私はあなたのママじゃない 〜産後クライシス〜

産後クライシスという言葉をご存知ですか?
産後、夫婦仲が悪化することを
表した言葉です。

産後には環境が一気に変わるので、
夫婦のすれ違い、イライラが募ると言います。

実は私も、産後クライシスと思われる状態に突入していました。

前々から思うところはありましたが、
一番大きなきっかけは、私の職場復帰。

夫は朝は早く夜は遅い仕事をしています。
私の育休中は、必然的に家事のほとんどを
私が行っていましたが、
職場復帰してからもその状況が
変わらなかったのです。

専業主婦であるなら文句はないのですが、
私もフルタイムの仕事をしているので、
夫婦の立場は対等です。
そのため、不平等であるように思えました。

そして、ついに私の不満が爆発。
夫は帰りが遅いことを謝ることはありましたが
具体的に何かをしてくれるわけではない。
謝るだけじゃなくて出来ることをしてほしい。

私はあなたのお母さんではない。

不満を伝えた翌日は休日だったのですが、
午前中から自主的にせっせと家事をこなす夫。

分かりやすい(笑)

でも、凄く嬉しかったです。

実のところ、忙しい夫に無理して
50対50にしてほしい訳ではないのです。
今の仕事を許しているのも私なので。

ただ、仕事仕事ではなくて、
家族にももっと目を向けてほしい。
気にかけてほしい。
そして、それを態度で示してほしい。

一緒に家庭を支えていきたい。
これが私の望みでした。

やっかいなのは、
自分がイライラしたり不満なのは
分かるのですが、
じゃあどうしてほしいのかは
なかなか自分でもすぐには分からないところ。

最初は夫に、
もっと早く帰ってきてほしいと
伝えていたのです。

でも、早く帰ってきても
家で仕事ばっかりしてたら
やっぱり悲しくなる。
じゃあ私はどうしてほしいのか?

夫に気持ちを伝えつつ、
自分は本当は何を望んでいるのか?を
自己対話をすることも大切。

そうして、ちゃんと要望を伝えたら、
妻を幸せにしたい夫は
お願いを聞いてくれるから。

プロポーズはこんな風にしてほしいと
お願いしたら、
その通りに叶えてくれた
夫の優しさを思い出しました。

そんなこんなで
我が家の産後クライシスは
一区切りを迎えた、かな?

男性と女性の考え方の違いも
あるのかもしれないです。

男性は仕事を頑張ることが
家族のためと思うけど、
女性はそれだと寂しくなってしまったり。

だからこそ、きちんと気持ちを
伝え合うことは大切ですね。

※この記事は夫の許可を得て投稿しています。

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