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私が共働き共家事婚活を広めたい理由

このnoteでは、婚活で「共働きでも家事育児は女の仕事」とか言わずに公平に家事分担できる男性=共働き共家事夫 を見つける方法を書いています。

今でこそ「共働き共家事夫の見つけ方」なんてnoteを連載してる私ですが、婚活中は

婚活して結婚した人で、ブログ書いたりTwitterで婚活指南したりしてる人いるけど私は絶対やらないわ、
結婚できたら、婚活の心構えもテクニックも忘れて、さも「自然な出会いで結婚しました」って顔で結婚生活送ってやる

と思ってたんですよ。
今回は、そんな私がなぜ共働き共家事婚活を勧めたい!広めたい!と思ったかについて書きます。

マジかよ、2019年だぜ?

結婚してちょっとした頃、私のツイートがバズりました。

私のTwitter(@ayame_tomokaji)は、もともと、結婚式の情報収集のために作ったアカウント(いわゆるプレ花嫁アカウント)で、結婚式が終わった後も新婚生活などについてつぶやいてました。

当時、私のフォロワーさんは200人以下。
なのにもらったいいねは12万*、リツイートは2.4万。
*アカウントごと消した方もいるのか、現在は当時よりいいね数が減っています

ネット記事にも取り上げられました。

ツイートのコメント欄には、
「素敵な旦那さん!」「旦那さん、分身の術は使えませんか?」「国民栄誉賞!」「私にもそんな旦那をください」などの賞賛コメント、

男性からも「こういう男になりたい」「僕も付き合っている人がいるのでいい夫になれる努力をしてます!」など共感をいただきました。

私のツイート、というより、大好きな夫の発言が褒められたのが嬉しい。嬉しい。嬉しい‥が、でも、これって、
「共働き家庭で、夫が、当事者意識を持って家事をやってます」
ってだけの話
ですよ?

嬉しい一方で、2019年だぞ?平成も終わったぞ?大丈夫かニッポン、という気になりました。

また、これに関連して、既婚女性からは「羨ましい」「家事は全部嫁がやれと言われた」「私は家事育児全部やって、入院直前まで体を壊した」といった悲鳴も聞かれました。

大好きな夫が褒められたのは嬉しい。
でもさすがに、これだけの内容に12万いいねってどうなの?

悲鳴を上げる女性を減らすために、夫と私のような夫婦関係がもっと普通になるために、「共働き共家事夫を見つける」にこだわって婚活をしてきた者として、なにか行動したいと思いました。

家事育児のできない夫は愛し続けられない

ある調査*によると、既婚女性へのアンケートで「結婚生活で、夫に幻滅したこと」という問いに対するダントツの回答は「家事・育児において役に立たない」だったそう。
*https://biz-journal.jp/2015/11/post_12609_3.html

また厚労省の調査では、子どもが0~2歳の時に離婚して母子家庭になったケースが離婚全体の40%弱とどの年代よりも多く、この原因がいわゆる「産後クライシス」なんじゃないかと言われています。

別々に住んでる恋人時代はあまり相手の家事能力を気にすることがないかもしれなくて、収入とか身長とか趣味が合うとか付き合いが長いとかで結婚を決めてしまうかもしれません。

でも、こういった調査結果をみると、いつまでも結婚相手を好きでいたければ、家事育児のできる人を選んだ方がよさそうです。

共働き共家事婚活は日本を救う(かもしれない)

私が共働き共家事にこだわるのは、それがパートナーとの関係に悲鳴を上げる女性を救うと共に、結婚しない女性も、そして男性をも救うんじゃないかと思っているから。

医学部の入試不正に代表されるような、就業の入り口で女性が敬遠されてしまうことの主な原因は、女性は結婚出産育児で仕事を休んだり時短したりする(と思われている)から。
一方、男性は育休をとったり時短勤務したりする確率が低く、仕事に穴をあけないと思われているから。

実際、共働き夫婦で、妻が家事育児を80%負担していて、夫が20%しか負担していないのであれば、妻は80%の家事育児に時間やエネルギーを割くために時短勤務したり、管理職になるのを避けたりします。
一方夫は20%の負担で済んでいるから、時間やエネルギーを仕事に割きやすい。会社から見たら、仕事に穴をあけない人材だとみなされます。

これが恐ろしいのは、実際に今育児のため仕事を制限している女性だけでなく、結婚も出産もするつもりがない女性にも適用されてしまうこと。就職段階ではその人が将来結婚するか出産するかわからないので、女性全員に適用されてしまうわけです。

そして、損をするのは女性だけではないです。
妻が家事育児の80%を負担するのが一般的だと、50%60%と負担したい男性は「男のくせに育休や時短勤務なんてとんでもない」と言われたりする。

共働き共家事家庭が増えることは、家事育児の負担割合が50%の女性社員と50%の男性社員が増えること。
女性社員も男性社員も家事育児の負担割合が同じ=仕事に使う時間やエネルギーが同じ なら、
企業があえて男性ばかり採用する理由が減る(なくなるとは言わない)ので、まわりまわって女性への雇用差別が少なくなるはずと思っています。

そして男性は、プライベートを後回しにさせられ、会社に使い倒されるリスクが低くなります。

家庭の家事育児バランスを変化させることで、社会にある差別をなくしていくことができる、と私は思います。

まとめ

家事育児で追い詰められる女性を減らすため
ずっと夫を好きでいる妻を増やすため
女性差別や男性差別を減らすため
私は共働き共家事婚活を広めていきます。

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マシュマロまでどうぞ。

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