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神戸で「挑戦」が連鎖する場所づくりを始めます。


初めまして。小野綾香と申します。
神戸とタンザニア(東アフリカの国)を行ったり来たりしながら、暮らしている、社会人3年目です。

タイトルにもある通り、これから、「挑戦」をキーワードに「神戸で」「オフラインの」場所作り・コミュニティ作りをはじめます。

なんとなくタイトルにピンときて、このnoteを開いたあなたはきっと私が仲間になりたい人だと思います。

・やりたいことがあるのに、1人では走り出すのに躊躇っている人
・やりたいことは良くわからないけど、これでいいんだっけ?と感じている人
・何か面白いことがないかな〜とSNSを行ったり来たりしている人

二度寝のアラームをセットする代わりに、5分ほど時間ください。

1.自己紹介

なぜまずは私について簡単にイメージしてもらえるよう、自己紹介から。私のことを知っている人、早くコミュニティについて知りたい人は、この章はとばしてください(「場所作りを始めるきっかけ」の章からどうぞ)。

小野綾香。1994年生まれの27歳、今はアフリカで空調サービスを届けるベンチャー企業で、神戸を拠点に働いています。

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(写真:タンザニアメンバーと)

<九州から東京へ:〜大学時代>
出身は福岡県行橋市(北九州市の近く)、瀬戸内の海と山の近くで生まれました。

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(写真1:近くの箕島のビーチ。よく潮干狩りや花火をしてます)
(写真2:近くの平尾台。犬と母とここによく来て、一番初めにバテるのは私です。)


母子家庭の一人っ子で、幼少期は母とは離れた祖父母宅で自由気ままに育ち、中高は北九州市の私立一貫校で、ある程度不自由なく育ちました。
大学からは憧れだった東京に出て、化学分野の研究にはまり、大学院の修士課程まで気づけば修了していました。

それまでの学生時代では、バスケ部でキャプテンとして活躍できたり、研究室時代は海外誌で論文を出版できたり、とある程度整備されたレールの上を全速力で走るだけで、一定の成果を残すことができ、器用なタイプでした。

<アフリカとの出会い>

それが大きく変わったひとつのきっかけは、アフリカ、ビジネスという領域との出会いです。

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(写真:初アフリカ、ルワンダでのプログラム。現地起業家から話を聞く)

海外で働いてみたい、ただ研究者としての自分の素質には限界を感じている、まともに留学経験もない、面白い分野で爪痕を残してみたい。
そんなわがままな想いを抱えているため、進路・キャリアは決断できない。

周囲には理系の研究職に関する情報しかなく、聞ける人がいない中、がむしゃらに探して出会ったのが海外インターンコミュニティでした。

アフリカを始めとする開発国でみてきたことやその経験を元に、実際に起業したり活動を始めている同い年程の学生の、生き生きしたオーラがそこに溢れていて、なんだか悔しくなるとともに、「お前にもできるよ」っと言ってもらってるような。

その後の決断は早く、数ヶ月後のルワンダというアフリカのICT立国への渡航を決めていました。

<不安のどん底での、安心の命綱>

しかし、一番大変だったのは、家族からの猛反対。
大学院を退学させられたり、縁を切られてしまう可能性まで、ほのめかされ、予想以上に心は疲弊していました。

新たな土地への挑戦に期待に胸を膨らませいていた気持ちは、一気に不安へと変わり、日本に帰国後は完全にひとりぼっちになってしまう気がしたのです。

そんなときに、セーフティーネットの役割をしてくれたのが、やはり挑戦を応戦してくれるコミュニティの存在でした。

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(写真:ルワンダ最終日。旅立ちの朝。みんなに見送られ、1人でケニアに向かう。)

『挑戦に失敗しても、家や所属がなくなったとしても、
あなたはあなたで大丈夫。』

不安なままトライを繰り返すルワンダの地で、ぎゅっとハグをしてもらえたリアルな感覚は、安心して前を見れる命綱をもらったようでした。


これが、私の大きな原体験になっています。


2.場所作りを始めるきっかけ


<神戸>
2020年、コロナ禍の中、転職をきっかけに神戸に引っ越してきました。
新卒2年目。できたてほやほやのスタートアップへのジョイン。人生初の関西住み。

東京を小さく一駅にまとめたような街と、そのすぐ周りに広がる山と海。若者も、外国人も多く、これからどんどん面白くなりそうな街。自分でも新しい友達や仲間と、何か面白いことができたらいいなと思っていました。

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(写真1:第一号社員としてジョインした、会社メンバー+家族と近くの摩耶山を山登り)
(写真2:神戸ポートタワーの真下から)

<ないから作りたい>

でも、少しして気づいたのは、「きっかけと出会う場所が少ない」ということ。

やりたいことは何となくあるのに、日常生活のサイクルに流されて、一歩が踏み出せない。やりたいことは具体的に分からないけれど、この熱量のやり場が欲しい、誰かと何かに熱中したい。ふらっと行って、このモヤモヤ感を気軽に人と話せる場所がない。

