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強行突破は立派な戦略

ミスターセンクスと同僚のAさんは、先日の強行突破の話をしていた。
上司を華麗にスルーして企業トップに直談判したその企画は、
なかなかの成功を収め、今までの常識を変えつつある。

リーマンパラダイスで暮らす我々にとって、
強行突破する奴は身勝手な奴であり、
迷惑な存在である。

なのでセンクスは情熱を抑えられなくなった時にのみ、
強行突破することにしている。
情熱を抑えられないということは、
センクスの全感覚がやるべき!と反応するその時であり、
そこに存在するリスクは全て自分で負う覚悟で挑む。

マンガ「キングダム」博士であるAさんは私の強行突破話を聞き、
「センクスさん、強行突破は立派な戦略ですよ」と言った。

キングダムは紀元前3世紀の古代中国の春秋戦国時代末期を舞台にして、
後の始皇帝となる秦王政と、
秦の武人である主人公・信の活躍を中心に描かれている中国時代劇である。

と言われても、
三国志さえろくに読んだことがないセンクスにはチンぷんかんぷんなのだが、
今でも語り継がれる戦略とは、戦国の時代に生まれたものなのだそうだ。
つまりキングダムにはストラテジーが詰まっているとAさんは熱弁する。

強行突破は立派な策です
実戦では敵も知恵を絞る故
実際のところ
奇策だけで勝利するということは
ほとんどない

最終的な一手は
必ずと言っていい程
“強行突破”です

要はその一手を
いつどこで使うかが
問題なのです

物語に登場する氷鬼さんが言った名言なのだそうだ。
氷鬼さんがどんな人なのか全く知らないが、
名前からして怖そうである。

相手も考えているから、奇策であったとしてもそれだけで勝つことはできない。
最終的な一手は強行突破、つまり力づくで決まると。

力づくという言葉に戦略性は全く感じない。
そうなれば強行突破させるそれは、直感なのかもしれない。

頭だけではだけで感覚が鋭く無くてはいけないのだ。
深いいね!氷鬼さんである。

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