マガジンのカバー画像

双極性障害の私が司法試験に合格する話。

421
2021年に双極性障害と診断された私が、2025年に司法試験に合格するまでの話を全部丸出しにする日記です。初めの頃は苦手な数字を克服するため小学3年生の算数ドリルをやっているよう… もっと読む
運営しているクリエイター

#躁鬱

双極性障害の私が司法試験に合格する話(1)私は双極性障害だけど司法試験を目指してる。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(1)私は双極性障害だけど司法試験を目指してる。

 突然、仕事に行けなくなった。

お風呂から出て、髪を濡らしたままぼーっとしている。私はこのあと何をしなければならないんだっけ?そのまま布団に入り、目を閉じるも、あれ、どうやって寝るんだっけ?当たり前にできた事ができなくなってしまった。始業時間まで、あと30分。いつもならもう家を出ている時間。どうしよう、間に合わない。涙しか出てこない。iPhoneを開いては消して開いては消して。職場の人に、なんて

もっとみる

双極性障害の私が司法試験に合格する話(416)今度、鬱になった自分へ。

鬱から生還。

毎度、鬱が終わると、次の鬱に備えて、自分へのメッセージをまとめるのだけれど。毎度、それを見ない、という...。だからあまり意味のない行為なのだけれど、それでも、まとめる。まとめておきたいから。メモ魔記録魔です。
 
これも毎度言っているような気がするけれど、顔が痛くなったらもう、活動やめましょう!顔、特に、メガネが当たる、鼻のあたり。痛くなります。もうそうなったら、メガネはずして、

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(199)スマホとの距離感。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(199)スマホとの距離感。

昨日も調子が良かった。
 
睡眠時間をしっかり確保できているし、質もいいと思う。スマホと接する時間もなるべく少なくすると眠りがいい感じ。
 
勉強をするために、スマホを閉じ込めておける【タイムロッキングコンテナ】なるものを買い、これが結構役にたっている。時間を設定して閉じ込めれば、その時間までロックがかかるようになっている。
 
実のところ、スマホ中毒だった頃、ドライバーでこじ開ける術も得てしまっ

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(194)新しい薬の副作用。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(194)新しい薬の副作用。

味覚が鈍感になった気がする。
 
いつも美味しく食べていたドトールのバームクーヘンが美味しくない。セブンで買ったおにぎりが美味しくない。
 
多分、新しい薬の副作用だろう。
 
だけど、食べ物の味については私は割とどうでも良いタイプ。誰と食べるかとか雰囲気とかで美味しさが変わるタイプなので、美味しいものが食べたい時は好きな人とご飯に行けばいい。
 
なんとなく、ぼんやり、した感じが続くけれど、悪く

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(193)体調の変化。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(193)体調の変化。

今回の鬱明けが少し、いつも違う。
 
毎度鬱開けは、台風一過の晴天のような気分。だけど今回は違う。まさしく曇天。良くもなく悪くもなく。なんだかフワフワ宙に浮いている感じがする。気力がないわけじゃない。でも、活力にみなぎるいつもの私が出てこない。
 
薬を増やしたことが一因かもしれないと思っている。精神科の先生に近々電話してみようと思う。
 
今回の鬱がそこまで深く落ちなかったのは薬のおかげだと思う

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(192)鬱明け。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(192)鬱明け。

11時26分、突然、鬱が明けた。

朝はいつも通り6時頃に目が覚めたけれど、布団から出られなかった。今日も一日こんな感じなのかと思いながら、鬱で寝込んで1週間が経つ。前回が3日で復活してるから今回は長いように感じたけれど、前回が特別だったんだと思う。 

部屋も散らかり、抜けた髪の毛がフローリングに散乱し、だけど、モップで掃く気も起きず、そのまんま。これを毎日当たり前にモップしたり、部屋を散らかさ

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(186)別人格。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(186)別人格。

鬱の時の私と躁の時の私は、別人格のように思う。
 
鬱の時の私は、躁の時の私を知らないし、躁の時の私は、鬱の時の私を知らない。
 
鬱の時の私も、躁の時の私も、両者を知るのは、唯一、私のみ。
 
面倒な三角関係のよう。
 
鬱の時の私は、布団に潜り込み、かろうじて死なないことができるだけの状態となり、司法試験の司の字も考えたくないというか考えられない状態となる。机に散らかるテキストを見れば見るほど

