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Fake it till you become it

おはようございます。
先日、デザイナー職への転換を試みましたが、まだまだこの会社でデザイナー職になるためには修行が必要でした。
ので、これを機に私がデザイナーになるまでの雑日記を記していこうと思います。

某外資系IT企業にITスペシャリストとして入社し、時が流されるままに2年が経ちました。
美大卒でもなく、デザイナー職で入社したわけではなく、最初からデザイナーやコンサルタントでもないため上流部分の(要件定義/画面作成)などに関わるプロジェクトに巡り会うのはなかなか難しいものでした。

入社から2年間、主にテスト計画/打鍵系の作業に注力し、身についたスキルは以下です。

・Web/mobileアプリケーションのテスト打鍵
・Web/mobileアプリケーションのテストケース観点作成
・データベースの変更(SQLとかではなく、DBeaverというデータベースツールの操作です。)
・Web/mobileアプリケーションの設計書の修正
・アジャイル・スクラム開発のプロジェクト経験

一方、課外活動で身につけたデザイン系スキルは、以下です!

・Sketchでの画面イメージの作成
・Figmaでの画面イメージの作成
・Adobe Illustratorでのグラフィック作成
・Adobe XDでの画面イメージの作成
・Graphic Recording を使用し、会議の促進や記録など

そうして、デザイン系のチームへの移動を試みましたが、弊社内でのデザイン作業の実績、美大卒業であるなどの壁があり、現場で活かすのは厳しいとなりました。
お金を頂いてサービスを提供する上で、外部で独学でやってても実際に今まではお客様に価値を見出していないため、やっぱり難しいかという結果に納得しました。むむー、では私はこれからどうしたものかと考えました。

私の頭の中によぎったのは三つの選択肢です。

①この会社をやめて、UX/UIデザインを専門にしている会社に就職してしまえば、興味のある/やりたいことに巡り会えてデザイナーにもなる。

②現会社でデザイン作業を経験できるプロジェクトに辿り着けるまで、目の前にあることに取り組み、再度デザイナー職への転換をはかるか。

③そもそも自分の進みたいキャリアを考え直すか。

選んだのは、②でした。
もちろん、時間の問題的にもデザイナーという職業になりたいならば、①を選べばいいと思いました。
でも、この会社に入った理由の原点を再度考えました。
何故ITスペシャリストとして入社しようと思ったのか、それは
「何かをデザイン(問題解決)をするためにはその何かを自分を経験しないと、あるべきものを作れないと思ったからITスペシャリストとしてシステムの構成などを知りたい。」でした。

そして私にはまだ「人に伝える力」が全然足りてないと周りを見て身に染みています。

最終辿り着いた答えはどんな肩書きでもいいから、人の役に立てる何かを問題解決する人になりたいんだなと再認識しました。

思えば、私の将来の夢はたくさんあります。

・絵描さん(アトリエを持つ。)
・旅人(多様性のある人々に出会って、それぞれの文化を知り、様々な人や考え方があることを周りの人に伝えたい)
・雑貨屋さん(人が集まる場所をつくる)(そこでキャンプ用品とパンをやる。)

じゃあ、むしろ③!やんと思うんですが、
上記の夢を実現させるには、今やっている経験が生きてくると思うのです。
例えば、自身の雑貨屋さん/キャンプ場を運営するにあたって、広告/予約のサイトを作るときに今の知識があれば作成ができます。
その中でもデザイン性は特に大事だと感じています。
ビジュアル要素の『人に魅せる』こと、体験を設計する要素の『人の事をよく考える』ことは、どの業界においても必要な事だと思います。

将来、自営業を目指す上で、世界中の人たちにアプローチすると考えると、今の会社は私に必要な経験をさせてくれているのだと思っています、日々見えない先を進みたいと考えています。

あと、お金稼ぎのためにも、、。(多分これが1番の裏の理由)
できればデザイナー職に転換したい!

Fake it till you become it
(なれるまでなれ!)

私のお気に入りの言葉です。
私は高校時代、何をやってもだめなのかもしれないと思う時期がありましたが、自分はできるんだと思い聞かせながら、行動することで自分のなりたい像に気づいたら成れていたことがあります。(自分では気づかぬうちに)
それはそうなるようにfakeし続けてからだなと思います。
ちょっと忘れかけていた大事な事を思い出すためにつらつらと打ちました。

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