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あなたに必要な「たった一人の味方」(#連載85)

▼前回の連載note記事




「キミがあーだこーだ言おうかこの(公務員)業界は枠があるからね」


2012年当時、シルバーのメガネの耳かけの部分を唇に押し当てながらヘラヘラと笑いながらそう言ってきたのは髪型横分け、身体も目も細めの50代の上司でした。


今でこそこの人に対して、

「きっとこれまで公務員の業界の枠にとらわれて前向きに物事を考えられなくなったんだな」

と客観的に思えますが、その当時はかなりイライラしていました。というのも、ぼくは学生時代からイキイキと働いているオッチャンに出会うことがほぼなかったからです。


親も先生も

「仕事=我慢」

という感じだったし、

「大人はこういうもんなんだな」

と諦めていたというのが正直な感想です。


だからこそ、29歳の時に人生の師匠と思える上司に出会った時の衝撃は忘れられません。


「ええことやってんねんから胸張れ!」

と自分の仕事に誇りを持って前向きに働く50歳の師匠。


イキイキと働き今よりも良い世界を次世代に残していこうとする前向きな姿がすごくカッコよかった。


しかし、公務員には人事異動があり師匠と一緒に働ける期間は終了。お別れの時がやってきました。


「ええか?ここからはお前がやるんや。ええな?俺の後任がどんな人でも関係ない。お前が、やるんや」

その後の上司が冒頭のセリフを言ってきた人でした。


「新規事業を考えてみました!」
「こんな風にやりたいです!」

と伝えると、

「まぁまぁ・・・そんなに頑張らなくてもいいじゃないですか・・・」

そう答える姿に、ぼくのモチベーションは一気に下がったのです。


その時の支えとなったのが、

「自分の人生を自分で決められる人を増やし、自殺者を減らしたい」

という当時のぼくの人生の目的でした。


このメガネの上司が、特別ネガティブなわけではなく

「もう50歳だから」

とか

「あと何年で退職だから」

と言う人は少なくありません。


ぼく自身もそうで、公務員を辞めたのは35歳の時。正直、個人事業主になるには遅いのかなぁと思っていました。

しかし、人生をリスタートするのに遅いとか早いとかありません。


先日、フリーランスになってから仲良くさせてもらっているシンドウトシキ(@toshiki17_mac_s)(トシちゃん)がこう言ってました。

▼トシちゃん
「ハルさん、ぼくは人生はいつからでも、何歳になってもやり直せると思ってます」


▼ハル
「その話聞きたいな」


▼トシちゃん
「ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダースって知ってますか?」


▼ハル
「あの白い像になってるおじいさんやんな?」


▼トシちゃん
「はい、カーネルサンダースって元々やっていたカフェが火災でなくなって借金が残ったんですね。それから65歳であのケンタッキーフライドチキンをやろうと決意したんですよ。それからフランチャイズ契約をしてくれる人を探して、、、1000回以上断られ続けてもあきらめないでやったからこそ、みんなに愛されるケンタッキーフライドチキンを作れたんです。ぼく、この話すごい好きで、年齢を言い訳にしたらダメだなぁって思うんですよね」


あなたも何かに挑戦していて、周りの人から

「あの人もういい歳なのに恥ずかしいよね」
「いつまでも夢みたいなこと言ってるよね」

というように言われているかもしれません。


自分自身でも

「確かに今から始めるのは遅いのかなあ」

と感じているのかもしれません。


でも、自分より年上の人で頑張ってる人のストーリーを聞くと
「無理じゃないな」と思えてきませんか。結局のところ、あなたのように行動している人の存在や活動は、人々を前向きにしています。


「どうせ無理だよ」

と言われても、あなたが目標を成し遂げる可能性はありますし、あなたの活動に勇気づけられる人は必ずいます。大事なポイントは自分自身が自分を信じてアクションを起こせるかどうか。

これまで失敗経験があって一歩を踏み出せない気持ちもすごくわかります。


今、ぼくはそのメンタルブロックを取り外したり、「まだまだな自分」を受け入れて「これから何ができるか」を前向きに考えていける「自分を知る学校」のカリキュラムを全力で作ってるところです。


しかし、「自分を知る学校」内ではカリキュラムを出しているものの、
学校外では出せていないのでかなり停滞感を感じて辛い状態です。

正直いうと、もっと応援してもらいたい。そう思いながら布団を被って動けない時もあります。

でも、応援してもらえるのが当たり前ではない。がんばっているのは自分だけじゃないから。


そういう時こそ、

自分が自分の一番の味方であることと、

人生の目的を見失わずに

行動していくことだと思います。


一緒に活動していなくてもコミュニティが違っても、一緒に頑張っていきましょう。



ここからは、「どうせ無理だよ」とか、「やっても無駄だよ」と否定された時に自分を強く持つために必要なことを、note購読いただいているあなたにシェアしていきたいと思います。



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5分で信頼を築く人生ストーリー記事制作

# 18  自分を正しく知ることのメリットって?



▼連載:第1話




「どうせ無理だよ」とか、「やっても無駄だよ」と否定された時に自分を強く持つために必要なこと

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948字
・公務員を辞めてフリーランスとして生きる上での在り方のお話 ・ライティングや、仏教哲学、心理・脳科学に関するお話 ・人生のゴール「チャレンジを応援しあえる世界の実現」を応援できる ・まだ世には出せない話、ハルの心の中の考えを知れる

ストーリー制作専門のWebライター、カウンセラーとして、「チャレンジを応援しあえる世界」を実現することを目指す、水樹ハルのnoteマガジン…

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