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婚活相談⑦~モチベーションが上がりません

このnoteでは、婚活で「共働きでも家事育児は女の仕事」とか言わずに公平に家事分担できる男性=共働き共家事夫 を見つける方法を書いています。

ご相談いただきましたのでお答えします!
今回は、婚活のモチベーションについて。

ご相談内容

こんにちは。あやめさんの記事にかなり励まされている30代前半のフルタイムで働く女性です。

昨年まで結婚しなくても良いかなと思っていましたが、コロナ禍で色々と考える時間があり、子どもを産むチャンスがあるのならば産んでみたいなと思うようになり、恋活・婚活を始めました。

ただ、共働き共家事夫でなければ結婚しないという覚悟はできるのですが、絶対に結婚したい、という訳ではないので、その点で覚悟が弱いのか、しばらくやりとりを続けた相手の方と合わないと分かるとしばらくやる気が沸かない、時間だけが過ぎるのでモヤモヤする、気を取り直してやり直す、という状態を何度か繰り返しています。

忍耐が必要なのでしょうが、ゴールが「絶対に結婚」ではないので、長期的なモチベーションの維持が難しいのかなというのが最近の悩みです。期限を決めてみるのも良いのかな、と思いつつ、自分の性格的にキッパリとそこで諦めるのも難しいのかなとも思ってしまいます。

何かご助言や激励をいただけますと幸いです。

>あやめさんの記事にかなり励まされている

わー、ありがとうございます。
私自身婚活中は、「共働きで家事育児を公平に分担する気のある男性と結婚するためのノウハウってどこかに書いてないの?
Google検索しても本屋行っても出てこないんだけどウソでしょ、これまでに誰か一人くらい考えたことあるでしょさすがに。」
と思っていたので、婚活中の女性の役に立てることが本当に嬉しいです。

いろいろ悩まれているようですが、最終的には「婚活のモチベーションを維持するにはどうしたらいいの?」というご相談かなと思いました。
相談者さんの悩みを紐解いていきたいと思います。

「誰でもいいから結婚したい」という人はいない

相談者さんは、ゴールが「絶対に結婚」ではない
と書いてらっしゃいますが、これ、実はみんなそうなんです。
とにかく誰でもいいから結婚したい、という人はいません。

年収600万円以上とか身長175センチ以上とか39歳までとかみんな何かしら求める条件は持ってます。「優しい」「誠実」だって立派な条件です。

相談者さんや私が求める「共働き共家事できる人」というのも条件の1つに過ぎません

同じ「条件」でも、女性が自分より高収入な男性を望んだり男性が自分より若い女性を望むのは現代日本の一般的なジェンダー観に沿っているので、婚活界隈、特に保守的な結婚相談所界隈では受け入れられやすい一方で、
「共働きで家事育児を公平に分担する」は一般的なジェンダー観に反しているのでウケが悪いだけです。

回りくどくてすみません、結局何が言いたいかというと、相談者さんも私も、他の婚活男女と同じように「絶対結婚したいわけじゃないけど、やっぱり結婚したい(条件に合う人と)」と思っている、ということです。
結婚がゴールなわけじゃないし、条件の合わない人と結婚するくらいなら独身でいたい。でも、結婚したいんですよね?
そこを認めることがまずは大事かなと思います。

※ここで、「相談者さんが求めているのは本当に「結婚」なのか。なにか別のことで代替できるのではないか」という問を投げることもできますが、コロナ禍でいろいろ考えた、また期限を切っても諦められないかもしれないと仰ってるので、今回はそこは疑わずにいきます。

モチベーションが高くないと婚活はできない

婚活はつらいものだと覚悟する」でも書きましたが、婚活って辛い。忙しい平日の夜によく知らない人とメッセージを交換したり、貴重な休日によく知らない人と会ったり。
結果的にいいなと思える人だったらいいけど、自分と価値観が合わなかったり、ましてや失礼だったり不愉快だったりする人だったら徒労感が半端ない。

いいなと思った人から突然ブロックされたりもします。
そのたびにまたイチからやり直し。辛い。

こんなことに向いてる人はいないです。
あえて言うなら、営業職の人なら、初対面の人と話すことに慣れている分ストレスが少ないかな、って程度です。

相談者さんが結婚したい以上、婚活するのが近道です。
でも相談者さんは婚活のモチベーション維持が難しいと仰ってるので、さしあたってモチベーションの向上・維持が必要、です。

モチベーションの上げ方

じゃあどうしたらモチベーションが上がるの?というと。
人によっていろいろだとは思うのですが、私の場合は「危機感」と「希望」でした。

年齢と結婚可能性

日本の平均初婚年齢は、女性29.4歳、男性31.1歳。平均初産年齢は30.7歳です(内閣府 少子化社会対策白書より)。
そして、結婚相談所の成婚者は、女性は30代前半、男性は30代後半がボリュームゾーンとのこと(IBJデータより)。

これは全体の話なので相談者さんにぴったりあてはまるわけではないです。ただ、総じていえば、歳を重ねるにつれ同年代の独身男性は減っていくし、自分が選ばれる確率も減っていきます

相談者さんは30代前半とのことなので、まさに今が勝負時かなと思います。
どうですか?危機感持ってきましたか??

ブライダルチェックはどうですか?

また、相談者さんは、子どもを産むチャンスがあるのならば産んでみたいんですよね?

耳タコだと思いますが、男女とも年齢を重ねるにつれ妊娠できる確率は下がり、出産のリスクは高まります。
(これもほんとに人によるので、20代同士のカップルでも不妊治療してる人もいれば40代であっさり自然妊娠する人もいますが)

急な提案ですが、一度、ブライダルチェックを受けてみてはどうでしょう?
ご存じかもしれませんが、ブライダルチェックとは、婦人科で、妊娠や出産に影響を与える病気の有無をチェックするもの。「ブライダル」とはついていますが、結婚予定のない独身女性でも受けられます。
自分に残っている卵子の数の目安がわかる検査もあります。
実際の数字を目にしてみると、「早く結婚して妊娠したい!」と危機感が生まれるかもしれません。

共働き共家事生活をイメージする

さんざん脅してすみません。
焦ってばかりいても、婚活はうまくいかないもの。
ここで少し明るいことを考えましょう。

共働き共家事夫との結婚生活、とっても楽しいですよ。
自分を対等な人として見てくれるパートナーとの生活は心に安定を生みます。
二人で家事と家計をシェアするから、独身の時より自由に使える時間とお金が増えます。
結婚すると自由がなくなるイメージがありますが、共働き共家事婚ならむしろ自由になるんです。

たしかに、共働き共家事志向の男性は少ないです。
でも、「共働き共家事夫でなければ結婚しないと覚悟する!」の記事にも書きましたが、私の感覚では1割くらいはいます。
よく婚活界隈で言われる理想の男性の条件「年収600万円以上」は25~34歳の未婚男性では3.5%とのことなので、それよりはハードルが低いです。

共働き共家事志向の男性は少ないけど、探せばいます。
貴重だけど、動けばいます。
動かずに逃すのはもったいなくないですか?

家事育児を妻に丸投げする夫と結婚する<独身でいる だけど、
独身でいる<共働き共家事夫と結婚する ですよね?

婚活して、希望の生活かなえましょう。

まとめ

自分の結婚願望を認める
危機感を高める(ブライダルチェックに行く)
希望を持つ
です。

よいご縁がありますように!

質問・相談はマシュマロまでどうぞ。

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婚活相談③~転勤族の婚活戦略
婚活相談④~婚活でトキメかない!
婚活相談⑤~何歳から婚活すればいいの?【結婚までのロードマップ付き】
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