伊藤 文

食ジャーナリスト。作る人から使う人を繋ぐ「atelier DOMA」をパリにて主宰。共同経営者で庖丁専門家のマリナと、庖丁を中心に据えた発信を開始しました。www.affutagecouteaux.com @atelierdomaparis 東西融合新ワールドも研究開発中です。

伊藤 文

食ジャーナリスト。作る人から使う人を繋ぐ「atelier DOMA」をパリにて主宰。共同経営者で庖丁専門家のマリナと、庖丁を中心に据えた発信を開始しました。www.affutagecouteaux.com @atelierdomaparis 東西融合新ワールドも研究開発中です。

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    • 美食大国フランスから。週刊食関連ニュース

      フランスを中心にした旬でコアな食関連のニュースを、週刊でお届けします。有名シェフやホテル・レストラン・食品業界、流行のフードスタイル、フランスで活躍する日本人の料理人、日本企業、和食の動向まで。 在仏25年。パリを拠点に食ジャーナリスト、執筆家として、あらゆるメディアで活動しています。著作としては誠文堂新光社「パリ、カウンターでごはん」、翻訳書には中央公論新社「ロブション自伝」など。 2017年に食のキュレーション・メディア「DOMA」を創立。クリエイティブな視点や発想、確かなネットワーク、豊かなコミュニケーション力を生かして、日仏企業やクリエーターをサポート。未来に求められる循環する食環境やマーケットを、過去の遺産とヴィジョンを糧に開拓、創造することを目指しています。週刊マガジンでは、食関係者にとどまらない多くの方々の豊かな発想の源となるような、最新の食ニュースを抜粋してお届けします。

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      ロブション自伝 (中公文庫BIBLIO)

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      招客必携

      グリモ・ドゥ・ラ レニエール
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      パリ、カウンターでごはん: ひとりでも予約なしでも、おいしい食事とパリの魅力に出会える店

      伊藤 文,吉田 タイスケ
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      -パリの人気店が公開!- シンプルを磨く、フランス焼き菓子レシピ

      伊藤 文
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      料理革命

      エルヴェ ティス,ピエール ガニェール
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    祇園さゝ木さん@京都祇園 フランスの週刊フードニュース 2023.01.15

    今週のひとこと 年末年始の一時帰国中です。もう後半戦となり、離れがたさを感じる今日この頃です。仕事はもちろん、お年始のご挨拶のため、さまざまな方々を訪ね歩いた2023年の新春。 コロナ禍にてなかなかお目にかかれなかった大切な方々との再会は、心温まるものでした。多くの方々とのひと時と、いただけたお言葉、気づきは、語りつくせないほどです。 関西出張で、京都を発つ前に、祇園さ々木の店主・佐々木浩さんを訪ね、久々のご挨拶が叶いました。2019年の末、まさに新型コロナウィルス が確

      • 大晦日@卯の年、浦和の狛兎 フランスの週刊フードニュース 2022.12.31

        年の終わりのひとこと みなさま、2022年も大変お世話になりました。大晦日がこんなに早くやってくるなど、想像しておりませんでしたし、みなさまもそのようだったのではないかと思います。公私ともに予測をしていなかったことが起きた2022年。想像もしていなかった現実から、新しいことが生まれるのだなという実感も得ています。 年末年始は必ず日本で過ごすことにしていましたが、昨年はオミクロン株の発生で、急遽帰国を取りやめたという出来事から始まった2022年。今年は日本にて年末年始を迎え

        • 世界の最高峰レストラン1000軒ランキング「ラ・リスト」@パリ・オルセー河岸外務省庁舎 フランスの週刊フードニュース 2022.12.05

          今週のひとこと 世界の最高峰レストラン1000軒をランキングするガイド、フランス発の「ラ・リスト」。ミシュランからニューヨークタイムズ、トリップアドバイザーなど、世界中の600を超すガイドブックや信頼性の高いグルメサイトの評価を統合して計算し、世界すべてのレストランのランキングを行うものです。今年はモバイルのアプリケーションに、パティスリー部門も追加し、評価の高い店を検索できるというシステムも追加しました。 今年の「ラ・リスト」2023発表は、パリのオルセー河岸にある外務

