見出し画像

【食事】お味噌汁は私たちの味方です。

余裕がない時ほどお味噌汁

体を思った料理を作る余裕がないとき。
夜中にふと何か食べたくなった時。
どうするか迷ったらまずは、お味噌汁を作ってみませんか。
お鍋に材料をいれるだけ。
お料理中のお出汁の香りにホッと一息つきつつ、しっかり体内へ栄養も届けることができる。
お味噌そのものの栄養と具材の栄養それぞれをまるっと取り込めるのです。
実はとっても効率的で最強の食事が「お味噌汁」なのです。

「飲む美容液」お味噌汁

お味噌汁には腸内環境を整える植物性乳酸菌が含まれています。植物性乳酸菌はヨーグルトなどの動物性乳酸菌よりも強く生きたまま腸に届く確率が高いといわれています。
腸では幸せホルモン=セロトニンが作られています。
セロトニンをたくさん作るためには腸内環境を整える必要があり、そのためには乳酸菌(善玉菌)が多く腸にとどまることが大事なのです。

原料である大豆には
・ビタミンE
・大豆サポニン
・大豆イソフラボン
など抗酸化作用のある成分が含まれておりアンチエイジング・美肌にも効果的です。

また、大豆には筋肉を作るアミノ酸のロイシン・イソロイシンも豊富に含まれており男性にも嬉しい効果。

これだけあれば「ちゃんとお味噌汁」を作れる!

お味噌を「ちゃんと作ろう」と思うと出汁をとったり手間がかかりそう・・・と感じる方もいらっしゃるかと思います。
でも、実は作り方よりも何で作るか、が大事。
ポイントは
・材料をきちんと選ぶこと
のみです笑
逆にそこをさぼると「お味噌味」ではあるもののお味噌汁本来がもる栄養素や健康へのパワーがほぼなくなってしまいます。

◆お味噌の選び方
 ・原料がシンプルであること(無添加)
 ・出汁が入っていない
 ・酒精やアルコールを使っていない
味噌の原料は大豆・麹(米麹/麦麹)・塩のみです。
スーパーで調べるときは、成分表にこの3点だけが書かれていれば第一ステップクリアです。
さらにこだわる場合は、国産100%だったり遺伝子組み換えでないもの。

便利に見える出汁入りですが、一緒にアミノ酸調味料や○○エキスなどが含まれます。これらは食品添加物です。

◆だしの選び方
 ・添加物や化学調味料が入っていない
 ・原材料が国産

私はパックのままでも中身だけでも使えるタイプが好きです。
出汁にこだわってみると、一気に「ちゃんとした」お味噌汁に仕上がります。
きちんとひいたお出汁も素敵ですが、お料理のタイミングや頻度が読めない忙しい方はだしパックでも十分。
私も日常はほとんどだしパックです。

作り方はたったの3ステップ

①お鍋に出汁をとる(お湯を入れて出汁を煮だす)
②その間に具を切り、出汁の中に入れる
③火を止め、お味噌をとく

本当にこれだけです。
大事なのは、お味噌を入れた後に沸騰させないこと。
お味噌に含まれる麹菌は75度以上の温度で死んでしまうので絶対に沸騰させないでください。

何を入れる?

お味噌汁にルールはありません。
極端に言えば味噌を溶かして飲むだけでもいい。
何を入れるかは食べたいもの、季節のもの、足りない栄養素、などから好きなものを好きなだけ入れてください。

たんぱく質が足りなければお豆腐、しっかり食べたいときはカボチャ、食欲がない時はわかめやとろろ昆布の海藻。

好きなものをどれだけ入れてもうまくまとまるのがお味噌汁の良いところです。
私は、さつまいもやかぼちゃの甘みのあるお野菜に刻んだねぎを入れるのが好きです。
甘いお野菜なので驚かれますが、お味噌の塩味と野菜の甘みが絶妙です。

お味噌汁にもっと頼ろう

おかず作る時間がなくても、具材をたっぷり入れたお味噌汁とごはんがあればしっかり心も体も満たされます。
お味噌汁は単なる付け合わせの汁物ではなく立派なおかずにもなる。
具材だけ取り出せば赤ちゃんの離乳食にもなる。
どんな具材が合うかを実験してみても楽しいです。
とりあえず1週間、お味噌汁に頼ってみませんか??


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?