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無駄を楽しめれば最強に人生を謳歌できると気付いた話

一見無駄に見えることでも
楽しめるようになれたら人生最強!

今日はそんな話をしたいと思います。

今は便利なものが増え
機械化、自動化、なんならAI化。

人間がやらなくても良いことがどんどん増えていますよね。

では便利になって作業が減り
私たちは幸福になったんでしょうか?

あなたは毎日楽しく過ごせていますか?

無駄を排除すると大切なものまで失う

画像:ジョジョラ―天国

過去の私は無駄が大嫌いでした。

当時育休明けで時短勤務だった私。

とにかく業務に徹底的に集中して
時間内を終わらせることだけが命題でした。

「早く帰らないと保育園に間に合わない!」
なので余裕は一切ありません。

仕事中の会話は用件のみ。

他の社員と話すこともほとんどなく

まるでジョジョ並みにオラオラオラァ~
と仕事に没入していたものです。

画像:ジョジョラ―天国

(ジョジョの奇妙な冒険を知らない人を置いてけぼりにする心の強さを私綺麗道は保持しています)←謎の宣言

そんな私をしり目に
ぺちゃくちゃ話している他の女子社員。

なんなら残業も平気みたいでそれも鼻につく。

(こっちは時短勤務で時間がないのに!)

時間に追われる私にはそんな女子社員たちが
目に付いて仕方がありませんでした。

「仕事中の会話なんて無駄でしかないのに」

いっつもピリピリしていました。

職場ではもちろん、家庭でも
いっつもイライラ。

フンガー

めっちゃ怖かったと思います。(ごめんよ息子)

全て無駄を排除していったら
大切なものまでも失った気がします。

(幸い家庭崩壊まではいきませんでした。危なかった~)

そんな私も色々あって会社を辞めまして
そこから少しずつ変わっていきました。

そして今の私はと言いますと

無駄なことも楽しめるようになりました。

ヒャッハー

では、私がここで言う ”無駄なこと”って
どんなものだと思います?

今回ご紹介する無駄は・・・

エゴマの種の選別作業です。

ただ種を仕分けるだけですよ。

昔の私なら無駄でしょ!
って切り捨ててたかもしれません。

これだけ機械化が進んでいる現代で
わざわざ人間が一個ずつただただゴミを取る。

ほら、なんとなく無駄感ただよってません?

もっといい方法ないのかいって思いません?

で、これをやったことある人なんて
なかなかいないんじゃないかと。

なので実際の無駄体験談としてご紹介していきます。

エゴマの選別作業で得られたもの

これうちのエゴマです!

昨年初のエゴマ栽培に挑戦し
無事に収穫までこぎつけました。

秋にエゴマの種を収穫したものの
小石やゴミが混ざっていて
そのままでは食べられない状態だったんです。

種だけ取り出せれば食べられるんですよ。

収穫の喜びは目の前にあるの。

でも1㎜くらいのエゴマと
その他のゴミを識別するのって
正直めんどくさくて。

隠さず言いますと、ずっと放置してました。
(ずぼらは先延ばしがち)

でもさすがにもう放っておけないと
先日重い腰を上げ
エゴマ選別をやってみたら・・・

めっちゃ楽しい~!
じゃないですか。

白い紙の上に広げたおよそ1㎜のエゴマの種たち。

すごく小さいです

そこからピンセットでゴミと小石を拾い集め
エゴマの種だけを集める。

声を出すと息で種が飛んでいくので
基本は無言。

強くつかみ過ぎると
エゴマの皮がむけてしまう。

そぉーっと優しく無言でつまみます。

つまんで落とす、つまんで落とす

作業はシンプル。
ひたすら目を凝らし手を動かします。

もくもくもくもく

最初はそんな作業
つまらなそうだな~って思ってたんです。

ですがいつの間にか
エゴマがどんどん可愛く見えてくるじゃないですか。

どうです?かわいい?

ちょっと色が違ったり
ちょっと形が違ったり
一粒ずつに個性があるんです。

もうそれが可愛くてかわいくて。

しかも!

この子たちは
2023年の酷暑を乗り越えた
ものすごいツワモノたちです。

あんなに大変な水不足と高温を乗り越え
命を種として繋いだ
超エネルギーが詰まった種たちなんですよ。

もうこれ
パワーフード以外の何者でもないんじゃないかと。

昨年の夏を思い出したら
もうあんたたちホントに凄いよ!って
感動してきちゃって。

エゴマ一粒一粒に
頑張ったね、ありがとう
思わず心の中で声をかけていました。

作業中もエゴマの爽やかな香りが
ふわっと鼻をくすぐり私を応援してくれるので

エゴマがさらに大好きになりました。

ほうら!かわいく見えてきたでしょ~!ねぇ!(プレッシャー)

こんなに温かくて豊かな気持ちを
教えてくれてありがとうエゴマちゃん!

エゴマの選別作業は
もしかしたら機械でできるのかもしれません。
(できないのかな?)

でもあえて手作業でやることの意味を
体感できた気がします。

自然を支配下に置いたつもりになっていますが
あくまで自然の恵みを分けていただいている私達。

エゴマ一粒一粒への感謝の気持ちから
生かされていることへの感謝へと
ありがた~い気持ちが芽生えた出来事でした。

もし、本当に農家さんたちが選別作業を
手作業でやっているとしたら
むしろありがたみが増し増しなんですけどね。

(現在未確認です)

エゴマの選別から学んだ人生を楽しむ秘訣

今回はエゴマの選別という
極マイナーな事例ではありましたが

この事例から

どんな作業も意味あるものに変えることができる

ということが分かりました。

ただの作業と考えたらツマラナイかもしれません。

ですが今回のようにただの選別作業も
ちょっと意識が変わるだけで

かわいい子供たちを愛で、感謝を伝える儀式

へと変わりました。

目の前の出来事をどう位置付けるかは自分で決めていい。

仕事も家庭もたくさんのタスクがありますが
それを文字面だけで処理するんでなく

この先、何を生み出しているか?

に意識を向けると捉え方も変わります。

あなたの今やっている仕事は

・誰かの役に立てている
・誰かを笑顔にしている
・会社を支えている
・日本を豊かにしている

などなど絶対意味があるはず。

せっかく楽しめる材料があるなら
楽しくしちゃえばいいじゃん。

どうやったら楽しくなるか?

そんな問いを日常に取り入れてはいかがでしょうか?

以上、生きるを愉しむ綺麗道がお送りしました~。

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