          • ボルドーの銘醸ワイン「シャトー・パプ・クレマン」の生誕770年@パリ3つ星「ルドワイヤン」 フランスの週刊フードニュース 2022.11.24

            今週のひとこと パリ・シャンゼリゼ大通りにある3つ星レストラン「ルドワイヤン」にて、歴史的なボルドーの銘醸ワイン「シャトー・パプ・クレマン」の生誕770年を祝うイベントが開催され、垂直の試飲会と昼食会に参加するという僥倖にあずかりました。 「シャトー・パプ・クレマン」は、ボルドーで最も古いグラン・クリュの1つで、ペサック・レオニャン地区を代表するシャトーです。その葡萄畑は、1250年にド・ゴス家によって開拓され、最初の収穫は1252年。今年は770年目の収穫を迎えたという

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          • 美食大国フランスから。週刊食関連ニュース
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            文化としての日本酒@美食の都パリのステージ フランスの週刊フードニュース 2022.11.12

            今週のひとこと 秋はガストロノミーは切っても切り離せない季節。10月から立て続けに開催されたさまざまな食のサロンやイベントにこまめに足を運んできました。日本もアフターコロナの時代に入って、例えば日本酒の世界では、日本の蔵元さんご自身、あるいは自治体の方々がパリ、フランスの地方都市などのヨーロッパに訪れ、イベントを開催されることも相次ぎました。 造り手さんに直接お話をうかがえることは、滅多にないこと。パリにいらっしゃることで、客観的にこれからの抱負を新たにされている、そんな

            料理研究家、土井善晴さん@パリ・日本文化会館 フランスの週刊フードニュース 2022.10.17

            今週のひとことパリのエッフェル塔そばにある日本文化会館で、土井善晴先生による「和食文化を作る日本的概念」という講演会が開催されました。フランス在住の日本文化をお伝えする著名人の方々も多くいらっしゃり、会場は満席御礼。和食のあり方、フランス料理との違い、そして日本人の精神が料理を通して今後の地球にもたらすことができること、などを総合的にお話しくださり、非常に勉強になりました。ここのところ、和食、日本のこころについて、深く考える中で、土井先生より、新しい発見をたくさんいただいたこ

            ナニワ研磨工業の岩下貴志さん@atelier DOMA Paris フランスの週刊フードニュース 2022.10.10

            今週のひとこと1941年10月10日に創業した大阪市の「ナニワ研磨工業」さん。ナニワさんの営業を長年されている岩下貴志さんが、パリ12区の弊社で砥石に関する講義をしてくださいました。2019年の5月に弊社に来てくださってからの、久々の再会でした。 講義に参加してくださったのは、調理器具店として知られる「Culinarion」ブザンソン(スイスと隣り合うドゥー県の県庁所在地)店からいらしたお二人。今までも砥石による庖丁研ぎに非常に興味を持っており、弊社の包丁専門家マリナが教え

            オマールのスフレとカシス@39V Paris フランスの週刊フードニュース 2022.09.21

            今週のひとことシャンゼリゼ大通りから角地にあるルイ・ヴィトンの大きなブティックをセーヌ川方向に入った、ジョルジュ・サンク通りにあるレストラン、フレデリック・ヴァルドンが指揮するレストラン「39V」に久々に行ってきました。 39番地のゴールデン・トライアングルにある建物の最上階、フランスでいう6階。真ん中の中庭を囲うように建つ建物のフロアすべてがレストランスペースとなっているという贅沢な作りです。ドーナッツ状で360度にフロアがあるといった言い方のほうがわかりやすいかもしれま

            江戸前握り@成田空港・朝8時 フランスの週刊フードニュース 2022.09.14

            今週のひとこと日本での3週間の滞在はあっという間でした。久々のエールフランス航空を利用して、羽田ではなく、成田の発着です。羽田ですと確かに交通は便利なのですが、成田には馴染みのレストランがある。パリへ戻る前に、日本に後ろ髪を引かれながら、トンカツか鮨をつまみ、飛行機に乗り込むことを習慣にしていました。ということで、今回は久々の成田が楽しみに。ところが、パリへ戻る便は9時30発だったので、さすがに食べてからは乗れないかと諦めていましたが、便の出発時刻が10時になったという朗報。

            人間国宝とフランス国家最高職人章に思いを馳せて@淡路島 フランスの週刊フードニュース 2022.08.25

            今週のひとことこの夏、10日ほど前より、日本に一時帰国しました。日本はコロナ禍が止みませんが、ノンストップで活動しています。病弱な両親もいますし、フランスから持ってきた抗体検査キットで常時検査をしながら。自由に行き来をし、人と人との距離を自身で決められた以前の世の中と比べると、日常生活に制限が生じており、厳しさを感じざるを得ない今日この頃です。 フランスではすでにマスク着用は義務ではなく、地下鉄などの閉ざされた空間以外は、マスクをしていない人がほとんどで、ビュッフェを目の前

