない。「延期にした方がいいのでは?」という親族の心配する声を、無視することはできない。


そもそもわたしたちの結婚式の目的は「今まで育ててくれた、お世話になった大切な家族や親戚に感謝を伝えるため」だったはず。

その伝えたい相手である家族のうちの誰か1人でも不安を覚えているのであれば、それは無理やり敢行すべきではない。


延期の連絡を入れた今でも、桜の時期は惜しいなって思ってしまう。どうせなら心地の良い3月にやりたかったなって思う。

何が正解で、何が不正解かなんてわからない。

でも、ふたりで決めたことだから。この決めたことを正解にしていきたい。


延期日は、まだ決まっていない。
日にちはもうだいぶ埋まってしまっているらしい。

早くても半年後の日程になりそうなのだけど、どうなるか分からないから、せめて今年中には出来たらいいなぁ。

「もうあと数週間だ!」と思っていたのが急に「あと半年以上!」みたいになってしまった。

もう今の時点で最終打ち合わせまで終わっているから、こっから半年以上もあるなんて、まだまだ準備出来てしまう。クオリティ上がってしまうなぁ。ダイエットの期間が延びてしまったから、わたしあと数ヶ月でさらに美しくなってしまうかもしれないなぁ。考えれば式に向けてもっと手の込んだ何か出来るような気もするなぁ。参ったな~~~~~。


延期になっただけで、中止になったわけではない。どれもこれもタイミングだと思うし、きっと全てがなるべくしてなる事象だと思う。

どうせなら、この出来事を楽しんでしまった方が良いなと思う。

1ヶ月を切った時点で結婚式を延期だなんて、なかなか経験出来ることじゃないもんね。話のネタが増えた。


延期になってしまったけれど、いや、延期になったからこそ、良い式になればいいなって思う。


今日もおつかれさまでした。



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