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(185)富士山に登ってきた。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(185)富士山に登ってきた。

勉強中、苦しい時、よく思い出すのは、登山の時の苦しさ。
 
どんなに苦しくても、立ち止まっていては、苦しみからは逃れられない。
 
山から降りるのか、登るのか、どちらかへ進まない限り、苦しみからは逃れられない。 
 
仮に降りるとしても、下りの道は、登りとは違う筋肉を使うので、登りよりしんどかったりする。しかも、諦めたという悔しい勲章付き。
 
どちらにしても苦痛を伴うならば、登った達成感を得られ

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(184)鬱の時は手を動かす勉強をする。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(184)鬱の時は手を動かす勉強をする。

調子良くなったかなと思って、自習室に来たけれと。まだ小さめの熊が背中にいらっしゃる感じ。本調子ではない。身体が重い。0.7倍くらいの速度で行動中。一休みに書いてみる。

しんどいとはいえ、かろうじて、手を動かすことはできるようなので。頭を使う勉強は避けて、ひたすら、模範答案を写し書きしている。

この勉強法は、多分、効率的ではない。でも、私はこの勉強方法、結構好きなのでしんどい時はこれをする。頭で

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(183)またまた鬱がやってきた。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(183)またまた鬱がやってきた。

また鬱がやってきた。

ここ最近の悩みは、顔が痛いこと。顎に力を入れたまま勉強に集中してしまうせいか、それが癖になって、筋肉疲労を起こしてるんじゃないかと思う。歯医者に行った時も言われた。「噛み締めすぎて、歯茎の骨が出っぱってきてる」って。常に舌の両サイドには歯形がついてるし、両頬も歯の形がくっきりついている。歯科医に言われるまでこれが普通だと思っていた。たまに謎に襲われる顔面の違和感や疲れ、痺れ

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(182)光を当てる場所を変えてみる。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(182)光を当てる場所を変えてみる。

最近、私。
自分のレベルが一段階上がったなと自負してる。

すごく大それたことのように聞こえていたらそれは違う。暗闇にいる時は苦しくて苦しくて仕方ないけど、暗闇抜けたら、なーんてことない。これが普通って思ってしまうから。今の喜びを書き留めておかないと!と急いでいる。感情は生物だからすぐに腐っちゃうもんね。

で。
何がどう一段階上がったか、という話。

それは、生き方が少し上手くなった、ということ

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(181)躁鬱は私が自分で作り出した説。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(181)躁鬱は私が自分で作り出した説。

先週、久しぶりに落ち込んで、寝込んでいた。勉強は全く全て辞めて、とにかく、何もしないことに集中した。
 
ただ、自分の中に巡る騒がしい言葉たちを外に出す作業に集中した。
 
紙に、自分の感情を、ひたすら書き出す。書き出す。書き出す。
 
その中で、ある発見をした。かなり自分にとっては都合の悪い、知りたくなかったことでもある。でも、それを探していたのかもしれない。
 
「私が自分で躁鬱を作り出してい

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(178)死にたい時はただ疲れてる時。

双極性障害の私が司法試験に合格する話(178)死にたい時はただ疲れてる時。

最近、自分の身体と仲良くなりつつある実感がある。ここのところ、深い闇に落ちてないから、このnoteの更新頻度が落ちている。これはいいこと。闇に堕ちると綴りたくなるのが最近は、そのエネルギーが全部、勉強に向いてる。
 
だけど今書いてるのは、なぜか。闇に堕ちそうだから。久しぶりにそんな気になってる。 
 
ふと、「死にたいなー。」って思う。だけど、私の「死にたい」は、疲れてるとか眠たいとか何にもした

もっとみる
双極性障害の私が司法試験に合格する話(157)

双極性障害の私が司法試験に合格する話(157)

朝。身体が重たい。まだ寝ていたい。そんな感じだった。だけど、起きたい私もいて。だから、起きたい私の言い分を聞くことにした。
 
すると、やっぱり想像していた通り。言い分を聞かなかった、寝ていたい私が襲い掛かる。だけど、無視をした。ひたすら、手を動かして、勉強に集中した。本来なら、眠気とかダルさは、身体の声として聞かなければいけない。それを無視するから、メンタルがやられてしまう。だけど、今日のは違う

もっとみる