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空間的余裕とラグジュアリー

今朝スターバックスに行って何に驚いたかといえば、
椅子が半分くらい撤去されていたことである。

朝一番のタイミングではほとんどお客さんもいないこともあり、
非常に閑散としたその風景に、
椅子泥棒でも入ったか?と感じたのは言うても言うまでもない。

コロナ対策の一環で、
席と席の感覚を1メートル以上離すべしというお達しが達し、
今日から席数を減らしての営業なのだと言う。

毎日のように行く店の風景が違う。
いつもの席に座っても、隣の椅子との間がものすごく空いている。
異様なこの雰囲気に昇天気味のセンクスであった。

最初は寂しささえ感じていたのだが、
不思議なものでだんだんとラグジュアリーを感じ始めた。
ランジェリーとラグジュアリー、
どっちが好きかと言われればちょっと悩んでしまう。
ミスターセンクスなんだからランジェリーだろうとお思いか。
悩むくらいラグジュアリーも好きなのである。

ラグジュアリーランジェリーなんて言われたら昇天が止まらないだろう。

ラグジュアリーとはつまり贅沢であったり、豪華であったりする様である。
ランジェリーとはつまり下着である。

この状況でいうラグジュアリーは贅沢を指している。
一般的な飲食店と比較して、空間の占有率がずば抜けており、
それが贅沢さを醸し出したかもしれも下ネタである。

言うなればドンキホーテとエルメスの差である。
ドンキホーテの店舗にも、エルメスの店舗にも良さはある。
ラグジュアリー度合いで言えば圧倒的にエルメスであるが、
親しみやすさであれば間違いなくドンキである。

つまりいつものスターバックスであっても、
空間を広くしたり狭くしたりすることで
顧客に違った印象を与えられるということなのである。

空間デザインに精通しているわけではないが、
おそらくターゲットや商品によって
そのレイアウトや感覚も変えていくのがデキる空間デザインなのだろう。

そんなことを考えていたら、空間デザインにも興味が湧いてしまった。
美女と世界中のラグジュアリーホテルを巡り、
鈍器で自らの頭を殴りながらウイスキーを一気飲みした後に、
机に向かっておベンキョーしたい内容である。

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