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結婚、出産、失ったもの。 小説「1982年生まれ、キム・ジヨン」
私は、フェミニズムアレルギーだ。
フェミニズムを意識させるだけの強い実体験がなく、恵まれた環境で育った鈍感さ故だったのだろう。
とにかく、声高に女性のありとあらゆる権利を女性の総意かのような主張には、凄く抵抗があった。
だからと言って、男性に幸せにしてもらいたいとか保守的な頭もない。
男女の違いを受け入れさえすれば、なにもしんどい事はない。
わざわざ主張しなくても、自分の受け入れ方次第で、
正しい道なんてないのに
人生を生きる上で、正しい道なんてない。間違った道もない。正解なんて何処にもない。
その平凡にみえる道を、あるいは険しくみえる道を、自分で正解にしていくだけ。
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失敗に見える出来事があったって、長い暗いトンネルに迷い込んだって、その時はもがき苦しむかも知れないけれど、そこから素晴らしい教訓を得て、新たに動き出すことが出来れば、その道は、正解になる。
人生が終わらない限り、失敗なんてない
非常事態だからこそ、子どもが倍速で成長した話
ひょっとしたら、この未曾有の世界危機から目を背けず、最もたくさんのことを学んでいるのは、子ども達かもしれない。
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この長い自粛生活で、幼い子がいる都心の共働き家庭が瀕死状態だ、と言う記事を読んだ。思わず大きく頷いてしまった。
もちろん自粛生活の辛さは、十人十色できっと正解なんてないと思う。
ただ、タスクや制限が多ければ多いほど状況は辛くなる気がする。
我が家の
今こそ、幸せな孤独を
2ヵ月続く休校措置。
いつ解除されるか分からない緊急事態宣言。
経済も暮らしも見通しが立たない。
そんな中、在宅で賑やかすぎる幼い子ども達と同じ空間で、夫婦揃って在宅勤務を続けていたら、私の方が自律神経を消耗しきってしまったようです。
慣れない生活に疲れてるのもあるけれど、
世の中の状況が怖くて不安で、普段はテレビも見ないし、ツイッターも殆ど見ないのに、最近はコロナのニュースや有益かもわか
息子が運動会で教えてくれたこと
忘れられない運動会がある。
いくつ歳を取っても、毎年この季節になったら思い出すのだと思う。
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去年、当時6歳だった長男にとっての幼稚園最後の運動会だ。
長男は、鈍臭いところがあり運動は苦手、人見知りで、休み時間の定位置は砂場。慎重で、少し自信なさげな子だった。
彼にとって運動会は、憂うつな行事であり、親の私にとっては、応援しつつも些細な成長を微笑ましく見守る行事だった。