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婚活相談①~30代研究者女性

婚活について質問いただきましたのでお答えします!
地方在住、30代前半の大学教員の方からのご相談です。

ご相談内容

はじめまして。あやめさんの記事を読ませていただき、とても共感致しましたので、ご連絡いたしました。宜しければ、共働き共家事婚活成功の先輩として、ご相談させていただけましたら幸いです。

私について書かせていただきますと、現在30代前半女性で、あやめさんと同じく東大の院を出、現在地方で大学教員をしています。小さい頃から目指していた分野で専門を持ち、やりがいをもって仕事をしており、ライフワークだと思っています。この先ご縁があって、結婚しても子供に恵まれても仕事は継続したいです。
院時代から細々と婚活しましたが(知人の紹介、アプリ等)、職業柄、『どこで働くか』がすぐに定まらず、キャリアを考えると関係を続けられませんでした。
現在は某大手結婚相談所に入って婚活したり、知人に紹介を頼んだりしています。自身の仕事や求めているパートナー像(共家事共稼ぎできる人)ははっきり伝えるようにしています。私もあやめさんと同じで、これが実現出来ない方とは結婚したくないです笑(もちろん、私もちゃんと稼いで家計に貢献します)
また、可能な限り結婚後苗字を変えたくないと考えています。これまでの業績が名前と紐づいており、認められなくなる可能性があるためです。あやめさんも経験されたとのことでしたが、某相談所では色々混同しており困っています。夫婦別姓の実現と社会的な許容を切実に願います。
今年1月から活動していますが、一緒に頑張れそうという方には残念ながらまだ出会えていません。

以上を踏まえてお尋ねしたいのですが、
①仕事柄、アプリ婚活は学生への顔ばれの可能性もあるため、結婚相談所1社に活動を絞っていました。ただ、出会いの可能性を広げたるためにアプリでも婚活した方が良いかなと思っています。お勧めのアプリや婚活方法がありましたら、具体的に教えていただいても宜しいでしょうか?※キャリ婚は居住県の登録人口が少なすぎるため、登録を見合わせています。

②共働き共家事のパートナーと出会ったことで、あやめさんは、継続してキャリアを積んでいけそうですか? 差支えのない範囲で教えていただけましたら幸いです。

③何か他に共働き婚活経験者としてアドバイスがありましたらお願い致します。

身近で相談できず、悩んでいたので思い切ってメッセージを入れさせていただきました。宜しくお願い致します。

ご相談内容を拝見して、共感がとまらずに震えております(西野カナばりに)。
院時代から活動されていたんですね。働く場所が定まらずにパートナーとの関係が続けられないというご苦労、研究者の方は本当にそうだろうなあと思います。
また、苗字を変えることの影響も、研究者の方は私のような普通の会社員よりもさらに切実であろうと拝察いたします。

1. お勧めのアプリや婚活方法

おっしゃる通り、婚活は母数が大事なのでアプリでも活動されること賛成です。
地方の婚活は手段が限られるのが大変なところですよね。
書いていただいていますが、キャリ婚や別記事でおススメしたMatchLabも首都圏の会員が多く、地方在住だとなかなか効果が得られないように思います。

大手結婚相談所にプラスするとしたら、OmiaiまたはPairsといった大手アプリに加えて、ゼクシィ縁結びYahoo!パートナーズといった大手マッチングサイトがいいのでは?と思います。
自分で使ったことがないので想像ですが、大手なので、地方在住の方もそこそこ登録しているのでは?と思いますし、アプリよりは結婚願望が高い人が多く、大手相談所よりはプロフィール欄が充実しているので相手の価値観が分かりやすいように思います。
また、アプリよりは学生さんの利用が少なそうです。
ゼクシィ縁結びは友人が使っていて、そこで出会った彼氏(2人)と会わせてもらったことがありますが、わりとリベラルな感覚の人たちでした。

学生さんへの顔バレも切実な問題ですね。
ただここはもう思い切りというか、虎穴に入らずんば虎子を得ずの精神を発揮するしかないかなと思います。

ささやかな防衛策として、写真は載せるにしても、アプリの登録名はニックネームでいいので、ご自分の本名とは全く関係のないニックネームで登録してはどうでしょう? あやめ→まいこ とか。

実は私も、変な人と出会ってしまったときに本名がばれると嫌なので、全く関係ない名前で登録していました。
本名を言うのは、お付き合いする段になってからで問題ありませんでした。

写真も、普段の動いている先生と盛ってキメ顔で取った数枚の写真だと全然印象が違うと思うので、案外気づかれないかもしれません。

2. 共働き共家事夫と出会ったことで、継続してキャリアを積んでいけそうですか?

はい、こちらについては大丈夫そうです。
実は私はそこまでキャリア志向が強くなく、出世して忙しくなるよりはワークライフバランスを保って働きたいタイプ(夫もそうです)が、定年まで働きたい気持ちは強いです。
私の上司は早い段階で私を管理職にしたいようで、私が共働き共家事夫を選んだことを喜んでいます(それはそれでちょっとめんどくさいですが‥)

3. 他に共働き婚活経験者としてアドバイスがあれば

このnoteでもいろいろと書いていこうと思いますが、既に相談所での活動を始められているということでしたら、
相手男性とお会いするとき、
①友達がどっちの名字にするかで揉めてる話をして反応をうかがう(下記ツイート参照)

か、登録されているのが某Oネットでしたら、プロフィールで「養子縁組不可」としている男性に、「そういえば、養子縁組不可の理由っておありなんですか?」と軽い感じで聞いてみると同様の効果が得られるはずです。

②自分の周りで、家事育児しない夫をもって大変そうな女性がいたらその話をしてみて反応をうかがう(世間話風に)

を試してみてください。相手のジェンダー観、家庭観をさりげなく観察するのによい方法です。

今年1月に登録されたということでしたら、コロナの影響で全体に活動が鈍くなっていた時期だと思いますし、まだまだこれから出会われる可能性があると思います。

ご相談者様のような方が共働き共家事パートナーに恵まれて、家庭を持ちつつキャリアを積んでいかれることは、ご自身にとってはもちろん、日本社会の男女平等のためにも重要なことだと思っています。

ご質問の答えになっていますでしょうか。

ぜひいいご縁がありますように。

もし込み入ったご相談があればTwitterのDMにメッセージいただいても大丈夫です。

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