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説明下手を克服したい話。

いきなりですが、私は「説明する」ことが、悲しいくらいに苦手です。
プレゼンも未だに苦手だし、とにかく人に伝えるということに自信が持てません。(ディレクターとして終わってるのでは…)
話している最中に「私は何を言っているんだ?」という思いが湧き上がりフリーズ。。。恐ろしい。。。
克服の為にプレゼン力に関する本とか読んでみても、綺麗に頭から抜けていきました( ˘ω˘ ).。oOなぜ?(仕事がままならないのでは…)
TEDを見ては、この人たちは一体どうしてこんなに話すのが上手いの。。。と嫉妬&自分に絶望でした。

でも最近、これはイイ!という本に出会ったので、そちらをベースに記事を書いていこうと思います。書いたらちょっとは身につくかなって、思ってね。

その本が「説明の一流、二流、三流」です。
私、「一流・二流・三流」という言葉が好きではなくて、手に取るのを躊躇してしまったんですが、好評価レビューが多かったので、えいや!と、買っちゃいました。

今回はその「説明の一流、二流、三流」を読んで、自分の中でこれは使えそう!というポイントをメモしていきます。
この本の良いところは課題に対して一流だったらどうするかを予測してみて、正解かどうかをチェックできるところ。
また、三流・二流だったらこうする、というところも書かれていて、自分はどの段階にいるのかもわかって面白いですよ。もちろん一流の説明のコツもしっかり書かれています。
後から読み返そうとした時に、目的の説明方法にすぐ行き着くことができる構成になっていて、振り返りにも便利です。

本書に合わせた形で、三流・二流・一流という言葉を使ってポイントを書いていこうと思います。
(自分がこの言葉を使うのに違和感はありますが…><)

「伝えたいことを絞る」

「一流は伝えたいことを絞る。三流は思いついたままを話し、二流は漏れなくダブり無く話す。」(私の苦手なやつです)
二流の漏れなくダブり無く、というのは話を整理する段階では大事ですよね。必要な情報が漏れていたり、同じ内容の繰り返しは避けたいところ。
ここまでは気持ち的にもなんとかやっておきたいのですが、説明の段階で漏れなく説明しようとするのは問題だそう。
例えば、情報が漏れなくたっぷりの情報量で記載された資料を配られたとして、それを全部読み上げられ出したら、頭になにも入ってこないですよね。
読めばわかることは飛ばしてほしい。
聞き手が聞きたい重要部分をしっかり伝えないと、飽きられてしまいます。

一流の場合、本当に伝えたいことに絞って話します。
資料を見ればわかるところは説明から飛ばし、重要な部分にのみフォーカスして説明します。「ここだけは絶対伝えたい」という思いが聞き手に届くように意識します。
(その重要な部分のフォーカスをどうしたらいいものか…勉強がんばります。)

「比べることでイメージさせる」

相手がそのモノをイメージできていないときの説明に使います。
三流はあいまいに説明(私ですよ)、二流は詳しく説明する。
例えば痛み止めを例にします。
「この薬、どのくらいで効くの?」という質問に対して、
三流「それめっちゃ良いよ!なんか1時間くらいには痛みが収まる」
二流「その痛み止めには●●●という成分がxxxmg含まれていて、その効果が△△△に作用して1時間後に痛みが収まるよ」
という説明の仕方だと、圧倒的二流への信頼感。
ただ、成分や含有量を説明されても聞き手に知識がなければ少しイメージしづらいところです。
一流の場合、他のモノと比べるということをします。
たとえば、「その痛み止めには●●●という成分がxxxmg含まれていて、それは★★★4個分の効果が含まれているんだよ」など(★★★は想像しやすい身近な食べ物やモノなどが望ましい)。ビタミンCだとレモン何個分、とか例えたりしますよね。このように上手に対比を使っていきたい。
「レタス何個分の食物繊維が1錠で取れる!」「以前のモデルより消費電率が50%改善!」など、比較することで聞き手がイメージしやすくなります。

「例え話をつかう」

前提知識がない人に説明する時に使います。
三流はうまく伝えられず、二流は細かく説明します。
二流の場合、質問に対しての知識は持ち合わせているため、説明はできるけれども、聞き手に知識が無いため伝わらないというネックがあります。
一流の場合「類否」(相手の知っている似たもので例える)を使います。
例えば、You Tubeの「スパチャ」ってなんなの?と年配の方に聞かれた時、「ディナーショーとかで渡すおひねりと同じです」と説明すれば理解してもらえますよね。
こういう、すぐに類比となるものを出せる人に、私はなりたい…
説明の上手な人のたとえ話って面白いですよね。

「相手の理解に合わせる」

人に説明する時に重要なのが、どこまで詳しく説明するか、というところです。(知識を持っている人に一から説明しても失礼だけど、どの程度の知識を持っているかわからないときとか、困ります…)
三流の説明はアバウトすぎて良くわからず、二流は説明のしすぎでくどくなる(?!)
一流の場合、最初に相手のレベルを把握しようとします。
●●については知っているか?相手が知らない場合はその部分にしぼって丁寧に説明します。
勉強の教え方と似ていて、最初にどこまで理解しているのか確認してからの方がわからないところに重点を置いて説明することができますよね。
相手によって何を説明したらいいのか、それを把握するのが一流のやり方だそうです!むん。

「図解で説明する」

例えば何かの手順を説明する時、三流は口で説明し、二流は分厚い資料で説明する。。。
例えば分厚い資料の場合、詳しいことは全て載っているものの、量が量なだけに読む気にならないですよね。かといって口頭で説明されても頭に入りません。
一流の場合、図解で説明します。文字だらけのものは読んでもらえないので、図解で示したほうが読みやすく理解されやすいです。
私の先輩がお客様にDNS切り替えについて図解で説明していたことがあったのですが、わかりやすく、お客様にきちんと理解してもらえたと思ったことがあります。
図やイラストは情報量も多くまとめることが出来て、伝わりやすいです。

と、このような感じ書いていきたいところですが、本のネタバレになってしまいそうなので、ぜひ気になった方は購入してみてください!
私は資料作成時や、プレゼン・打ち合わせ前に何度も読み返して頭に入れていきたいなぁ、、、と思っています。

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