新潟の「藤五郎梅」で梅酒作り。初心者でも30分以内で仕込める自家製梅酒はいかが?
本日は【旬トーーーク】(勝手に作った)
6月といえば・・・梅。
梅の旬キテマスよ。
つい先日、
2年前に作った梅酒を
ついに飲み干してしまった我が家。
「これは梅酒を作れということだな・・・」
気付けば、
今ちょうど梅の盛りじゃないか。
作ろう梅酒!
ビバ梅酒!
ここで、
梅といえば「南高梅」
ですが・・・
何を隠そうこの私、
『地元応援』気質。(ナニソレ)
新潟産の「藤五郎梅(とうごろううめ)」
を買ってきました。
スーパーでは1キロ980円。
それがなんと500円。
少し実が大きいほうが700円。
お買い得なお店見つけちゃいました!
藤五郎梅とは?
旧 亀田町(現 新潟市江南区)は
新潟県有数の梅の産地。
発祥は『清野 藤次郎』さんの家。
(え?藤五郎じゃないの?)
注:写真はイメージです
藤次郎どんの自慢の梅の木。
たくさん採れるうえに、美味しい梅じゃったとな。
そこで
村の人々は
「この梅はアリよりのアリ!」と
こぞって接木して増えていったんじゃ。
そしてある日、
とあるキーパーソンが現れたのじゃ。
青果問屋の『宇野 藤五郎』どんが
市場にどんどんその梅を出していったところ
瞬く間に消費者たちの注目を浴びたのじゃ。
「果汁が多く、肉厚で大玉」な梅として
たいそう評判になったそうな。
いつしかその梅は
『藤五郎梅』と呼ばれるようになったという。
そして
旧 亀田町は現在「梅のまち」として
存在感を示しているそうな。
画像:新潟観光ナビより
もとは藤次郎どんの家の梅。
それが新潟に定着し、
問屋さんの名前で呼ばれるようになるとは・・・
明治時代の頃の話とはいえ
マーケティングが大事だ
ということを教えてくれます 笑
一人のマーケターが
旧 亀田町を「梅のまち」にしたという話。
(※少し妄想も入っています)
そんな梅ですが、6月がまさに旬。
これを逃す手はありません。
初心者でも簡単にできる梅酒の作り方
【材料】
青梅 1キロ
氷砂糖 700g~1キロ
ホワイトリカーや焼酎 1.8リットル
※保存瓶は、3~4リットルくらいのものを準備
今回はぽんしゅ仕込。
「手作り果実酒のための日本酒」に挑戦!
【作り方】
1.梅についている黒いヘタを爪楊枝や竹串で一つずつ取り除く
これが一番の手間。
これさえやってしまえばあとは勝ち戦。
ガンバです!
2.ボウルなどに移し、優しく梅を洗う
3.水気厳禁!キッチンペーパーやふきんでよく水気をふき取る。
4.殺菌した瓶に、梅・氷砂糖と交互に入れていき、ホワイトリカーなどのお酒を注ぎ入れる。
日の当たらない冷暗所で保管。
半年くらい~飲み始めてOK。
こだわりの焼酎やブランデーで作るのもアリ!
アルコール度数が高いほうが保存性が高いので、30~35度のものを選ぶとより安心。
(今回の日本酒。度数が20度なので少し心配ではある。ものは試しだ。)
あの頃は567で大変だったね。
なんて
数年後、笑いながら夫と飲むのを楽しみに。
とても簡単なので
今年は【思い出の梅酒】
作ってみませんか?
ということで、今日は梅の話。
以上、綺麗メシ研究家
古川綾子でした!
梅の効能はこちらで語っています▼
初めましての方はこちらもどうぞ▼
あ、峰村醸造さんが梅の甘酒だしてる。
サポートしてくれなんて滅相もありません。 もしそんな奇特な殿方・ご婦人がいらっしゃった場合は、感謝しすぎて鼻血が出ることでしょう。(出なかったらすみません) そして大切なお気持ちは ”恩送り” に使わせていただきます。愉しくて温かい ”和” が広がりますように。