![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142338373/rectangle_large_type_2_768eef15e9c355f92d26d6a8c42dbf21.png?width=800)
うっちーの育児日記vol.25〜市役所からNICUの請求書が届いた話〜
こんにちは。
うっちー@新米パパです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、健康診断を受診するため、約2ヶ月ぶりに職場へ行きました。
健康診断を終えると、お世話になった先輩方や同期の友人に近況報告を兼ねて栄養ドリンクの差し入れをしました。皆さん温かく迎えてくださりありがたかったです。
さて、今日は市役所からNICUの請求書が届いた話をしたいと思います。
1 退院時の支払い
私の息子は、低体重で産まれたため、約3週間NICU(新生児集中治療室)にお世話になりました。詳細は過去の投稿をご覧ください。
息子が退院した際、病院にはオムツ代などいわゆる保険適用外の費用を支払い、医療費は請求されませんでした。(記憶が曖昧ですが、病院に支払ったのは数万円だったと思います。)
というのも、息子は「未熟児養育医療給付制度」の対象になったため、病院で医療費の支払いはありませんでした。
2 「未熟児養育医療給付制度」
⑴ 制度の概要
大阪市のホームページに分かりやすく説明されていたので、引用させていただきます。(ざっくり説明すると、医療費が基本的に無料なりますよという制度です。)
未熟児養育医療の給付とは、身体の発育が未熟なまま生まれ入院を必要とする乳児が、指定養育医療機関において入院治療を受ける場合に、その治療に要する医療費を公費により負担する制度です。ただし、世帯の市町村民税額に応じて、入院治療費の一部は自己負担となります。
⑵ 手続きの流れ
この制度は、市役所に申請をしないと給付を受けとることができません。病院の看護師さんが詳しく説明してくださったので、スムーズに手続きを終えることができました。
①病院から渡された申請書を市役所へ提出
(出生届と同じ日に提出しました。)
②申請書と一緒に所得証明を提出
(蛇足ですが、妻は仕事の関係で遠方の町に住んでいたため、所得証明を取り寄せるために少し苦労しました。)
③市役所から請求書(振込用紙)と費用の内訳が届く
④銀行で振り込む
⑶ 市役所から請求が来る理由
少し細かい話になりますが、かかった費用は一旦市役所が立て替えてくださいます。
市役所が立て替えてくださった後、世帯の所得に応じて負担額が決められ、患者(今回の場合は父である私)に請求が来ます。
3 実際にかかった費用
結論から言うと、約3万円の請求がきましたが、実質0円でした。
というのも、「こども医療費助成制度(子供の医療費が助成される制度)」の対象になるため、一旦3万円を支払い、領収書(振込用紙の半券)を市役所のこども医療費助成制度を担当している部署に提出すると、3万円が私の口座に振り込まれます。
「未熟児養育医療給付制度」と「こども医療費助成制度」を所管している部署が異なったため、手続きが面倒でしたが、実質0円になって助かりました。
4 様々な制度にお世話になりました
息子が退院するにあたって、「未熟児養育医療給付制度」や「こども医療費助成制度」などを活用させていただきましたが、改めて日本の社会保障制度は充実しているなと感じました。
市役所から送付された書類に目を通すと、約3週間の入院で総額約145万円の費用がかかったとの記載がありました。
本来であれば、その3割である約48万円が自己負担になるはずですが、負担額は実質0円です。
昨今、日本の社会制度について色々と議論されていますが、実際に制度を使ってみて、制度のありがたみを強く感じた出来事でした。