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  • 槇修子とはなんだったのか(なぎさボーイシリーズを通読して)

    氷室冴子の三部作「なぎさボーイ」「多恵子ガール」「北里マドンナ」に共通する敵役?マドンナ?槇修子について今更ながら考えてみようというものです。

  • マケインについて思うこと(ガガガ文庫)

    ガガガ文庫から出ている「負けヒロインが多すぎる!」(略称マケイン)というラノベについて、田舎のおじいがまったり感想を書いてます。

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マケインについて思うこと。第1回 第1巻前半を中心に

1 はじめに 「負けヒロインが多すぎる!(略称「マケイン」)」というライトノベル小説について、感想は読書メーターにすでにあげたが、どうも書き足りない。 というか…

淡雪
2年前
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なぎさボーイについて考える。その4

https://note.com/awayuk/n/n8b57ad71a8ea 1 おわび すいません、体調不良のためずっと更新をさぼってました。あとここのエディタの使い方も忘れてしまって使いこなせま…

淡雪
2年前
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なぎさボーイについて考える。その3

1 まずはお茶菓子でもけっこうシリアスなドラマが続くので、お茶菓子としてどらやきを用意しました。ちょっと一息いれてください。 もともとはマケインの文芸部の左右ゲ…

淡雪
2年前
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なぎさボーイについて考える。その2

1 膠着の打開、あるいは松宮のおせっかい先に謝ります。今回も長いです。あとほとんどあらすじです。なぎさボーイ既読の方はごめんなさい。一応合間合間に少しだけ考察入…

淡雪
2年前
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なぎさボーイについて考える。その1

1 今回はマケインおやすみ今回はマケインはおやすみ。マケインの参考にと思って「なぎさボーイ」について書き出すと全然まとまらない。とりあえず全3回くらいの予定だけ…

淡雪
2年前
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マケインについて思うこと。第3回 まだまだ続けたいけどちょっと寄り道させてね 僕は友達が少ない編

第1回の記事はこちら 第2回の記事はこちら 1 気分転換 前回はかなり自由気ままな考察(妄想)をくりひろげたので、今回は気分転換にマケインの参考となるラノベ「僕…

淡雪
2年前
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マケインについて思うこと。第2回 1巻についてまだ語ってないこと

第1回はこちら 1 まだまだ語り足りない マケイン1巻についてさんざん書いたようで、実は後半部分については何も書いていない。 あまりネタバレになることばかり書い…

淡雪
2年前
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マケインについて思うこと。第1回

第1巻前半を中心に

マケインについて思うこと。第1回 第1巻前半を中心に

1 はじめに

「負けヒロインが多すぎる!(略称「マケイン」)」というライトノベル小説について、感想は読書メーターにすでにあげたが、どうも書き足りない。
というか、人の感想読んでも、なんかもやもやしたものがずっとたまってきているので、せっかくの機会なのでだらだら書き連ねる。
ようするにマケイン中毒者の妄想なので、わかる人だけわかればいいです。

書いているうちに長くなりすぎたので、今回は第1巻を中

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なぎさボーイについて考える。その4

なぎさボーイについて考える。その4

https://note.com/awayuk/n/n8b57ad71a8ea

1 おわび すいません、体調不良のためずっと更新をさぼってました。あとここのエディタの使い方も忘れてしまって使いこなせません。とりあえずベタテキストでアップして直せるようでしたら後日直します。

2 夏、テニスコートのめぐりあい 夏休みも近いある体育の授業。男子は野外バレー、女子はテニス。
 多恵子が数人勝ち抜きをき

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なぎさボーイについて考える。その3

なぎさボーイについて考える。その3

1 まずはお茶菓子でもけっこうシリアスなドラマが続くので、お茶菓子としてどらやきを用意しました。ちょっと一息いれてください。
もともとはマケインの文芸部の左右ゲーム用(分かる人には分かる)に買ったのですが、どら代ちゃんは女の子なのでエントリーできません。そのため、桃(太郎?)と一緒にリタイアとなりました。
それでは、なぎさと槇修子の過去回想再び参ります。

2 二人の過去(セカンドインパクト)中学

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なぎさボーイについて考える。その2

なぎさボーイについて考える。その2

1 膠着の打開、あるいは松宮のおせっかい先に謝ります。今回も長いです。あとほとんどあらすじです。なぎさボーイ既読の方はごめんなさい。一応合間合間に少しだけ考察入れてまだまだ続きます。

槇修子との膠着状態(隣の席にもかかわらず、槇が昔の約束?を守ってなぎさを無視するのでなぎさも槇を無視さぜるをえず精神的につらい)という膠着状態を打開したのは、意外にもおじゃま虫の自称友人松宮だった。
高校に入学して

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なぎさボーイについて考える。その1

なぎさボーイについて考える。その1

1 今回はマケインおやすみ今回はマケインはおやすみ。マケインの参考にと思って「なぎさボーイ」について書き出すと全然まとまらない。とりあえず全3回くらいの予定だけど伸びるかも。

「なぎさボーイ」は氷室冴子作の少女小説(ここあとでテストで出すよ)。
1984年9月コバルト文庫。
続編(厳密にいえば違うがそれはあとで)の「多恵子ガール」は1985年1月同じくコバルト文庫。当初から連続して出す予定だった

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マケインについて思うこと。第3回 まだまだ続けたいけどちょっと寄り道させてね 僕は友達が少ない編

マケインについて思うこと。第3回 まだまだ続けたいけどちょっと寄り道させてね 僕は友達が少ない編

第1回の記事はこちら

第2回の記事はこちら

1 気分転換

前回はかなり自由気ままな考察(妄想)をくりひろげたので、今回は気分転換にマケインの参考となるラノベ「僕は友達が少ない(略称「はがない」)」についてごく簡単に考察してみる。
なお、超有名ラノベでアニメにもなっているし、めんどいのであらすじとかキャラ紹介とかかかない。こことか参考にしてみてね。https://dic.pixiv.net/a

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マケインについて思うこと。第2回

1巻についてまだ語ってないこと

マケインについて思うこと。第2回 1巻についてまだ語ってないこと

第1回はこちら

1 まだまだ語り足りない

マケイン1巻についてさんざん書いたようで、実は後半部分については何も書いていない。 あまりネタバレになることばかり書いてもしかたないのだけど、2巻を考察していくのに必要な範囲でふれていく。

2 「そーゆーとこ」温水に対するマケインたちの評価としてかかせない「そーゆーとこ」。
1巻では83頁、108頁、166頁、188頁に出てくる。他にもあったらごめん

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