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間借り本屋さんのMyたな②~こんなご時世だもの、本だって除菌が必要よ?

タイトルをちょっと変えてみました。
漢字が多いなぁと思ったので、「My棚」→「Myたな」に開いて(ひらがなにして)みました。
「まいたな」も捨て難いので、そのうちまた変えるかもしれません。笑
タイトル決めって難しいですね。
(どっちにしても、大していいタイトルじゃないだろ)

❖ ひよりみ選書forビギナー

まずは、集まった約40冊を眺め倒します(笑)
見てるうちに、「やめといた方がいいんじゃない?(恐る恐る)」と訴えてくる本たちを抜き取ります。

って書いてますが、スピ的な感覚ではなくて……
▼  スーパーセンシティブ(いや、ある意味スピ的かもしらん)な本
▼  情報が古すぎて今や間違ってる認定された内容の本
▼  個人情報ダダ漏れな書き込みがある本(誰ぞのスリーサイズ書いた編み物のテキストとか・笑)
などです。

何度も古本市の経験があれば、それもまたレアみがあるのかもしれませんが、私たちは超ビギナー。
最初から飛ばすのはやめました。
まぁ、つまり、日和ました(笑)

❖ そんじゃ集めた本、搬入ですか?

いえいえ、某チェーン古書店に持っていく感覚とは、ちょっと違います。
これは私の勝手な感覚ですが……
古本市に出される方はきっとみんなやっている作業、本をキレイにする工程があります。
(やって、ます、よ、ね? やってない、の、かな?)

やはり、何十年も前に買った本、何度もくり返し読んだ本もあるので、そこそこ汚れています。
一度は人の手に渡ったものですからね。(古本がダメな方は、多分ここがダメ)

それを少しでも、次の方の手に安心して渡るように、汚れを落としたり、除菌したりします。

❖ 消しゴムとドーバーとジョアンの三刀流

強い汚れにはまず消しゴムで擦ってみます。
テープの残骸や部分的なくすみが取れて、結構これだけでも美肌になりました!

次にアルコール消毒液(ドーバーパストリーゼ)をティッシュに吹きかけて、ふきふき。

全体の除菌には、乳酸菌由来の手肌に優しい除菌液(ジョアン)を使いました。(手肌に優しいなら、きっと紙にも優しいだろう、希望)
本の表裏だけでなく、背表紙や天・地、小口と呼ばれる本を開く部分(一番手垢が付く)も拭き取ります。

カバーがある本は、カバーをはずして本体も拭きます。
その時に現れる、カバーと表紙のデザイン違いとかを発見するのが、また楽しいんですよね~。ふふ

拭き終わってみると、私の感覚なのですが、つるっと一皮剥けたような気がしました。ぴかり

❖ 小口を紙やすりで削るか問題

某チェーン古書店みたいな、手垢や焼けを取るために天地や小口を削るのは、手触りが悪くなるのでやりませんでした。
(チェーン古書店から買う分には良いのだけど、自分が売るなら手触りが悪い本は起きたくない)

あのキレイに裁断された小口に指を置いた瞬間の、ぴたっと吸い付くような、ふわっと柔らかいものに触れたような感覚が好きなのです。
(もともと、裁断面が荒いのは、それはそれでノスタルジックな感じで良い)

……完全に感覚で書いてるな……。汗

❖ どうしても消えないもの、それは

頑張っていろいろやってみても、やはり経年劣化で新品のようには行きません。
謎のシミとか、日焼けとか。(ホントに人間みたいだな)
そこも含めて、好きになってもらえたら嬉しいですね。
どんなに除菌しても、この子たちが経験した思い出は消えないぜ!キラン
ってことで。(なんとか上手いこと言おうとした気まんまん)

❖ 次回のマイたな

この続きは、
間借り本屋さんのMyたな③~スリップとVLOOKUP
をお送りします。
いつになるかなー?(お決まりのキャッチフレーズになったらしい)

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