面白いことや人に出会うため、やみくもに動き回って小さなきっかけを作ってはみたものの、何者でもない私1人で探すには限界がありました。

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(写真1:ファーマーズマーケットで出会った、神戸の隣の丹波市の山の芋農家にお願いして農業お手伝い)
(写真2:シェアハウスメンバーで中心になって企画した商店街のクリスマスバザー&ワークショップ)

きっとオンラインのコミュニティは探せばあるし、東京みたいな大都会には簡単にきっかけと出会える場所は見つかると思います。

ただ、地方にも。。
いや、チャンスや情報に対して、一生懸命手を伸ばさなければ手に入れにくい地方にこそ、『あそこにいけば面白い出会いがあるかもしれない』とワクワクする場所が、”いつも”、”そこに”あってほしい。

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それが、「神戸」という場所に「オフライン」の場所作りを始めるきっかけです。

3.コミュニティのイメージ


<カオスダイバーを増やす>
ところで、”挑戦”と聞いて何をイメージしますか?

高くて分厚い壁を登るイメージとか、全速力で走る終わりのないマラソンとか。

私のイメージは渦潮です。
わたしはよく、何かにチャレンジすることの比喩として、
【カオス(混沌)にダイブする】
と表現します。

想像してみてください。渦潮にダイブしたとしたら。。

渦潮に突き落とされた人は、もちろん焦ります。めちゃめちゃ頑張って泳いで、呑み込まれて、また泳いで。
息継ぎすらとても苦しくて、自分が正しい方向進んでいるのかさえ分からない。それでも、必死に泳いでいるうちに、だんだんと自分が今進んでいる方向、そして、これから進むべき方向がはっきりしてくる。

若いときのキャリアも、これと同じだと思います。だから、よく分からないけどモヤモヤしているという人がいたら、まずカオスに飛び込めるよう後押ししていきたい。


<自由と安心>
逆説的ですが、カオスダイバーを増やすために大事になってくるのが、そんなカオスダイバーを受け入れる自由と安心に溢れた空気感だと思っています。

大きな挑戦をしている人だけがもてはやされるのではなくて、いろんなステージにいる人がリラックスして自分や他者と向き合うことができる居心地のよい場所であってほしい。

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(写真:北海道旭川のコミュニティスペースNESTの雰囲気。こんな安心と挑戦の場所を神戸にも。)

カオスにダイブする前の人も、挑戦している間の人も、失敗したり挫折したりして充電期間にいる人も、カオスとその先に向かう皆のための場所に。

4.コミュニティの価値と構想

<シェアメイトの高校生>
この場所の1番の価値は、「挑戦が連鎖していくこと」です。

わたしが今住んでいる神戸のシェアハウスでの話をさせてください。

シェアメイトの1人に、男子高校生がいます。彼は地方から出てきてプロフットボール選手になるために神戸の強豪校へ通いながら、社会人に囲まれた家で生活をしています。

当初は無口だった彼と対話を進めていくうちに、彼のひとつの夢が「自分で服のブランドを作る」ことだと話してくれるようになりました。そこで、デザインの作り方や、人の集め方を少しヒントを伝えてみたら、その子自身が具体的な行動をどんどん起こすようになったんですね。

つまり、その子は、ただ一歩踏み出す方法が分からなかっただけ。そこで他の誰かが少し教えたり、支えてあげるだけで、あとは自分の力で前に進める人もいる。

正解のない高いハードルに向かう不安感ばかりの姿から、ある日のスイッチをきっかけに高揚感で溢れていく姿に変わる。彼の相談に乗りながらその変化を見ているうちに、私自身も諦めていたことに、少しだけトライしてみようと思えてきました。


今作っている場所では、この挑戦のスイッチが、単発で終わらせないように、丁寧にきっかけを設計することで、
1つの挑戦が誰かの挑戦を呼び、それぞれがお互いの前進を後押しするパワーになる、そんな空間を作りたいと思っています。

ワクワクしてきませんか??


5.さいごに

場所を作りたいという想いは実は、私がアフリカに住んでいた2年程前からありました。ずっと1人であーでもないこーでもないと悩みながらどこかで「自分には...」と躊躇していました。でも、「やりたい!」を口に出した途端、サポートしてくれるいいメンバーが集まり、このnoteもできました。
私自身も今まさにカオスにダイブしながら、神戸という街で、新たな挑戦が始まっています。

これを読んで少しでも、「なんとなくもやもやしている!」「そんな場所あったらいいな」と思った方。ぜひ一緒にコミュニティ・場所づくりに関わってみませんか。

DMはこちらまで。

https://twitter.com/ONayaka_ja


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AYAKA
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