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祖母とおでかけ。万葉集を詠む。
先日、近くに住んでいる祖母とおでかけ。万葉集の博物館「万葉歴史館」へ。孫と一緒に出かけると入館料が無料になる支援事業を利用してお得に。いろいろ展示を見て回るうちに…
「熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」
この和歌を見た途端、わっ!!と懐かしい気持ちに。高校の頃の古文を思い出した。額田王が詠んだ歌で「漕ぎ出でな」の強い意志が表れている感じが好きだ。
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(額田王)
紫草のにほへる妹を憎くあらば 人妻ゆゑに我恋ひめやも(大海人皇子)
そして、この2つの歌もお気に入りである。額田王と大海人皇子の2人の関係性を知っているからこそ、なんとも考えさせられるものがある。子どもの頃に家にあった漫画「天上の虹」(持統天皇の生涯を描いた物語)を読んでから、歴史上の人物で「持統天皇」「額田王」が好きで。また歴史を学びたくなるなぁと思ったり。
じっくり見学をしたあとは、コメダでお昼を。とってもいい日だった。
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