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コーチ混在

昨日からの歯痛が止まない
これで病まないか不安である

少し気が紛れるかと思って
ゴルフの練習に逝くことにする

ミスターセンクスの練習場は
近所にある打ちっぱなしであるが
美女ともやりっぱなしのセンクスだから
打ちっぱなしは爽快なのである

ゴルフ好きの叔父となんとなく時間をあわせ
だいたい隣の打席で打っているが
ベテランゴルァの叔父が色々なアドバイスをくれる
フォームだとか打ち方のコツだとか
ミスターセンクスが少しまともになってきたのは
叔父の御尽力に尽きるところがあると思う

ベテランゴルァ!の叔父には
何人ものゴルフ仲間がいて
練習場に行くとたくさんの仲間に会う

センクスが甥っ子だということがわかると
叔父の仲間がよく声をかけてくれる
美女が声をかけてくれることはなく
大抵60代とか70代のおじさんである

軽トラの荷台いっぱいくらいの打球を打てば
一人前のゴルファーだと毎回いう人がいるが
それが何球なのかは一向にわからない

そしてたまに来るコーチングおじさんがいる
そのおじさんは時間があると必ず
ミスターセンクスにゴルフを教えてくれる

謙虚に受け止めるようにしてはいるのだが
叔父に教えてもらうことと
オジコーチに教えてもらうことが
必ずしも一致しているとは限らないのである
そうしてセンクスは迷い
スイングは迷宮入りしていくのである

しかしセンクスが分かっていないだけで
改善しようと教えてくれている課題は同じかもしれない
言い方や治し方が違うだけである

つまり最後に頼れるのは自分の感覚なのだが
ポンコツのうちは全てのコーチのアドバイスを
スポンジのように吸収すべきだろう

そうしてセンクスの肉体は
バラバラになっていくのである

ぎゃぁーーー!!!

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