婚活相談⑥～自分の話ばかりする男性と会い続けるべき?!

このnoteでは、婚活で「共働きでも家事育児は女の仕事」とか言わずに公平に家事分担できる男性＝共働き共家事夫　を見つける方法を書いています。

ご相談いただきましたのでお答えします！
今回は、婚活あるある「自分の話ばかりする男性」との付き合い方です。

ご相談内容

はじめまして、婚活中の29歳女です。私も共働き共家事、そしてジェンダーイコールの価値観を譲れない条件に婚活しているので、いつもあやめさんのtwitterとnoteを参考にしています。

今回は、初回のアポで自分の話しかしない男性について相談したいです。
比較的、勤勉で奥手な男性とマッチングすることが多いのですが、初回のアポの会話は男性の話ばかりで、疲れてしまいます。私の話を挟んでみても反応が薄く、結局私がインタビューする形になってしまいます。
お相手の話す内容から推測される価値観は私の条件に合っているし、先方が緊張しているのはわかるので、一回目で会うのをやめずに、二回目も会ってみた方がいいのでしょうか？

自分の話を聞いてもらえない相手に割く時間がもったいないと感じてしまい二回目はお会いしないことが多いのですが、あまりにもそんな男性が多いのでもう少し粘った方がいいか悩んでいます。

＞初回のアポの会話は男性の話ばかりで、疲れてしまいます。
＞結局私がインタビューする形になってしまいます。

わ、わかります～！
これめちゃめちゃ婚活あるあるですよね。
この記事を読んでくださってる婚活女性も画面の向こうで「わかる～！」とぶんぶん首を縦に振っている予感。

私は、人の性格に関しては　男女差＜個人差　だと思っているので普段は「男は～」とか「女は～」とざっくりくくることはしません。
が、この件に関しては「男ってそうだよね」と言いたくなる。

リアルの知り合いから聞く意見でも、Twitterやブログで婚活状況を発信している人の声でも、「自分の話ばかりする男性」の話はやたらめったらよく聞くけど、「自分の話ばかりする女性」の話って聞いたことないですもん。

人の話を聞くのって、ちゃんとやるとエネルギー使うし、勝手にインタビュアーにしないでほしいですよねほんと。

結論：二回目も会った方がいい

他人を勝手にインタビュアーにする男性には疲れますほんと。
でも、それでも二回目も会った方がいいと私は思います。
理由は2つ。

1つ目は、そもそも、1回会っただけだと人間ってわからないから。
1回会ってそんなに心惹かれなくても2回目に会ったらよかったとかその逆もあります。
（もちろん、人として失礼な人だとか明らかに価値観が合わないとか既婚者やマルチ勧誘だった、という場合はこの限りではありません。さっさと撤退しましょう）

2つ目は、婚活で、「会った方がいいのかな？」と迷えるくらいの相手って貴重だから。
「考えるまでもなくお前とはもう一生会わねぇ！」って人の方が多くないですか？

しかも
＞お相手の話す内容から推測される価値観は私の条件に合っているし
とのこと。これはなおさら貴重です。
やっぱりまだまだ、相談者さんや私が大切にしている「共働き共家事、そしてジェンダーイコールの価値観」を持ってる男性は少ないです。
気になる点が「自分の話ばかりする」だけなら、すぐに切らない方がいいと私は思います。

自分の話ばかりする原因は？

そもそも、婚活男性が自分の話ばかりする原因は何なんでしょう？
私の経験則では以下の4パターン。

①緊張しすぎて話を振る余裕がない
②遠慮してしまって相手に質問できない
③人の話の聞き方がわからない
④自分が話して気持ちよくなりたいだけ

このうち、④の男性とはそもそも公平なパートナーシップが築けそうにないのでやめておきましょう。
でも、①～③の男性とは未来があると思います。

パターン① 緊張しすぎて話を振る余裕がない男性への対処法

実は何を隠そう、幣夫との初回アポはこれでした。
初回アポで彼は自分の話、しかも仕事の話ばかりしてたので、私は
「この人、人の話を聞かないタイプかな、かつ仕事大好きで家事育児は妻に任せたいタイプかな」と思いました。
が、本人曰く、「あの時は緊張しすぎて話し過ぎた。自分でも失敗したと思った」とのこと。

