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《世界史》

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《世界史》で書いた記事をまとめてます。
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《世界史》イタリア統一

《世界史》イタリア統一

こんにちは。
Ayaです。
今日はイタリア統一についてです。
ルネサンス美術の稿でも述べましたが、イタリアは中世以降都市国家が形成されていました。都市国家の力が弱まってくると、オーストリアやフランスなど他国の支配下に入ります。
北はオーストリアやフランス、ローマ周辺は教皇領、南は両シチリア王国(スペイン王家の支流)とバラバラの状況でした。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世(1820〜1878)

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《世界史》アレクサンドル2世とアレクサンドル3世皇后マリヤ・フョードロヴナ

《世界史》アレクサンドル2世とアレクサンドル3世皇后マリヤ・フョードロヴナ

こんにちは。
Ayaです。
今日は解放皇帝アレクサンドル2世についてからまとめます。

アレクサンドル2世(1818〜1881)

アレクサンドル2世は1818年ニコライ1世の息子として生まれます。父の崩御後即位しますが、莫大な賠償金や近代化の遅れなど問題が山積していました。
近代化において工業生産が必要不可欠でした。しかし、当時ロシアではほとんどが農奴として生活していたため、工業生産に人手がまわ

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《世界史》陽気な王様チャールズ2世

《世界史》陽気な王様チャールズ2世

こんにちは。
Ayaです。
王政復古で帰国したチャールズ2世(1630〜1685)。彼は父の非業の死の反省を活かして、政治にあまりタッチしませんでした。一方で、たくさんの愛人たちを抱えて派手な暮らしをしたため、『メリー・モナーク(陽気な王様)』と親しまれました。きっと亡命生活で苦労してたので大目にみられていたのでしょう。今日は彼の個性的な愛人たちについてまとめます。まずは正妻からです。

王妃キャ

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《世界史》2人の女王

《世界史》2人の女王

こんにちは。
Ayaです。
今日はチューダー朝最終話、エリザベス1世とメアリー・スチュアートについてまとめます。

エリザベス1世(1533〜1603)

さまざまな困難を乗り越えて即位したエリザベス1世。
父ヘンリー8世の英国国教会設立以来からの課題であった宗教対立や、自身の結婚問題など、彼女の政治スタイルは『先延ばし』でした。しかし、先延ばしすることで明らかな対立を避け、のちの大英帝国発展の基

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《世界史》九日間女王ジェーン・グレイ

《世界史》九日間女王ジェーン・グレイ

こんにちは。
Ayaです。
今日はテューダー朝第2弾、ジェーン・グレイについてまとめてみます。

ヘンリー8世が崩御すると、エドワード6世が即位します。しかし、彼は病弱で、長生きできそうにありませんでした。必然的に次の王位継承が問題となります。
王位継承順位は
1.メアリー
2.エリザベス
3.ジェーン・グレイ
でした。メアリーとエリザベスはヘンリー8世の娘でエドワードにとっては異母姉にあたります

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