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太陽が眩しかったから納豆を食う

先日、すごい疲れていたらしい。らしい、というのは疲れすぎるとそれを認知することすら難しい。なんなら睡眠という行為すら億劫になる。
とりあえず疲れていた。それに気づいたのは一言喋るごとに涙が出たからだった。


すごい。 


最初に思ったのはそれだった。


風が背中を押すと、その反動で涙が出る。
人の声の振動で涙が出る。
悲しくもなんとも無いのに涙がでる。
人間水分すぎる。


太陽が眩しかったら人を殺すし、ウミネコが桟橋で鳴いたら死のうと思う人間の心情が理解できるな、と思った。
そう考えている時点で結構冷静なのだが、
意識飛ぶくらいに怒ったり喚いたり泣いたりしてみたいなぁ、とも思う。
感情の塊は何よりも強い。それを瞬時に投げつけられる人は(圧力的な意味で)強い。
個人的にそういう事が苦手なので、そういう人がたまに羨ましい。

とりあえずそんな自分がキーボードを叩くごとに涙が出るので、これは疲れていると理解した。



そんな時はトリプトファンだ。



さっきまで詩的なことを考えていたのに、いきなりトリプトファンだと切り替える自分の脳みその現実的さにチベットスナギツネのような目を向けてしまう。


しかしトリプトファンは優秀だ。
甘いものよりトリプトファンだ。


個人的におすすめなのは納豆だ。

牛乳とかチーズとか豆腐とか味噌汁もあるが
納豆が個人的には即効性がある。


納豆単品で食べて、白湯飲んで、歯磨いて、寝る。
または
納豆食べて、納豆カップに味噌出してお湯で溶いたもの飲んで、歯磨いて、寝る。


程よく胃が温まって満たされて寝れる。起きたら大体 元に戻っている。


太陽が眩しくなる五月。
とりあえず自分が不安定だと感じたら

納豆食べて寝ろ。


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