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共働き共家事夫でなければ結婚しないと覚悟する!

前回は、婚活するとき最初にすることは、婚活は辛いものだと覚悟することだよ~という話をしました。
共働き共家事婚活を実践する我々には、もう1つすべきことがあります。それが、「共働き共家事夫でなければ結婚しないと覚悟する」ことです。
以下、想いがあふれて長文なので注意。

1.共働き共家事夫は希少生物

またしても精神論かよ‥と思った方すみません。
でも、この覚悟を持つのはとても大事。私たちが求める共働き共家事夫は、全婚活男性の中でもそれなりに希少なので、婚活中に心くじけてうっかり「共働きでも家事は女の仕事」男になびいてしまわないように、覚悟が要るんです。

平家にあらずんば人にあらず、共働き共家事夫にあらずんば結婚相手にあらず、と心に刻みましょう。

どれくらい希少かというと、私が婚活で会った105人の男性のうち、「共働きなら家事は公平に分担」を当たり前だと思っている、または私と話すうちにそれが当然だと納得してくれた人は11人。実に10.5%です。

ただし、私も婚活初期の頃は「共働き共家事できる人か」という観点で見ていなかったり、そういう話を振りそびれたまま縁がなくなってしまった人もいるので、実際にはもう少し多いかもしれません。
いやでも、この105人というのは実際に会った人だけで、会う前のメッセージ交換の段階で、専業主婦希望だったり転勤に付いてきてほしいと言った人は数に入ってないので、やっぱり大体10.5%とみて大丈夫です。

なお、「私と話すうちにそれが当然だと納得してくれた」というのは、たとえば、婚活アポの中で「家事は手伝います」のようなことを言った男性に、
私から「共働きなら、手伝うというより公平に分担したいですね」と言ったら「そうですよね!今まで男は家事は手伝うものだと思ってたけど、分担するのが当たり前ですよね!」みたいに言ってくれた場合です。

口だけの可能性もあるけど、ヘレンケラーの「ウォーター!」くらいの勢いで同意してくれた人が多いので、ほんとに目覚めたんだと信じたい。



ただ、絶望しないでください。

よく婚活界隈で言われる理想の男性の条件「年収600万円以上」は25~34歳の未婚男性では3.5%とのことなので、それよりは確率が高い!ハードルが低い!

とはいえ、10.5%しかいないわけなので、それなりに大変なのは仕方ないと覚悟してください。
下手すると、共働き共家事夫にこだわったがために結婚できなかった、という事態もあり得るかもしれません。

2.妥協して結婚する必要、ある?

でも。あなたが結婚したい理由は何でしょう?

家事や育児を「手伝う」意識の夫にイライラしながら仕事とワンオペ家事育児を引き受けてまで結婚する理由はありますか?

共働き共家事を目指す方々は、経済的には自立してると思うので、経済的な理由で結婚しなければならないわけではないですよね。
子どもがほしい場合、確かに結婚した方がスムーズかもしれませんが、ワンオペ育児でもいいですか?

なんらかの理由でどうしても結婚したい場合、
どこかの時点で、共働き共家事夫はあきらめて「家事は手伝うよ」くらいの意識の男性と結婚する道にいくのもありだと思います。
年収1000万円以上の人と結婚したいと思っていた人が、なかなか上手くいかないので800万円でもOKにするのと同じことです。

共働き共家事夫とでなければ結婚しないか、共働き共家事とまではいかなくても家事育児を「手伝ってくれる」人と結婚するか。何をとって、何を捨てるか。

3.でも、イケメンに弱い。

でもさ。共働き共家事夫がいいけど、イケメンや話が面白い人だと、「この人、家事育児はしなそうなタイプだな」と思いつつも好きになっちゃったりしない? 人間そんな冷静じゃなくない? 
と思ったあなた。それは多分そうです。

人間は理性より感情の方が強いので、素敵と思ったらほだされるのは仕方ないです。

私は前の記事に書いたような事情から、婚活を始める前から、感情レベルで「共働きでも家事や育児は女の仕事」と思っている男性が無理なので、

たとえ婚活でL'Arc-en-Cielのhydeさんに瓜二つの人に出会っても、
「共働きでも、家事育児は奥さん中心にやってほしい」と言われた日にはすっと冷めてお断りすることができる
のですが(申し遅れましたが20年来のラルクファンです。ていうかアプリとかでhydeさん瓜二つの人を見かけたら、恐れ多くてそっ閉じする)、
「共働き共家事できる人がいいよね」と思いつつまだまだ感情には落ちてきていない方には難しいかもしれません。

そこで有効なのは、やはり、理性ではなく感情に訴えかけること。
具体的には、Twitterで「#旦那デスノート」と検索すること。
このタグをつけたツイート、不倫や暴力への愚痴もありますが、
大半は、自分の身の回りの世話を全て妻にやらせたり、共働きでも家事育児をしない夫へのリアルな怨嗟です。
それが数年後の自分の姿だと思うと、家事育児をしないイケメンへのドキドキが薄れてきませんか?

4.たまには婚活のことを忘れる

それから、たまには婚活以外のことに目を向けましょう。
結婚しないためじゃなく、結婚するために。

盲目的に結婚に焦るあまり、粘り強く婚活すれば見つけられるかもしれない共働き共家事夫を逃して、家事や育児を「手伝う」意識の夫にイライラしながら仕事とワンオペ家事育児をする事態を避けるために。

趣味がある人は、有利です。
婚活を一時的に頭から離しましょう。

私は、婚活真っただ中の2017年にL'Arc-en-Cielの結成25周年ライブに行って(別に婚活してなくても行きましたけど)、
「ラルクが動くか動かないか*に比べれば、私が結婚できるかできないかなんて大したことじゃない」
と冷静になれました。
夫と出会ったのはその3か月後です。

*読み飛ばしてもらっていい脚注
現在のL'Arc-en-Cielは活動量が少なくて、1年半に1回ライブがあればいい方というバンド。ファンはいつも、ラルクが動くか動かないかを気にしている。

めっちゃよかった

ちょっと長くなってしまったので、まとめておきます。
・共働き共家事夫は希少。覚悟を持ってこだわる。
・家事育児しないイケメンにほだされそうになったら#旦那デスノートで検索
・たまには婚活を忘れる

がんばりましょう!

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