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【はじめてのどくだみ】虫さされ・かゆみ止め用チンキ作り

いよいよ梅雨。

梅雨入りする前に何とか作っておきたかったもの
それは

「どくだみチンキ」


「どくだみ」は
庭などに生える独特の香りを持ち
雑草扱いされている草。

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民間薬として用いられますが、
毒を抑えるの意味で
「毒矯め(どくだめ)」が変化して
「どくだみ」になったといわれます。

(諸説あり)


別名「十薬」
日本の生薬名ではこう呼ばれますが、
民間薬として用途が広く、
10の用途に使えるという意味合いで
その名がついたそうです。


雑草だと思っていたけど実はすごいものだった。

なんてよくある話。


《雑草は雑草にあらず》

なのだ。



私も例にもれず興味を持ちました。

今まで草なんて気にかけたことなんてなかったから、
どくだみがどこにいるのかわからない。



そんなときはばあちゃん。
(私から見ると義母)

「どくだみありませんか?」

「あるよ」



最近何かをしてみようと思うと、
大抵のものが庭や畑にあるので

「どんだけ許容範囲の広い家なんだ」

そのポテンシャルに驚くばかりです。



さて、はじめてのどくだみ。

「こんなところにいたのね」


2020出逢い

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目を向けていなかっただけで
いたんです。



ただ、何もなければ雑草として
引っこ抜かれる運命。

今回は「最近何かをはじめた嫁」のために
一肌脱いでもらうことになりました。


どくだみチンキは簡単3ステップ

集める
 ↓
洗う
 ↓
つける


だけ。

それなら私でもできる。




ただし
その日はまさかの30度超えの暑い日。

「梅雨が来る前にやらなくては」
強い想いに背中を押されどくだみを集めます。

隣のおじさんが通りすがりに「倒れるよ」
そんな声は気にしない。


「私は今 使命に燃えているんだ」(勝手に)



そして集まりました。

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花と葉っぱを分け、軽く水洗いをして乾かします。
あとは瓶につめてアルコールを注ぐだけ。


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瓶に入れると可憐な白いお花が
より一層
美しく見えました。


少女だった頃の私に
戻らせてくれるような
白い小さな花。


白という色は
何色にも染まっていない
純粋だった
あの頃を思い出させてくれる。


手仕事を通し
自分と向き合える
大切な時間を過ごします。


そこに今回はホワイトリカー(35度)を注ぎます。

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花のボトルはまるでハーバリウムのよう。


ふたを閉めて日の当たらないところに一週間。


1ヶ月以上置くと、
琥珀色になりさらに効果が高くなるそうです。


できたら
コットンにしめらせて塗る
ボトルに入れてスプレーとして
使えるそうです。

これからの時期に大活躍してくれそう。


今年は
虫刺され、かゆみに自然の力をお借りします。


え、化粧水や入浴剤としても使えるんですって!?

楽しみは広がるばかり。


【どくだみ】

また私の心の手帳に
新たな1ページが増えました。



今日も
楽しいことがたくさんありますように

綺麗道(きれいどう)


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