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読んで終わりにするのはもったいない気がするので

読んだ本の中で「これいいな」と思ったフレーズとか、ビビッときたフレーズ、ここから自分の考えにつなげられそうと思った部分とか、そういうのを見つけた時に、いつもスクショする癖がある。

電子書籍の良いところは、そうやってスクショして、その部分だけを読み返して自分なりに時間をかけて解釈できるところ。紙の本だったら付箋を貼ったり折り返したりするんだろうけど、紙の本ってかさ張ってしまうから、後からそういった部分を見返すことがあるのか?と聞かれると正直ない。

でも電子書籍でスクショだったら、その部分は自分のデータフォルダの中に入っているわけだから、ふと思いついたタイミングで読み返すことができる。便利な世の中になったもんだ。

ただ、そうやってスクショして読み返して終わりにするのは少しもったいないなぁという気がするので、気が向いたものに関しては積極的にnoteで読書感想文的なものを書いてアウトプットしていきたい。

というわけで、最近読み終わった本がこちら。

ひすいこたろう著『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。1秒でこの世界が変わる70の答え』

タイトル長さに自分で入力しながらびっくりしちゃった(笑)

ひすいこたろうさんの本は大学~社会人1年目くらいの時期に何冊か読んでいて。『あした死ぬかもよ?』と『朝にキク言葉』と『世界一ふざけた夢の叶え方』の3冊には当時ものすごく影響を受けた記憶がある。

今回久しぶりにひすいこたろうさんの本を読もうと思ったのは、偶然Kindle内で「次は何を読もうかな~」と本を見ていたタイミングで目に入ったから。しかも、prime reading対象の本になっていて、Amazonプライム会員であれば無料で読めるとのことだったので。もう年内は積読の消化をするためによっぽどのことがない限り新しい本は買わないと決めていたのだけれど「まぁ無料だしいっか」と思ってダウンロードした。

この方の書かれる本は肩肘張らずにすらすら読めるし、スッと入ってくる。
そして例に漏れずいくつかスクショした部分があったので、ここに残しておこうと思う。


わからないまま進め。
やり方がわかるようなら、それは夢ではなく、「ただの予定」。

夢を叶えたい。でも何から手を付けたらいいのかわからない。それならわからないまま進めばいい。おぉ、なるほどなぁと。そしてやり方がわかったら、それは夢ではなく、ただの予定になる。
だってやり方が分かってしまったら後は行動するだけで現実になるんだもんね。行動さえすればそれが実現するって分かる段階にまでなっているのであれば、それは夢じゃなくてこれから確実にこなすであろう予定になる。
漠然とした夢は、細分化して行動計画を立てれば予定。今なんとなく思い描いているぼやっとした願望や夢、もっと具体的にしてさっさと予定にしてしまおうって思った。


なにをやっても長続きしない人は続ける力がないのではなく、辞める決断力がある。

なにをやっても長続きしない人は、逆を返せば、新しいことを始めるのが得意だったりする。

これ、発想の転換だなぁと思って思わずスクショした部分。
わたしはこうして毎日noteを書き続けてもう3年以上が経つのだけれど、そんなわたしの周りには毎日更新にチャレンジしている人が多い。でも、その中でも実際にちゃんと続けられている人って、ほんの一握り。
別に続けているからえらいとか、続けられなかったからえらくないとかそんなことを言いたいのではない。ただ、続けられなかった人が、その事実をみんな「わたしにはやっぱり出来なかった」という挫折として捉えて自己肯定感を自ら下げてしまっている人がすごく多いなと思っている。
それってすごくもったいないなってずっと思っていて。だって、チャレンジしなかったら続けられないという事実にも気が付かなかったわけで。
そもそもやったことのないことにチャレンジするのって、すごくエネルギーを使うこと。noteの毎日更新だったら、まずnoteのアカウントを作って、1日の中で文章を書く時間を捻出して、ある程度書いて、そして公開ボタンを押す。この一連の作業の中でも、辞めようと思えばいくらでも辞められるポイントってあるはず。やろうと思ってもアカウント作るの面倒くさいしな、で辞める人もいるかもしれないし、書いてみたはいいけれどやっぱり公開するのはちょっと…としり込みして、せっかく書いたものを全てお蔵入りにさせてしまう人だっているかもしれない。
そんな中で、ちゃんとアカウントを作って、文章を綴って、公開までして、ってそれだけでものすごく大きな一歩なんだと思っている。
そしてそれを毎日続けてみようという挑戦をしてみて、結果どうだったのかっていうのは人それぞれかもしれない。
でも、たとえ続けられなかったとしても、必要以上に落ち込んだり、「やっぱりわたしは出来ないんだ…」って卑下する必要はないんだと思う。
そういう時に必要なのって、ひすいこたろうさんが書いておられるような”発想の転換”なのかな、なんて。


他人の目が気になったときや、人前で緊張したときは、「相手が自分をどう思っているか」を想像するのではなく、「自分が相手をどう思っているか」に切り替えるのがおすすめです。すると周りに左右されにくくなってきます。
「相手」が自分をどう思っているかはただの想像に過ぎませんが、「自分」がどう思っているかは真実だからです。

他人から自分は一体どう見られているのか、実はものすごく気にしてしまうタイプ。我が道を行く方がかっこいいなって思うし、そうやって生きていった方が結局は楽なんだろうなって思うのだけれど、やっぱり「わたしってどんな風に写っているんだろう?」っていうのが気になってしまう。
でも、それって本人に確認しない限り真実は何も分からないこと。分からないことに対して不安に思って、不確実なことに対して自分の神経をすり減らして行動を変えてしまうことって、すごくもったいない。
「相手にどう思われているか」ではなくて「自分が相手のことをどう思っているのか」。そっちを主軸に考えられる人でありたいなぁと思う。


「人間の最大の罪は不機嫌である」

これはそう。本当にそう。マジでそう思う。めっちゃ分かる~~~~~~!!!!!!って思ってスクショしちゃった部分。
職場でもいるよね、話しかけるのにご機嫌を窺わないといけないような人。そんな人が同じチームにいるだけで、なんかちょっとやりづらかったりするよね。あの人にこれをお願いしたいけれど、今機嫌悪そうだから後で声かけよう、みたいな。大人なんだから機嫌で仕事しないでよ!ってすごく思うし、自分もそうならないようにしようって、そんな人に出会う度に反面教師にしている。
不機嫌よりもご機嫌でいる方が自分も気分が良いし、周りの人だって気分が良い。ずっと眉間にしわを寄せている人よりも、常ににこにこしている人の方が一緒にいて楽しい。
どんな時でもなるべくご機嫌でいられるように意識したいなって改めて思った。


というような感じで、本を読みながら目についた部分を言語化してみたら、なんだかちょっとボリューミーな記事になってしまった。
でも、読んで終わりにするんじゃなくて、こうしてしっかりアウトプットした方が、自分の身になるような気がしている。きっとアウトプットしなかったら「あの本読んだけどどんな内容だったっけな?」って時間が経ったら忘れてしまうからね。

これからも、読んだ本は積極的にアウトプットしていきたい所存。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。

 

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