            トマトのコンフィのタルト@ブロワの古城を眺めるホテル・レストランFleur de Loire フランスの週刊フードニュース 2022.08.08

            今週のひとこと7月中旬から息をつく暇なく、フランスのあちこちに足を運んできました。コートダジュールから南仏、ロワール地方、サントル、ノルマンディ、パリ近郊エソンヌ。 その土地に生きる生産者、料理人たち、レストランやホテルで働く人々との出会いは、あるいは再会は、心温まるものでした。自然に向き合い、その土地で生まれる素材の味わいを、感動とともに伝えてくれる仕事には、感謝の気持ちが自然に湧き上がりました。 コロナ禍を経て、自然への敬愛をもって生きることは、フランスでも自然になり

            海洋資源について@仏コート・ダジュール フランスの週刊フードニュース 2022.07.24

            今週のひとことフランスコートダジュール、イタリアリヴィエラそばに来ています。フランスでも海洋資源について積極的に取り組む料理人が増える中、地中海でも、3つ星シェフが先導しています。大西洋側ではバカンス地であるラ・ロッシェルの3つ星シェフ、クッタンソーが声を大にして訴えていらっしゃるなど、地元の海洋生産者の方々との連携を強めており、そんなことも功を奏してか、ここ数年で状況がかなり好転してきました。 しかしながら、地中海側は、ヨーロッパとアフリカ、中東に挟まれているという閉じた

            コルシカ島のワイン生産者の巨匠アントワーヌ・アレナ@シェフたちに愛されるパリ11区のイタリアン フランスの週刊フードニュース 2022.07.08 

            今週のひとこと パリで月曜日のディナーというと、営業しているレストランが少なく、チョイスが難しいところです。そうした中だからこそ、良店との出会いは本当に嬉しい。先日は、友人がおすすめというイタリアンを予約してくれました。 あとでわかったことでしたが、フランスにおけるイタリアン事情を伝える専門誌「France Pizza」の編集長でイタリア料理を専門とするジャーナリストのCarole Gayetが、パリでオススメのイタリアンとして勧めてくださった店の1軒。 Caroleは

            フランス初、本格高級天ぷら店「天善」の新ジャガイモ@パリ・ルーヴル美術館そば フランスの週刊フードニュース 2022.06.29

            今週のひとこと パリのオペラ座・ルーヴル美術館界隈は、日本人街といわれており、さまざまな日系企業や和食レストランが集結しています。Sainte Anne通りは、まさにそんな店舗がひしめく通り。そこからオペラ大通りを挟んだ対岸、ルーヴル美術館近くに「ZEN(善)」という和食店があります。お店では、定食やカレー、丼もの、ちらし、握り寿司などと料理のバラエティが豊富で、価格帯と味わいのバランスが優れた優良店として、2006年の創業から日仏の多くの人から評価が高く、長く愛されてきま

            「エピクロス・アワード」@パリ フランスの週刊フードニュース 2022.06.22

            今週のひとこと 「Prix l'Epicures/エピキュール・アワード」は、2013年の開催来、フランスの食品マーケットにおいて、影響力を持ち始めています。今年ですでに9回目を迎え、その発表およびサロンが6月20日に開催されたばかりでした。 オンラインのB2Bマガジン「Le Monde de l’Épicerie Fine」が主催するアワードで、生産者とディストリビューターをつなぎ、生産現場とマーケットを活性化することを目的とするマガジン自体のあり方を示す、わかりやすい舞

            季節のフルーツのクランブル@Boulangerie L'Abeille 2022年パリ最高バゲット賞6位 フランスの週刊フードニュース 2022.06.14

            今週のひとこと 以前も紹介したことのある弊社atelier DOMA隣にあるブランジュリーは、春にリニューアルオープンを果たし、さらに腕を上げています。 リニューアルから小麦などの材料もすべてオーガニックとこだわり、今年、5月中旬に開催されたパリバゲット賞に挑戦していました。今年も上位で6位(2019年は7位)。 オーナーは、パン職人中国系のSangさん。長年真摯に取り組んで、今年リニューアルオープンにたどり着いた。一足飛びにしない姿勢も、信頼できます。 リニューアルでは、