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長期海外滞在から帰国 -転入届け ・納税管理人の解任書-

1年間のデンマーク滞在から戻ってきた。
歯医者へ行こうと思ったら保険証がない。デンマークへ行く際に転出届けを出して、保険証を返却していたことをすっかり忘れていたのだ。

ということで、役所の手続きを早々にしなくてはならない。歯医者はすでに予約をしている。その前に保険証を手に入れなくてはならない。

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そう、渡航前はバタバタしていて記録できなかったが、実はちゃんと住民票を海外へ移すため、転出届けを出していた。
そして昨年の9月からの海外滞在だったため、その年度の確定申告をしなくてはならず、納税管理人の届出書も出して渡航した。

それらを日本の住所へもどすべく役所へ行ったので、軽く転入手続き確定申告の代理人制度について書きたいと思う。


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基本、海外から戻ってきた場合、それを戻す転入手続きが必要になる。
逆に、海外へ長期滞在へ行く人は転出届けを出す必要がある。(引っ越しと同じ感じで)
住民票を日本に残したままの人は、転入届を出す必要はない。


転入手続きに必要なもの(役所で)


・パスポート (出国・入国スタンプ必須)
・身分証明書
・印鑑 (しかし書き直しの修正の際しか使わなかった)
・年金手帳 (基礎年金番号が分かるもの)
・マイナンバー カード

受付窓口で「転出届け」は持ってきましたか?と聞かれたが、提出した際に写しをもらった記憶などない。無くても大丈夫だった。

それよりも大切なのは、
日本含め、今 顔認証でスタンプを押さなくても入国・出国できる国が増えてきているが、こういう役所的手続きや、他の国へのビザを取る際にはまだまだスタンプが必要なので入国・出国スタンプはもらっておいた方が良い


転入手続きで起こること


・国民健康保険について 

住民票を戻すと、国民健康保険の支払いをしなくてはならない。
というより私は歯医者に行きたいため今すぐ保険証が欲しい。
もちろん家族の扶養に入る方はそちらで手続きをする。
保険証はその場ですぐさま発行された。ありがたい...

保険料についてだが、
「昨年度の日本での収入は(海外にいたので)ゼロですよね?」と聞かれた。今回、所得の証明書など必要なく進んだのだが、
「昨年度、日本での収入がゼロの人は免税の簡易申請書を書く」と他の人のブログで見た。保険料は減額になるのか、またはそのままなのか納付書がこないと分からない。果たして...とりあえず歯医者にいける。


・年金について

私は「任意加入」にしてデンマークにいる間も年金を支払っていた。なので転入届けを出し、「任意加入」から「強制加入」になった。
名前が変わっただけで収める金額は変わらない。
年金高い...

実は、
海外に出ると年金の支払い義務はなくなる為、支払わなくても良い。

しかし、任意加入という形で払い続けると、将来的な年金受給額に関してもそうだが、
海外在住期間に死亡したときや病気やけがで障害が残ったときでも、遺族基礎年金や障害基礎年金が日本にいるときと変わらず支給される。

なので私は「任意加入」にしてデンマークへいきました。



・マイナンバーの手続き

自分は転出届けの時にマイナンバーに関して何もしなかったせいかもしれないが、番号が変わらず、発行日が最新のものになるだけ、そして再発行は
2〜3週間かかるとのことだったので、特になにもしなかった。マイナンバー....

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確定申告の代理人制度(税務署で)

ここからは確定申告をしている人用です。
転出届けをし、私は日本に居ないことになる為
確定申告に関わる提出や受け取りを親にお願いすべく、今回代理人を親にしました。
税務署へ出向いて書類をつくっても良いのですが、電話をしたところ用紙を送付すれば大丈夫とのことだったのでネットから書類をコピー・作成して送りました。

<海外転勤と納税管理人の選任について>
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1923.htm


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とりあえず、役所の方が流れるように説明するので
ただでさえ書類系が苦手なのに、帰国したばかりだと何をいっているのか全く分からず、「日本語、早い...」とボーゼンとなされるままに手続きしました。





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