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【はじめての○○】5歳娘が骨折しました

その日は珍しくカーペットを洗濯なんてしてみた。

そして、ためてきた課題にようやく手を付けようと、資料をテーブルに広げる。

その矢先。
珍しく携帯が鳴り響く。

「保育園からだ・・・」

嫌な予感がした。

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電話の先ではいつも明るいはずの保育園の先生の声。
しかし、いつもよりトーンが暗い。
それもそのはず。

「○○ちゃんが遊具から落ちてしまって、腕が腫れているようなんですが、ずっと痛がって泣いているんです。お医者さんに連れていってもらうことはできますか?」


青天の霹靂。


「まずは落ち着くんだ。」
自分に言い聞かせる。

「医者って何科?
とりあえず脱臼でいったことがある
整形外科でいいか・・・?」

怪我対応に不慣れな母もどうにか
子どもの保険証やら必要なものを集め、
保育園に向かった。

・・・

保育園に着くと、「痛いよ~」と泣き叫ぶ我が子。
顔は涙でぐしゃぐしゃだった。

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腕には保冷剤を当ててくれていたけれど、確かに腫れている。

少しでも腕を動かすと痛がるので、そーっと労りながら車に乗せる。
向かうは整形外科だ。

「お医者さんに行きさえすれば、大丈夫だから。」

泣き続ける子どもを励ましながら、初めての事態に戸惑う自分自身も一緒に落ち着かせていた。


目的地到着。

よかれと思ってだっこしようとしたら、逆に腕が動いて痛かったようでさらに大きな声で泣き叫ぶ。

「ごめんごめん」
母、しょっぱなから痛恨のミス。

待合室では絵本を読んでみたり、スマホを出してみたり。

努力の甲斐むなしく、痛さという敵には敵わない。

待合室には子どもの泣き声が響く。
周りの人に心の中でおわびしながら、呼ばれるのを待つ。


そして、呼ばれた診察室。

先生は状況を聞き、腕の様子を見るなり一言いった。

「骨折ですね」

(マジか・・・。)

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”もしかして”と思っていたことが、
目の前の現実になった。

まさに『なんて骨体』だ。
おぼっちゃまくんの姿が脳裏に浮かんだ。


その後はレントゲンを撮り、
その結果、
手術まではしなくてよさそうだという。

ほっと一安心。
手術でなくてよかった・・・。


過去に私自身が足の骨折で手術をしたものだから、手術の苦労は知っている。

なにせまだ5歳だ。
せめて手術にならなくてよかった。
と思うことにした。


半分式のギプスを当てる。
(この時も泣き叫んで大変だった)

腕が固定されると
少しは痛みがマシになったようで、

医者を後にする頃には涙も乾いてきた娘。

家に着くと、さすがに泣きつかれた様子。
「痛い」といいながらも眠りについた。

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全治3週間。
はじめの3日くらいはまだ痛いから、注意すること。

ギプスは外れるタイプ。
痛みが落ち着けば外してお風呂にも普通に入れる。


5歳児、初めての骨折。

母にとっても子どもの骨折は初めてだ。

不幸中の幸いなのは、左腕だったこと。
箸は持てるから、ごはんも食べられる。

しかし、これから3週間のギプス生活。

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長いな・・・。

遠い目をしながら、この先の生活に想いを馳せる。


そして昨晩は、痛くて夜中に起きてしまった娘。

赤ちゃん以来、久々の『夜対応』

あの頃は毎日の授乳でも夜対応できたけど、
今は正直きつい。

おかげで今日は眠い・・・。


しかし、小さな体で娘も頑張ってる。

私もしっかり母業頑張ります。


今日はプライベートな話でしたが、

ちょっとしたことで子供は怪我をする。
そんなことを体験した話でした。

全国のママさん、
それぞれ抱えている課題は違うけれど、
一緒に頑張りましょうね!


火曜金曜お昼更新は諦めない

綺麗メシ研究家
古川綾子でした。



サポートしてくれなんて滅相もありません。 もしそんな奇特な殿方・ご婦人がいらっしゃった場合は、感謝しすぎて鼻血が出ることでしょう。(出なかったらすみません) そして大切なお気持ちは ”恩送り” に使わせていただきます。愉しくて温かい ”和” が広がりますように。