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苦手だったものを克服していた話

なんだか最近、すごく、ちゃんと生きてるって感じがする。

生まれてから26年と4ヶ月、わたしはずっと生きていたけれど、ここ最近は特に"ちゃんと"生きられるようになったなって思う。


どういうことなのかというと、ちゃんと自分で自分のことを管理できるようになってきたなって実感できるようになってきたってこと。


お恥ずかしながら、わたしの普段の生活はとてもじゃないけれど人様には見せられないようなものだった。
部屋は荒れ、洗濯物はカーテンレールに部屋干し、乾いた洗濯物は畳まず床にそのまんま置いていたし、料理なんて全然しないのに気合を入れて食材を買ってきては賞味期限内に使い切らずに腐らせる。お布団は万年床で、絨毯もコロコロなんてせずにそのまんま。おまけにカーテンも開けない。
疲れて帰ってきたときは、化粧も落とさずとりあえずスーツのスカートとジャケットとストッキングだけ脱いでそのままお布団にダイブしてもう死んだように眠りにつく。

つい2年ほど前まで、そんな生活だった。


体調を崩してお仕事を休職させていただいて初めて、お家は寝るためだけの場所じゃなくて、生活をするための場所だったんだってことに気づいた。


荒んだ生活で「わたしなんてもうだめだ」なんて思っていたところから、少しずつ料理をするようになって、少しずつ掃除も、洗濯もちゃんとするようになって。
時間はかかったけれど、わたしは着実に日常を取り戻していった。


半年前に今のシェアハウスにお引越しをして、何度かの断捨離を繰り返し、ようやく自分の荷物量をちゃんと把握できるくらいにまでに片付けることができた。

ちなみに2週間前までまだ部屋にはダンボールがあった。片付けるのが億劫で手がつけられなかった。

その手付かずだった段ボールを思い切って処分してから、なんだか部屋がスッキリした気がして。


今は残業も毎日2時間以内と決めてほどほどに切り上げて(以前は100時間/月の残業だったから大幅な削減…!)、お家に帰ってから掃除機をかけて絨毯をコロコロして、棚の上を乾拭きすることが日課に。


「驚くことに、最近掃除が趣味かもしれない」


そう言うわたしに一番驚いているのは、きっと8年付き合っている彼だろう。
彼はわたしの汚部屋も、悲惨な生活をしていたことも、きっと全部知っているはずだから。



相変わらず料理は苦手なままだけれど、嫌いだった掃除を克服したわたしは、それだけで大きく進めるようになった気がする。

掃除を苦と思わなくなっただけで、なんだかちゃんと生きているような気分になった。



自分で自分のことを肯定できる事象が増えることって、すっごく大事だと思う。


わたし、えらいぞ。



そんなわけで、今日もおつかれさまでした。





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