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のんびりバルセロナから「大人の遠足」をするならシッチェスがお勧め

友人が訪ねてきてくれたので久しぶりに、シッチェスまで遠足に行ってきました。シッチェスは、バルセロナから中距離列車で約45分のところにある港町。
 
2月におこなわれるカーニバルでも知られ、シッチェス・カタロニア国際映画祭の名前を耳にしたことがある人もいるかもしれません。また、夏はビーチリゾート地として栄えます。
 
旧市街を散策して、テラスで太陽を浴びながらワインを片手に食事を楽しんだり、ビーチでぼーっとしたり──そんなのんびりとした1日を過ごしたい人にはおすすめの場所です。
 
今回は、まさにそんな大人の遠足。シッチェスにつくや否や、友人からお勧めされたレストランに直行。予約しておいたので、テラス席に座ることができました。とりあえず、スペインのスパークリングワイン「カバ」で乾杯。週末限定のランチコースの2択しかなかったのですが、それが結構お得。前菜がイカのフリット、蒸したムール貝そして「チャト」というサラダ。そしてメインにパエリア、最後はデザートかコーヒーがついて一人27ユーロほど。


カバとムール貝が合う!


 
私たちはそのあと白ワインのボトルも注文したので、お高くなりましたが……それでも、週末であり、海を目の前にしたロケーションであり、なによりパエリアがおいしい(観光客騙しのところに入ってしまうとおいしくないのです)、それにしっかり冷えたリアスバイシャスの白ワインも最高! ということで、文句はありません。

 

イカ墨のパエリア「アロス・ネグロ」がお勧め


そのあと海辺を散歩して、ビーチでビールを飲みながらまったり。天気も良くて、もう脳みそが空っぽになりました。
 
ときどきガイドのお仕事をしているのですが、アテンドしたほとんどの日本人の方がバルセロナを弾丸で訪れています。日本からはるばるこちらまでやってくるので、スペインのほかの都市やヨーロッパの違う国々も見たくて、旅程を詰め込みまくってしまう気持ちはよーくわかるのですが、1日だけでもちょっと郊外に出て、のんびり観光するのもお勧めです。
 
最近、カバやワインの産地で知られるパナデスというところにも行ってきました。というのも、そこで「サラダ祭り」が開催されていたのです。その様子も書いているので、ぜひこちらからご覧ください。

 


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