綾羽アキ

言葉が好きなひと│spoonで配信しつつ好きな言葉を紹介しています

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最近の記事

2020年を振り返って

今年を振り返る記事を書こうと思ったけれど、今年は色んな出来事が潰えてしまい、大学にも数回しか行かないまま、オンラインで講義を受けて課題に追われていたら今年が終わってしまうらしい。早すぎでは?? noteらしく今年買って良かったもの5選などを載せようと思っていたけれど、間に合わないまま終わりそう。 (挙げるとしたら、hpのモニタ<作業効率が爆上がりした>、surfaceペン<pdfへの書き込みができて便利>、資生堂の毛抜き<少し高いけどとにかく使いやすい>、POLAのアイシ

    • 髪の毛を伸ばし始めたら、自分を愛せるようになった

      髪の毛を伸ばしてかれこれ1年になる。 ショートボブだった髪の毛は、鎖骨を優に超えるくらいの長さになった。 特に髪型にこだわりはなかった。高校時代に体を壊してから、わたしはずっとショートヘアにしていた。前髪はなんとなく短め。ショートボブは手入れが簡単で、ダメージも特に気にならない。寝癖もアイロンで伸ばしてしまえば直る。髪の毛に手をかけなくていいところが楽だし、手をかける余裕もない。自分にはショートヘアの方が似合う気すらした。体を壊す前、高1の頃は胸にかかるくらいのロングヘア

      • 1000円で買える贅沢

        喫茶店が好きだ。 地元ラジオの軽快なトークが流れていて、日当たりがよくて、人懐こい笑顔のマスターが温かみのある木目の椅子に腰掛けて常連さんと駄弁っているような明るい喫茶店も、BGMがない中無骨なマスターが丁寧にコーヒーを入れている音とお客さんたちの笑い声が聞こえて来る温かな喫茶店も、小ぢんまりとした店内のカウンターに本が所狭しと並んでいて、ジャズが小さく流れてくるお洒落でレトロな喫茶店も、好きだ。 コーヒーが好きで、煙草も嗜む。 コーヒーか紅茶かと問われたら、断然前者を選

        • グラフィティ──言葉と共に眠る #002

          強い初期衝動に突き動かされるまま、わたしはページを捲り続けた。 ◇ こんにちは。綾羽アキです。 今回は岡本啓さんの第一詩集「グラフィティ」を取り上げます。 といっても、この詩集は2014年に発売され、すぐさま話題になり、2015年の詩の賞を総なめにした詩集でして、2020年になった今わたしが書くことは大してないような気もしています。 グラフィティとは、落書きの意。橋とかに書かれたスプレーアートのイメージが近いです。 この詩集には、13編の詩が収められていて、うち12

        2020年を振り返って

          万年筆はいいぞ

          タイトルそのままですね。布教する記事です。 元々高校生の頃から万年筆好きだったんですよね。 きっかけは17歳のとき、カクノというパイロットが出している子ども向け万年筆(1000円+tax)を買ったことでした。当時17歳。 「万年筆めっちゃ書きやすいな」ということに気がつきまして。サラサラかけて引っ掛かりがない上に、筆圧を掛けなくても筆記ができるので、疲れないし筆記に対してのストレスがものすごく少なくて済むのです。わたしは握力が20kgくらいしかないのと女子と比べても手がか

          万年筆はいいぞ

          自分を信じる

          わたしはノリと思い付きと勢いで生きているタイプの人間だと思う。自分の直感を信じているというか。 高校受験のときも、周りが受験校を決めるために高校見学に回ったり資料を取り寄せてる中、特に何か資料を取り寄せることもせず受験校を決めあぐねていた。地域の一番校出身の伯父に「高校は良いところに行った方がいい。人間関係が良好だから」と言われて、「家から電車1本で通える進学校だから」という理由で志望校を決めた。人間関係で苦労していたので、中学の人間と高校では一緒になりたくないという気持ち

          自分を信じる

          何を書いて生きていく?

          SNSのアカウントをたくさん持っています。Twitterで10以上ある。表現することが好きで、色々やって、書くことと話すことに落ち着きました。色んなものを書いてきました。日常、会話の内容、夢、創作、メモ、えとせとら。手持ちのアカウント全てで毎日呟いてるわけでもないけど、要らないアカウントは適宜消しているので、今残ってるのは必要だとか、使わなくなったけど呟きを残したいと判断したものたちです。 わたしは、自分を晒すことが、苦手です。 苦手とは、ちょっと違うのかもしれないけど。

          何を書いて生きていく?

          玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだーー言葉と共に眠る #001

          鮮烈な取り組みの歌集、だと思います。 こんにちは。綾羽アキです。 やっと「言葉と共に眠る」第1回。 今回取り上げる歌集は『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』著:木下龍也・岡野大祠 です。 タイトルは作中の岡野さんの作品です。 男子高校生ふたりの7日間をふたりの歌人が短歌で描いた物語、217首のミステリー。(帯文より) まず、装丁がとてもいい。窓にカーテンがかかっていて、窓の外はぼんやりしていて、カーテン越しに柔らかな光が射してくる写真が使われていま

          玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだーー言葉と共に眠る #001

          「言葉と共に眠る」言葉紹介、始めます

          初めまして。綾羽アキと申します。 言葉が好きな女子大生です。 詩や短歌を好んで読んでいます。エッセイも好き。一番、美しく無駄がない言葉だと、思っている。 突然ですが、皆さんは、詩や短歌を、ムズカシくてよくわからないものとして、なんとなく避けてはいませんか。 わたしは、詩や短歌を、素晴らしいものなのだと、声を大にして言っていきたい。 * 2019年6月から、配信アプリspoonにて、この名前で配信主として活動してきました。現在は不定期で雑談配信をしたり、詩や短歌の朗

          「言葉と共に眠る」言葉紹介、始めます