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Bokeh

ぼかぁー君がすきだなぁー
特にそのふくよかなぼでーラインがいいよなぁ

加山雄三の話ではない。

このボカァーこのボカー
本日びっくり昇天してしまったのは、
写真でよく使うあの「ボケ」が
世界共通語だったということである。

英語でいえばOut of focusと表現するのが妥当であるが、
日本で使われていたボケという言葉がいい感じじゃんということで、
わりと昔からBokehとして市民権を得ていたようである。
しかしBokehという単語は英語圏の人にとっては発音しにくいらしく、
ボカーになってしまうとのことだ。

そもそもボケとはなんなのだろうか。
ミスターセンクスはこのボケナス!とよく言われるし、
漫才においてもボケとツッコミなんて役割があったりするし、
確かボケという植物もあったような気がする。
おじいちゃん!ボケちゃったのおじいちゃん!!

日本においてボケの活用域はとても広い。
呆けからボケとなっている説が濃厚のようだが、
総じてなんだかはっきりしないことを言うらしい。

ちなみにボケナスについてだが、
なんだか色がはっきりしない色のナスを表現するらしく、
なかなかひどいDisりワードである。

写真で言えばそれは被写界深度の話であり、
テクニックの話である。
手前の美女にピントを合わせ、後ろの背景をぼかすことで、
その美がはっきりくっきり表現されるというものである。

日本語が世界標準語になるというパターンはいくつかある。
それはとても名誉なことである。
しかしボケについては、
発音までもはっきりしない感じで伝わってしまったようだ。

ボケナスとしてグレーを認めながら生きるスタンスは好きだが、
必要な時には誰よりもピントを合わせられる人間でありたい。
必要な時とは、美女の局部と対面するときに他ならない。

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