23時のパトランプ
YOASOBIみたいなアーティストが流行っているらしく
夜に駆けてみたのである
23時の家路
スターバックスから10分もかからない道のり
アバ子の窓を全開に開けて
ちなみにアバ子のマフラーは4本出しだ
レコードモンツァという名前がついている
マフラーに名前をつけるなんて狂っている
右に2本左に2本
普段は外側2本はバルブが閉まっている
マフラーなのに閉じてるってなんやねん
そう思う全国民の皆様に説明するが
バルブを閉めておかないとうるさくて仕方ないのだ
エンジンの回転で3000あたり
排気圧が上がるとそのバルブは開き
公害レベルの官能的騒音を奏でるのだ
帰路は狭いのであまりスピードが出ないのだが
2速とか3速で高回転ひっぱり気味に走ると
圧倒的なブースト圧と
官能的なマフラー音で
ミスターセンクスはいつでも昇天できる
そんなわけで昇天していたら
バックミラー越しにパトランプが見えた
昇天していて気づかなかった!
後ろにパトカーが走っていたのだ!
ミスターセンクスは昇天から賢者タイムをこえ
平然としたツラに戻ったが
ときすでにお寿司!
ミスターセンクスとアバ子は
パトカーに止められてしまったのだ!!!
右ハンドルだと思った警察の方は
アバ子の右側から近づいてくるが
ミスターセンクスは左側にいますYO!
警察の方はミスターセンクスを見て一言
なんかスピード速すぎじゃなぁい??
じゃなぁい?
なぜこんなにオカマ口調なのだろうか
23時のパトランプ
中から出てきたオカマ口調の警察官
これはヤバみである
警察の方が言いたかったことは
スピードは測ってないけど早く見えたから
注意だけさせてくださいということだった
いやいやそんなことアルノカヨ?と思ったが
確かにスピード自体は出ていなかった気がする
昇天していたから正確にはわからない
しかしこういった注意は何かの暗示であることが多い
このご指摘をありがたく受け止め
運転には気をつけていきたいと思う次第だ
警察の方には色々な意味でセンクスである!
敬礼!
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