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月曜日はウンジャラゲ

火曜日はハンジャラゲ
水曜日はスイスイスイ
木曜日はモーリモリ
金曜日はキンキラキン
土曜日はギンギラギンの
ギンギラギンの
ギンギラギンのギン
日曜日はランラランラランラン

ウンジャラゲのハンジャラゲ
スイスイスイのモーリモリ
キンキラキンのギンギラギン
ランラランラランで1週間

ウンジャラゲなんて日本語は当然なく、
これはオノマトペである。
オノマトペなのか?
オノマトペは擬声語・擬音語・擬態語で分かれるが、
ウンジャラゲは状態なのだろうか。
それともいびきのようなものなのだろうか。

この曲もテリーとドリー同様、
ミスターセンカスの頭の片隅に何十年ととどまり、
突然、幾度となく蘇ってくる歌である。

改めて文章で書いてみると、非常に美しいのである。
この美しさがわかるだろうか。
それを言い表せないミスターセンクスは、
この美しさを全くわかっていないようである。

土日に向かい気分が高揚する感じをオノマトペだけで表現している。
ウンジャラゲとギンギラギンではテンションが違うのである。
これをEDMのビートに乗せたとしたら、
間違いなく土日の部分でドロップを持ってくるであろう。

最近造語症が悪化しているサルバドール・ヱビに伴奏させ、
世界の美女たちと高らかに歌い上げたい曲である。
そういえばオノマトペはどの言語にも属さないので、
ボーダレスである。

世界の公用語はウンジャラゲのハンジャラゲになっても
過言ではないのである。

今日はハンジャラゲである。
いやーまだハンジャラゲだわー
スイスイとモリモリとキンキラ残ってるわー
みたいなダメリーマン風のセリフであっても、
少しの面白さを帯びるのである。

いやーそれにしても懐かしい。
懐かしいのに印象に残るのはオノマトペセンスの恩恵であり、
オノマトペセ○クスにセンクスである。

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