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アラサー編集者がバルセロナで大学院生活──【イベリコ豚の国で迷子になって】
2017年、30歳目前にしてワーホリビザでスペインのバルセロナへやってきてからこの地を離れられなくなってしまいました。最初の1年はリモートで働き(結局現地で働いていない)、その後ビザの関係で一旦日本へ戻り、2019年9月から学生としてバルセロナへこれた! と思いきや、パンデミックに見舞われて現在にいたります。
2019年から2020年はポンペウファブラ大学大学院でブランディングを学び、2020年から今年9月まで何を血迷ったか、同大学院でクリエイティブ・ライティングのマスターを勉強していました。
通常なら「修士論文」を提出するものですが、ここはクリエイティブ・ライティング。最後のお題は「本を書く」というもの。
日本語ですら「本」なんてかいたことないのに、スペイン語で書くなんて目眩がしそうでした。というか、最後は息が切れるかと思いました。というのも、いきなりスペイン語で書き出すと一向に進まないので、まずは日本語でざっと書き、それを整えながらスペイン語に翻訳していっていたからです。ダブルの手間。しばらくやってから、もうそんなことしていられないと気がつき、ある程度の日本語バージョンを仕上げたらそれを機械翻訳に突っ込み、明らかにおかしいところを自分で直し、さらにネイティブの友人(2人)に読んでもらうという方法に方向転換しました。
そんなこんなで完成した「本」は、小説なんてとてもじゃないと書けないので、フィクションです。テーマは「日本とスペインの比較」。といっては薄っぺらいですが、私の体験だけでなくかつて仕事で取材させていただいた方のお話や新たにお話を伺ったりしたものを盛り込んでエッセイ的なものにしました。
で、これだけの労力を割いて書いたものをしまいこんでしまうのも悲しい……と思い、noteで小出しにしていくことにしました。細々と頑張っていこうと思います。
Capítulo 1 「生活編」
Capítulo 2「恋愛編」
Capítulo 3「グルメ編」
Capítulo 4「仕事編」
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