2回目のアポ以降はだんだん私が話す比率も多くなっていきました。

相談者さんも
＞緊張しているのはわかる
とおっしゃってるので、数回会ってみたり、試しに付き合ってみたりすると緊張がほぐれてちゃんと相談者さんの話を聞ける余裕が出てくるかもしれません。

パターン② 遠慮してしまって相手に質問できない男性への対処法

幣夫の話が続いて恐縮なのですが、付き合い始めた頃の夫がこれにあたります。

先ほど「2回目のアポ以降はだんだん私が話す比率も多くなっていきました」と書きましたが、それでも私が話すのは毎回3割以下。
夫はもともとかなりおしゃべりなタイプなのに加えて、
あまり「あやめちゃんはどう？」と話を振ってくれなかったので、自然と彼が話す・私が聞く　ということが多くなっていました。
「彼、素敵な人なんだけどわりと自分の話ばっかり多いのよね‥」と友達に相談したことも‥

そんな夫ですが、今聞いてみると
「当時はあやめちゃんのプライベートにどこまで踏み込んでいいのかわからなくて遠慮してた」そうなんです。
「付き合い始めた頃はあやめちゃんのこと頭のいいクールなお姉さんだと思ってたし‥」
それで、自分ばっかり話していたとのこと。

付き合い始めて数カ月たった頃には、向こうから「今週は仕事どうだった？」などと話を振ってくれるようになりました。
なお夫は今では私のことを「たまにお馬鹿なデレデレした34歳児」だと思ってるので遠慮はないとのこと。デレデレしてるのは認める。

＞勤勉で奥手な男性とマッチングすることが多い
とのことなので、遠慮深いタイプが多い気はします。

それから、もしかしたら相談者さんも遠慮しているかもしれないですね。
相談者さんは、聞き上手で慎み深い性格なのでは？
相手男性「〇〇さんは自分からは自分の話してくれないな、まだ僕に心を許してないのかも。あんまりあれこれ聞いたら気持ち悪がられるかも」
→自分の話をし続ける
だった可能性もあるかもしれません。

＞私の話を挟んでみても反応が薄く
ちょっとこれが気になりますが、相談者さんの場合、話の流れとか考えずにがんがん自分の話を挟む、のもいいかもしれません。

パターン③人の話の聞き方がわからない男性への対処法

これはいわゆるコミュニケーション下手です。
タイムリーにも前回記事「婚活コミュニケーションのコツ④～共通の話題は最強」でこの手のタイプの男性を取り上げてるのでぜひ読んでみてください。

こういうタイプの男性には、前回記事で書いたように一緒に映画を見るとか博物館に行くとか楽しい経験を一緒にして、共通の話題を作るとよいです。共通の話題さえあれば、話し下手な人とでもうまくコミュニケーションできるはず。

あとは、コミュニケーションを練習してもらうのもありです。
実は前回記事でやり玉に挙げた男性には、
お付き合いしてから率直に「あなたとは価値観が合うけど、会話が合わないと感じている」と伝えて、「私が話題を振ったら、自分が答えた後に私にも聞き返してほしい」「私もデートの時は予めこれを話そうかな、とか考えてるから、○○さんも2つくらいは考えてきてほしい」と要望してました。

結果、ちょっとは改善してくれました。
ただ、彼の改善よりも私の堪忍袋の緒が切れるのが早かったのと、他に気になるところも出てきて別れてしまいましたが‥

最近は雑談力の本なんかもたくさん出てるので、そういうのを読んで勉強してもらうのも手かもしれません。

付き合ってからとはいえ婚活相手にコミュ力鍛えろとかどんだけ上から目線の女だよ！とツッコミが入るかもしれませんが、
当時の私は、せっかく価値観の合う人だし、向こうも私を気に入ってくれてるんだから話が下手という理由で諦めたくはない、と自分なりに必死でした。

まとめ

いかがだったでしょうか。婚活の場でインタビュアーになる苦痛はよくわかるのですが、婚活で重要なのは
相手の情報を得る＞自分が話して楽しくなる　です。
インタビュアーになって相手の情報をいろいろ聞き出せるのは基本いいことだと思っています。

自分の話ばかりする彼が①～④どのタイプか見極めるためにも、何回か会ってみて、他に気になるところがなければお付き合いしてみるとよいと思います。
このご時世ですし、初回はオンラインアポにすると負担感が減るかもしれません（実践済でしたらすみません）。

いいご縁がありますように！

質問・相談はマシュマロまでどうぞ。

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