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#79 「なんでもいい」では、幸せにはなれない【自己決定力の必要性】

▼前回のnote記事



小学生低学年の頃の話です。

先日、ふと思い出しました。


毎朝、母が、

今日夜ご飯何食べたい?

と聞いてくれていました。


でも、ぼくは、

「なんでもいい」

と答えていました。


すると母は、

「そうか」

と答えました。


学校から帰って部屋で漫画を読んだりゲームをしていたら、、、20時頃になると、

「ご飯やでー!」

と母が呼んでくれるのでリビングに向かうわけです。


すると、高野豆腐と水菜と牛肉を醤油ベースの出汁で煮たところに卵でとじるような鍋が出てくることがありました。(父はこれとビールを飲むのが好きでした)


それを見てぼくは、

「チキンナゲットだとか唐揚げが食べたかったなぁ」

と思っていました。

でも、それを正直に言えなかったんです。

そんな子どもでした。



家族でご飯食べに行く時も、

「どこに行きたい?」

と言われても、

「どこでもいい」

と答えていました。


すると、よく行ってた居酒屋とか、食堂みたいなところになるんですね。


そしたらぼくは、

「えー・・・またそこ?」

と思っていました。


自分で決めないくせに、「こんなのどう?」と言われたら「微妙だなぁ・・・」と思うんですよ。

めちゃくちゃうっとうしいですよね?

すげえ嫌なやつだったと思います。

「自分で決める」ってことを放棄していたんです。



自分の気持ちを伝えることがめちゃくちゃ苦手だったんです。常に周りの目が気になっていたので・・・内に秘めるタイプだったんですよね。


そしてそのまま、18歳になり

「進路どうする?就職は?」

となった時も、

「ミュージシャンとか美容師になれたらいいなぁ」

と思っていたものの、言えないんですよ。


ずっと気持ちを言わない習慣があったので、、、そんな人生の一大イベントで言えるわけがないんです。そんな自分を変える術も知らず、親以外に向き合える大人もいない。


「安定しているし、公務員を目指す」

と言ったら応援してくれたし、合格したら喜んでくれました。でも実際、働いたら楽しくない。仕事に関しても自分で決めないくせに文句を言ってるわけです。


しかし、そんな性格の自分も終わりを迎えます。

それが、公務員8年目の上司であり、「人生の師匠」との出会いでした。


「お前はどうしたいんや?」

職場でも出張中でも飲みに行った時も、こう問いかけてくれました。


「お前はどうしたいんや?」

と問いかけられ続けることがなかったですが、聞かれるたびに考えるようになり、、、

「自分はどうしたいんだろう」

と考え続けた結果。。。


「自分で人生を決められる自分になりたいです」

と伝えたところ、

「ええやん」

と受け止めてくれました。

それが29歳の時です。


やっぱり、人生は自分で決めないと楽しくならないんですよ。

神戸大学と同志社大学の調査結果によると、幸福度を決める要因の第3位「自己決定」ということなんですね。

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しかし、ぼくら日本人は、この「自己決定力」が国連から指摘されるほど弱く、、、

「まぁいいか」
「とりあえず」
「なんでもいい」

というように、決めることを避ける習慣があります。


でも、ぼくは自分で決めるようになってから人生がすごく楽しくなりました。そして今はこの「自己決定力」を高めるカリキュラムを作って「自分を知る学校」を運営しています。

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何より18歳の頃の自分がこの「自己決定力」を高める方法をわかっていたらもっと人生楽しかったのかなぁと思うんです。

なので、今の就活生や、やりたいことがわからない人に向けて、1人でも多くの人が自己決定力を高められるカリキュラムを届けていきたいです。


そういう想いがあるので、就活生や、やりたいことがわからない人向けの、「自分を知る学校」のカリキュラム第1学期の全10回は、全て無料で公開しています。

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なので、やりたいことを見つけたいなぁという人はもちろん、あなたの大切な人が「やりたいことがわからない」と悩んでたり、迷っている場合は無料なのでシェアしていただけるとうれしいです。



2020年11月9日

ハル



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▼連載:第1話

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・公務員を辞めてフリーランスとして生きる上での在り方のお話 ・ライティングや、仏教哲学、心理・脳科学に関するお話 ・人生のゴール「チャレンジを応援しあえる世界の実現」を応援できる ・まだ世には出せない話、ハルの心の中の考えを知れる

ストーリー制作専門のWebライター、カウンセラーとして、「チャレンジを応援しあえる世界」を実現することを目指す、水樹ハルのnoteマガジン…

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