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『苦しかったときの話をしようか』 実践してみた

twitterで流れてきたこれが面白かったので実践してみた。


森岡さんの著書は『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』だけ読んだことがあった。

今回のキャリア論的な話はこちらに書かれているらしい。読みつつ、付箋ペタペタを実践してみた。


強みの分析

やり方は簡単。

まず100個好きなことを書き出す。名詞(「サッカーが好き」)ではなく動詞(「サッカーの作戦を考えるのが好き」)で書くのがポイント。100個も書くと重複してくるけど気にしない。


次に、

  • Thinking / 思考

  • Communication / コミュニケーション

  • Leadership / リーダーシップ

に分類していく。どれにも当てはまらないものは「その他」に。

一番付箋が多いものが強み。一番少ないものが弱み。


さあ、やってみよう。



100個書き出す

好きなことを100個書き出す

書き出した。がんばった。「考える」が多いのでThinkingに偏りそうな予感。


分類する

3つに分類

「Thinking / 思考」が圧倒的!


なんとなく予想していた通りだった。

むしろT以外に偏る人のを見てみたい。生きていれば四六時中考え事ばかりでは…?そうでもないのか…?


Tの人は…

典型的な趣味:Tの人は知的好奇心が満たされるものが趣味になっている
典型的な傾向:暇になると無意識に課題を設定して頭を使って遊んでいる

Tの人は与えられた情報だけでは満足しない。自分の頭を使わないと楽しいと感じないからだ。自分の頭を使わないと楽しいと感じないからだ。興味ある範囲でなんらかの"研究テーマ"を自分でセットして、それを考えること自体を楽しんでいるものだ。

苦しかったときの話をしようか / 森岡毅

言われてみればそうかも。

少子高齢化はなぜ起きているのかとか、大航海時代が始まったのはなぜだろうとか、生育環境が考え方にどんな影響を及ぼすかとか、なにかしら考えてばかりだなあ。

趣味が本屋さん巡りなのも、ストックしている課題を深堀りするための材料探しが楽しいからか。納得。


ちなみにCとLは…

C(Communication)

典型的な趣味:Cの人は人脈づくりが趣味のようなものだ
典型的な傾向:Cの人は総じてコミュニケーション能力と社交性が高いのが特徴だ

Cの人は、人が集まる会合や、初対面の人と会う仕事も苦にならない。人とすぐに仲良くなれたり、人とうまくやっていくことに子供の頃から培ってきた自信があるからだ。その自信が外交的で活発な社会生活を送ることを可能にしている。

苦しかったときの話をしようか / 森岡毅


L(Leadership)

典型的な趣味:達成感を味わうことが生きがいなので、趣味もその嗜好を反映したストイックなものが多い
典型的な傾向:Lの人は、とにかく挑戦することと、達成することが大好きだ

L属性の人は、集団の中でよく目立つボス的な存在で、人が集まればなぜかリーダー役を担うことが多い。そのリーダーシップの才能は統計的には子供の頃から発言することがわかっている。

苦しかったときの話をしようか / 森岡毅

うん、間違いなく私はC / Lではないな…



エンジニアはTの人が多いのではないかなあ。エンジニアの中では私はCが強めな自覚があったけど、こう見るとやっぱり圧倒的にTなのね。

達成欲が弱めなのが悩みだったのだけれど、Lの弱さを見るともう仕方が無い気がする。


Tの人に向いている職能

知的好奇心をガソリンにして考える力を磨き、より大きな結果を出す、その好循環でキャリアを作っていくのが基本戦略となる。

Tの人は、自分が考えて突き詰める対象に"興味が持てる領域"を選ぶことが何より重要だ。

苦しかったときの話をしようか / 森岡毅

これを見るに、自分を飽きさせない工夫をすればよさそう。正直プログラミング自体には強い熱意は無くて、でもお客さんや社会の課題を解決する手段としては興味がある。そのあたりをうまく結びつけていきたい。





T強め、C少し、L弱め。

だいたい予想通りだったけど、思った以上に極端だった。TとCがトントンかなと思っていたけど、意外にも圧倒的Tだった。

Tであることを意識するだけで、仕事への取り組み方が変わりそう。

まだ産休が始まったばかり。来年4月の復帰まで、交通や社会についてもっと勉強しておこうと思います。

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