手放した分、掴むチャンスが訪れる、そのための行動をしているか?
なにかを得ようと思うのなら、両手を空っぽにすること。
私は人生の中で、【手放す】ことはキーとなっています。
先日、自分の中で結構大きいものを手放す決断をしました。
それが、ベースです。
社会人になって初めて、自分のお金で買った大きい買い物でした。
そして、学生時代からずっと夢リストに書いていたものでもあります。
初めてベースを手にした感動、
初めて弾けた瞬間、
弾いてるときのちょっとしたワクワク感、子供が秘密基地に入り込んでくすくすしているような空間、それが私にとってベースでした。
だから、とても大切なものだから、手放しました。
手放した瞬間は、ぐぐぐっと心に重しが乗ったみたいに、軋みました。
でもだから、次のステージだなと、思います。
手放した分掴むチャンスが絶対に来ると信じています。
そして、努力した分は必ず倍以上になって自分のもとに帰ってくると思っています。
だから、ベースが運ばれていくときの、わたしの心の中は「またね~」でした。
こんな風に努力している人は、なにか手放している人が多いと思います。
ただ、努力している人はこれが徐々に当たり前になっていくようにも思います。
現に私がそうでした。
私は自分の目指す道が決まった時、絶対にやめたくなかった会社をやめる決断をしました。
泣きじゃくって泣きじゃくってようやくした決断、
だから絶対に成功しようと心に決めたはずなのに、それは皮肉なことに月日が流れるとその悔しさや、心にかけた負荷や、軋みが薄れていったように思います。
それをもう一度思い出しました。
私はこのままでいいのか?
これが望んでいる姿なのか?
手放した分、掴むチャンスが訪れる、でも自分次第。
掴むための行動をしてきたか?
丹波綾香
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